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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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鹿児島市 志布志市 視察報告 H22.11.8-9

視察・研修報告 |

視察テーマ:
鹿児島市 ①
新・郷中教育推進事業について
                       ②子育て支援施設「りぼんかん」

志布志市 ①たちばな保育園 ヨコミネ式教育法について 

11月8日、鹿児島市役所を訪問し放課後子ども教室推進事業(新・郷中教育推進事業)についてヒアリングをさせて頂きました。

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同事業は吹田市でも行っていますが、
二つの市の大きな違いは鹿児島市は(78校中9校)事業を月曜日から金曜日までと毎週第二土曜日に行っていることです。

 

具体的な活動は、
①学習活動(授業形式ではなく)、②レクリエーション活動、③交流活動(地域交流、創作活動:主に土曜に)、④文化活動(音楽鑑賞、
史跡めぐり)などです。

対象年齢は小学校4年生から。
学童保育との連携を考えています。

指導員は、
安全管理員と学習アドバイザーが毎日参加し、コーディネーターが非常勤で各校を回っています(学生ボランティアなどは特にいません)。
当然予算もかなりかけておられます。確かに放課後教室は有意義ですが、
予算のことを考えると費用対効果を考えざるを得ないのがどの市も共通の悩みでしょう。

本事業で1点ユニークなのは、
土曜日の時間を利用して史跡めぐりなどを行い郷土の歴史を学ぶということが取り入れられている点です。こうした取組みが重要だと感じました。

具体的な成果としては、
子供が宿題をやるようになった、自主学習の習慣が身についた、学年の壁を越えた交流がうまれた、といったことがあげられ、

一方の課題としては、
予算の確保、プログラムの充実、更なる異年齢交流の促進があげられるようです。

また、
鹿児島市の議員さんに聞き取りをしたところ、「郷中教育」をうたうからには、江戸時代にならって武士道などの精神教育、
道徳教育も織り込むべきとの計画であったそうですが、革新系の議員から「封建的だ!」とクレームが入り、一般的な内容に直されたとの事。
どこの町でも同じようなことが言われるのだな、と残念に思いました。

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市役所の後には、
10月にオープンしたばかりの「すこやか子育て交流館(りぼんかん)」を現地視察しました。

この施設は、
親子が気軽に集い、相互に交流する場を提供すると共に、育児相談や子供の一時預かり、子育てに関する情報の発信や関係団体等との連携・
情報の共有化を行い、子育て支援のネットワーク作りを目指しておられます。

小学校3年生までの子供とその家族、
子育て支援活動を行う人、子育てに関わる相談を希望する人などがこの施設を利用でき、子供の遊び場や相談所などが多数設置され、
子供の一時預かりも実施されていました。

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オープンから1ヶ月の平均来場者は1日681人。
これは当初予想の倍以上の数だそうです。吹田でも来年3月に同種の施設が山田に出来ますが、どれほどの来場者を見込んでいるのでしょうか、
また調査してみたいと思います。

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施設の中の一番の人気スポットは子供の遊び場所です。
室内の施設なので、雨の日などは特に人気があり、人で溢れるそうです。都市化が進んで子供の遊び場がないのはどこの町も同じようです。

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9日には、
志布志市まで移動し、ヨコミネ式教育で有名なたちばな保育園を現地視察しました。

ここでは、
下記サイトにあるような教育を幼児に行います。

http://www.yokomineshiki.jp/op_traffic/

テレビでもその様子が放映され、
落ちこぼれはいないといわれていましたが、現場でそれを確認できました。(私の撮影した動画です)

http://www.youtube.com/watch?v=RfXsjBRA-lg

一人一人の能力がたいしたレベルです。
運動能力が発達しているからでしょうか。子供と会話しても幼児とは思えない速さで、会話のやり取りができました。しかし、
スパルタな要素は全くなく、子供たちが自ら進んで取り組んでいる様子に感動を覚えました。
今回の視察で本当に人間の潜在能力はすごいなあと思い知らされ、
我々大人や教育者は子供の可能性を日々潰しているのではないかと危機感を感じるほどでした。

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また、
当園では子供の自主性を大事にされていました。失敗し泣いている子がいても、先生は知らないフリをしておられ、子供が泣き止んで、
自ら次の行動に移ったときに初めて先生は「頑張ろう」と声をかけていらっしゃいました。甘やかすのではなく、
努力して乗り越えた時に褒めてあげるという教育方法に私は大いに共感しました。

 

園の課題としては、
せっかく保育園で能力をつけても、小学校でまた低レベルな課題しか与えられなかったり、出来ない子供の中に混ぜられると、
できていたことすらできなくなってしまう、できる子が浮いてしまうということがあるそうです。

ですから、小学校、
中学校と連携したカリキュラムを持ちたいと考えておられるようでした。

 視察にいった当日は大阪から保護者の方が、見学に来られていました。子供の教育ために志布志に引っ越して来られるそうです。

大阪の教育関係者。頑張りましょう。

吹田市長に仲間が当選したら、やってみますか「ヨコミネ式」。

私はやればできると思います。

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