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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

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台湾の報道

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報道でみると他人事に聞こえますね。

ニュースってそんなものです。

今後に注目します。

立法院占拠の学生団体代表、「馬総統の誠意を感じられない」/台湾
【政治】 2014/03/23 16:57

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(台北 23日 中央社)馬英九総統は23日午前、記者会見を行い、中国大陸との「サービス貿易取り決め」の撤回を否定した。取り決めに抗議し立法院(国会)の議場占拠を続けている学生団体の代表は、我々の要求に答えておらず、「誠意を感じられない」と反発している。

馬総統は総統府で行った記者会見の中で、国民党内でサービス貿易取り決めの審査が決定されたと述べ、学生らに対して議場占拠を止めるよう呼びかけた。議場内の学生らはパソコンなどを使って記者会見の模様を視聴、何らかの譲歩があることを期待していたが、その顔には次第に落胆の表情が浮かんだ。

その後複数の抗議団体などは連名で、有識者などが参加する公民会議の実施、台湾海峡両岸間の取り決めに関する監督制度の法制化、法制化までのサービス貿易取り決めの撤回、中国大陸との取り決めに関する話し合いや調印の一時中止を要求したほか、野党立法委員(国会議員)に対しても今期国会で「両岸取り決め締結条例」を成立させることを求めた。

立法院周辺の道路上で抗議活動をしていた参加者は、馬総統は学生の議場占拠を非難したが、そもそも「密室協定」が正しいかどうかを考えてもらいたいと怒りをあらわにし、馬総統の説明は受け入れられず、失望したと語った。一部の抗議者は取り決めの撤回と監督制度の法制化まで、立法院の取り囲みを続けたいとしている。

馬総統、サービス貿易取り決めの通過は「台湾の未来のため」
【政治】 2014/03/23 14:16

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(台北 23日 中央社)馬英九総統は23日午前、総統府(台北市)で記者会見を行い、中国大陸との「サービス貿易取り決め」が通過できなければ、国際的な信用を失うばかりか貿易自由化の努力を無にし、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や東アジア包括的経済連携(RCEP)への参加に大きな影響を与えると述べた。

馬総統は学生時代に自身も社会運動に参加したことがあるとし、若者が政策に関心を持ち、積極的に関わる国家は前途があると、抗議の学生らに一定の理解を示したものの、違法的手段で立法院議場を占拠し、国会運営を長期間にわたってマヒさせ、立法院や行政院などの国家機関に多大な影響を与えたと批判、議場からの退出を呼びかけた。

また、台湾は経済成長の7割を対外貿易に頼っているが、自由貿易協定(FTA)を結んでいるのは現在7カ国に過ぎず、シンガポールや韓国、日本、中国大陸に遅れをとっていると指摘。協定の調印を急ぐことが周辺化を避ける方法だとした上で、地域の経済統合は世界的な潮流になっているとの見解を示し、「国家の発展のために他の選択はない。もう待つことはできない」と強調した。

サービス貿易取り決めは「台湾を中心に、人民に有利に」の原則の下で締結したと語り、台湾の利益は損失よりも大きいと説明。今後進められる審議の過程でさらなる詳細がわかるだろうと語ったほか、取り決めやFTAは「人民の商業活動に寄与し、台湾の競争力を向上させるため」と理解を求めた。

馬総統は中国大陸からの圧力があったかとの質問に対して「全くなかった」と否定し、サービス貿易取り決めで中国大陸からの投資に対して開放される64項目のうち、27項目は2~5年前からすでに開放されており、台湾市場への影響は限定的だったと語った。

台湾行政院長がサービス協定反対派と初の直接対話、双方譲らず
2014年03月23日 13:04:台北/台湾

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立法院(国会に相当)議場占拠中の学生らと対話するため台北(Taipei)市内の立法院を訪れ、群衆に手を振る江宜樺(Jiang Yi-huah)行政院長(中央、2014年3月22日撮影)。(c)AFP/Sam Yeh
【3月23日 AFP】中国と台湾間の「サービス貿易協定」の批准に反対する台湾の学生らが立法院(国会に相当)を占拠している問題で、江宜樺(Jiang Yi-huah)行政院長(首相)は22日、協定を取り下げない方針を示し、学生らの協定撤回要求に応じない姿勢を強調した。

 台湾政府当局者と学生らが直接対話したのはこの日が初めて。地元テレビの中継映像によると、護衛に囲まれて徒歩で立法院に向かった江行政院長は協定反対派の一部ともみ合いになり、「辞任しろ」などの罵声を浴びせられた。

 江行政院長は立法院周辺に集結した群衆に対し、「行政院(内閣)が協定を立法院に送ったのは、台湾の(社会経済政策の)自由化と国際化に有用と判断しているためだ。撤回するつもりはない」と明言。その一方、立法院の審議で協定を精査することには賛成すると付け加えた。こうした中、反対派の間からは協定取り下げを求めるシュプレヒコールが上がった。
 協定は国共内戦以来65年間分断されていた中国と台湾の間でサービス分野の市場開放を進めるのが狙い。反対派は、協定は台湾経済に打撃を与える上、台湾が中国からの政治的圧力にさらされやすくなるとの主張を展開している。ただ馬英九(Ma Ying-jeou)総統率いる与党・国民党(Kuomintang)はこれを否定し、協定を批准できなければ締結する自由貿易協定(FTA)を増やそうとしている台湾にとって重大な障害になると警告している。
 反対派は、昨年締結された協定を中国に「突き返す」よう馬総統に要求し、立法院での批准を推進する国民党政権の動きを受け入れない姿勢を表明。反対派の学生200人余りは18日から台湾史上初の立法院議場占拠という手法に出ており、この日も江行政院長の発言に対し立ち退き拒否を明言した。
 協定は17日に立法院の委員会で承認され、批准に向けた最初のハードルを越えた。ただ反対派は、委員会の採決は違法だと主張している。(c)AFP

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【拡散自由】リアルタイム 台湾レポート

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3月23日。
サービス貿易協定をめぐる台湾のデモを見てきました。

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3月18日に25歳の学生を中心に立法院が占拠されて始まったデモは、23日現在4万人を越える規模に膨らんでいます。

学生達が恐れているのは、経済進出を皮切りに中国共産党が政治的に台湾を飲み込んでいき、

台湾が香港と同じ状態、つまり、言論の自由や経済活動の自立性がなくなることや、

大量の中国人が移民として台湾になだれこんでくることです。

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中国大陸では、台湾への移民を募集するポスターなどが既につくられているそうです。

18日に事件が起こった当初、台湾のマスメディアは事件を報道しませんでした。

しかし、事件が長引くにつれ、メディアも無視できなくなり、最初彼らは、学生を悪者として報じ、テレビをみる大人たちは学生らを非難していたそうです。

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しかし、学生らは動画やフェイスブックを使い、自分たちの主張を広め、心あるメディアもそれを取り上げました。

すると、全国から学生を中心に人が集まり、座り込み支援の救援物資やボランティア医師団があつまりました。

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それでも学生らを非難する世論操作が行われるので、
学生らはデモに秩序をもたせるため、交通整理や清掃を始め、警官隊と衝突しないように訴えました。

また、大学の先生の中にもデモを支援する人が現れました。

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ここで、台湾の世論を整理すると、
キーワードは、黒箱反対と協定反対です。

黒箱とは、政府が秘密裏に中国と協定を打ち合わせたプロセスそのものであり、やり方がいかんというものです。

よって世論は、
プロセス賛成 協定賛成
プロセス反対 協定賛成
プロセス反対 協定反対

と別れ、協定反対の理由は、
中小企業が駄目になる
不公平な内容がだめ
中国の政治関与が強まる

など様々です。

バリケードをはる学生の政府への要求は、

協定の再審査
両岸協議監督条例という厳しいルールの設定
総統の誠実な国民との対話

の3つでしたが、

23日テレビに出てきた馬総統は、学生の要求には答えず、民進党批判だけしたようです。

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学生たちは、これまで秩序あるデモにつとめ、便乗して政治活動をしようとした民進党の政治家もボコボコに非難し、謝罪させるなどし、

かなりバランスをとって対応してきましたが、

今日の馬総統の態度に業を煮やし、穏健派と急進派に別れてしまい、

急進派は夜の8時ごろ行政院にも突入をしました。

そこで政府は憲兵なども送り出し、学生とのにらみ合いが激化しました。

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これは12時ごろの行政院と立法院の様子。

学生らは座り込み、演説を聞いたり、歌を聞いたりしていました。

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今後の展開はわかりませんが、
かつて日本であった安保闘争よりも非常に穏健なものだと感じました。

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私がインタビューした学生は、
台湾の独立も中国に統一されるのも望まないと言っていました。

独立しても台湾だけでは、経済がはやっていけずいずれ中国に飲み込まれる。
しかし、今統一されたら明日から民主主義がなくなるという考えでした。

決して全ての学生が真剣に考えているわけではないが、多くの学生が危機感をもっていることは確かだと。

日本の学生の話もすると、
日本の学生が政治に関心がないのはまだ政府がしっかりしているからだと彼らはいいます。

日本の学生は幸せだと。

一つの『国』に生まれる幸せを日本人は知るべきだ、

国として認めらない台湾にいるからこそ強くそう思う、

ずっしりくるインタビューでした。

一月に四年ぶりに台湾にきて、
その変化に驚きました。

中国人が凄く増えたからです。

私見ですが、台湾はかなり中国に飲み込まれています。

恐らくそうしてたまった国民のフラストレーションが今回のデモの根底にあると私は考えます。

経済のために中国との貿易を広げ、東南アジアの移民を受け入れた台湾の様子、若者声を今日は肌で感じました。

ぼけっとしていたら、日本も明日はわが身です。

私の経験や考えを皆さんにシェアしたい、

強くそう思った一日でした。

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言葉が思考をつくる!

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お隣の国の教育に口を出すつもりはないのですが、

関連して日本も言語教育を考えるターニングポイントかと思っています。

昨日も文科大臣から英語教育のお話がありました。

私は英語教育の推進には賛成です。

しかし、国語教育の時間ももっともっと増やさねば、英語だけ教えても全く意味がない。

そういえ視点をもっといれて、英語教育を考えてもらいたいです。

世の中には、全て英語でやればいいという方がいますが、論外です。

日本人にとって国語は、日本人としての思考や感性を磨く言語。
英語は世界で活動するツールです。

思考や感性を磨かないまま、道具だけたくさん持っても意味がない。

恐らく漢字を忘れた韓国人は将来後悔するでしょう。

日本人ももっとしっかり国語を学ぶべきです。

かつて占領期には、公用語を英語にされかけたことがあります。

それは免れましたが、常用漢字の数は半分に減らされました。

実は言語政策ってかなり大事な政治政策なんです。

言葉を大切にしなければ、大切なものを失う気がします。

数日間沖縄にいて、沖縄の方々が沖縄の言葉を大切にされている様子をみて、いろいろ考えました。

私は今日からしばらく英語で生活してきます^_^;

韓国、漢字レベル低下で「文献」読めない学生急増=ソウル市は「漢字教育の強化は韓国語教育の発展を阻害」

Record China 3月22日(土)8時50分

20日、韓国の学生と求職者の英語のレベルは急速に上昇しているものの、漢字のレベルが落ち込んでいる。写真は韓国・ソウル。

 2014年3月20日、韓国・亜洲経済によると、韓国の学生と求職者の英語のレベルは急速に上昇しているものの、漢字のレベルが落ち込んでいる。情報によると、学術文献の90%は漢字で書かれており、多くの学生が、漢字レベルが低いことにより文献を読むことができないという。環球網が伝えた。

 報道によると、韓国では1990年以降“韓国語浄化ブーム”が起き、漢字の地位は日増しに低下している。ソウル市教育庁は2014年、3億2000万ウォン(約3000万円)の予算を組み、小中学校での漢字教育を強化する方針を示していたが、ソウル市議会はその予算の一部を削減した。市議会は「漢字教育の強化は韓国語教育の発展を阻害し、漢字の民間教育に良くない風潮をもたらす可能性がある」と説明している。

 報道によると、韓国語の単語には漢字語、固有語、外来語が含まれる。韓文学会が編纂する「大辞典」には合計16万4125語が収録されているが、そのなかで漢字語は8万5527語を占めており、その割合は52.1%に達する。

 韓国の公営教育メディア・EBSの関係者は、「言語能力を高めるためには、漢字の基礎を固めなければならない。漢字レベルが高くなければ、漢字語の意味を十分に理解し、自らの思考力を高めることはできない」としている。(翻訳・編集/北田)

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教育改革の本命⁈

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G1サミット二日目の分科会は豪華でした。

特に午前中の教育についてのセッション。

私のリスペクトする4人のお話。

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下村文科大臣からは国の教育改革について。

首長の権限強化
土曜授業の実施
英語、国語の拡充
道徳教育の拡充
公設民営学校の設置

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このようなテーマについて、国の取り組みを教えて頂きました。

これらどれも私が吹田市議の時に提案していたものばかり、議事録に証拠が残ってますが、

やはり的は射ていたんですね。
少し時代が早かったか^_^;

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また、樋渡市長や高濱先生からは

ビデオ予習型授業のお話などをお聞きしました。

iPadで予習する教材は学校の先生主体でつくっているそうです。

コーディネーターの藤原先生からは、
今後の取り組みの情報提供もあり、勉強になりました。

四人のお話を聞いているとワクワクします。

やはり私の仕事は教育です。

是非、将来先生方と一緒に仕事がしたいと思います。

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G1サミット in 石垣 1日目

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昨日は開会前のビーチトライアスロンからスタート。

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私はシェフの松嶋啓介さんのチームで、シーカヤックに挑戦しました。

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午後から本会の開催。

堀義人氏の開会宣言。
中山義隆石垣市長もご挨拶。

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全体会は、成長戦略、外交防衛、地方からの変革、文化とアートの4テーマで、内容非公開で行われました。

30代首長4人のセッションはいつもながらに刺激になりました。

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夕方はアトラクションで、やいま浪漫の会の子供たちが、現代版組踊を披露してくれました。

五年前に視察で見にきた取り組みなので、懐かしく拝見しました。

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夜のディナーには、下村文部大臣も参加され、沖縄の演芸や音楽を楽しませて頂きました。

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食後のナイトセッションでは、世耕副長官のテーブルに。

日頃気になる政治課題ついてかなりしっかり教えて頂き、勉強になりました。

今回は学びの内容について書けませんが、勉強になることが山ほどありました。

政治のテーマもさることながら、経営者の方々との意見交換がすごくためになり、

自分の視野の狭さを反省しました。

もっともっと広い視野でやっていかねばなりません。

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