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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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GS九州研修ツアー 報告

活動報告, 視察・研修報告 |

先週末は、YouTuberのKAZUYAくんらと三日間九州での研修に行ってきました。

海外研修から帰ってすぐだったので、なかなかの体力勝負でした。

今回は鹿児島空港に集合してまず初日は知覧に向かいました。

知覧では観音堂と護国神社をまわってから【特攻平和会館】を見学。

続いて、特攻の母と呼ばれた鳥浜トメさんのお孫さんの鳥浜明久さんから特攻隊員の話を聞きます。

戦時中は軍神と崇められ、戦後は軍国主義の象徴として、または洗脳されていたなどとして批判を受けることもある特攻隊員の皆さんの本音を、明久さんがわかりやすく皆さんに教えて下さいました。

たった70年で人間はそんなに変わりません。

軍神と呼ばれるほど強くもなければ、女性を性奴隷にするほど残虐でもない。

日本人は日本人なのです。

特攻を美化することなく、ああした作戦を取らざるをえないようになった当時の状況を省みて分析、反省すると共に、特攻にいって下さった方々のおかげで何が守られたのかを改めて考えます。

知覧にはここ7年で7~8回訪問し、明久さんのお話も5回は聞いていますが、当初を思えば私の知識も増えたのでお話を聞いて感じることもずいぶんと変わりました。

今回お話を聞いた方々は明久さんのお話は初めてだったようですが、今後また知覧などの場所を訪問いただき、いろいろなことを学び、考えるきっかけにしていただきたいです。


二日目は、鹿児島市で西郷隆盛のひ孫の西郷隆夫さんに西郷隆盛ゆかりの場所をご案内いただきながら、その人物像や鹿児島の歴史について教わりました。

西郷隆盛の別宅や本宅、お墓や自決の場所などを周り、歴史の教科書には載っていない西郷隆盛に触れられた気がして【敬天愛人】の意味をより深く感じることができました。

西郷隆夫さんは、鹿児島市内にお店も開かれ、地域活性や歴史の伝承をされていますので、鹿児島に行かれる方は是非訪問してお話を聞いてみてください。

西郷さんプロデュース K10カフェ  http://keitencafe.jp/


また、10月には大阪で西郷さんの講演会も企画しています。

http://www.rekishi-tankyu.or.jp/237/

関西の方はこちらにもお越しください。
二日目の夕方からは熊本の人吉に入り、【球磨川のほとり】の皆さんに研修の受け入れをお願いしました。

まず最初にやっていただいたのは、代表の谷口さんが育てられた天草大王を生きた状態からさばいていただくことです。
先日訪問したラオスでは、その辺にいる鳥をさばくことはあたりまえだということでしたが、日本においては大人ですらそんな風景を見る機会がありません。

肉も魚も食べられる状態で、お店で買うだけになっています。

http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/

こちらの映画でも取り上げられているように、我々は何を食べているのかをもう少し考え、「命をいただく」ことを考えていきたいと考えています。
また【球磨川のほとり】の皆さんは、化学肥料や農薬を使わず、農作物を作り、それらを使った加工食品を作っておられます。

http://www.gstrategy.jp/kumagawa/

今回はそうして作られた野菜をたくさんご用意いただき、みんなでBBQも。

野菜とお米と鶏肉だけですが、参加者の皆さんはその素材の良さをしっかり分かってくださり、

私たちの体をつくる食べ物のことについて【球磨川のほとり】の皆さんと意見交換をしてくださりました。


最終日の三日目は、朝一番でお楽しみの球磨川ラフティングをしていただいた後、

無農薬国産大豆でみそ作り、球磨焼酎の蔵元見学をし、

国宝でもある青井阿蘇神社にて福川宮司の講話をお聞きしました。

鎌倉時代から続く相良家800年の歴史、神社や神道、そして教育に至るまで、想いを込めたお話でした。

それぞれ一泊二日ほどで学ぶ項目を三日間に詰め込んだ研修で、参加者の皆さんは知識の整理などが大変だったかと思います。

今回の裏テーマは【想いを受け継ぐ】でした。

特攻隊のこと、西郷さんのこと、伝統の食や地域のこと、大切なことを残していきたいと活動されている方々が全国にはたくさんいらっしゃいます。
福川宮司のお話の中で、

子供たちに「未来に向かって夢を持て」とばかり教えるからおかしくなる、

ちゃんと先人の想いや歴史を学ぶことをやってから夢をもたせないと、

というメッセージがありましたが、

まさに私のやりたいことはそうしたことです。
それにはまだまだ私も勉強不足。

今までは一人で勉強をしていましたが、今後は今回の研修のように皆さんと一緒に学ぶ場を作って、

学ぶと共に、一緒に発信してくださる仲間を増やしていこうと思います。

 

【インターン学生の感想】

文責:濱田祐太

今回の研修で、自分の中でキーワードになったのが、「現場にこそ、真実あり」ということです。インターネットが普及し、気軽に情報を得ることのできるこの時代だが、実際に自分で足を運び、自分の五感を使って、得た情報にこそ、価値のあるものであり、現場でしか得ることのできないものこそ、真実なのではないかと思います。1次情報を得ることによって、自分自身の考えが変わったり、新たな発見をすることができます。今回の鹿児島・人吉研修で得られた学びは、1つです。

それは、特攻隊が自分と同じ若者であったということです。約70年前、自分と同じ年の19.20歳の若者の多くが、神風特攻隊で命を失いました。特攻とは、自分の命を犠牲にして、敵の戦艦や空母に突撃するという作戦です。資料館の中には、特攻隊でなくなった方の遺書が残っていましたが、その多くに「皇國のため」「天皇陛下のため」という文言が書かれていました。それとは、裏腹に、「逃げたい」「死にたくない」という文言は一切書かれていませんでした。また、当時の隊員の写真も皆笑顔の写真ばかりでした。これだけを見ると、自らを捨てて、世のため、国のために勇敢に戦った若者と捉えられるかもしれませんが、僕の中では、違和感が拭えませんでした。それは、僕自身が、特攻を命じられたら、怖くて逃げたいと思うからです。いくら70年前であっても、考え方は変わらないはずです。だから、特攻で亡くなった方もそういった気持があったはずだと思いました。しかし、この研修で、特攻隊の食堂であった、富屋食堂の鳥浜トメさんの孫である、鳥浜明久さんのお話を聞いて、自分の中にあった違和感を拭うことができました。それは、当時の若者も特攻に怯えていたということです。当時、トメさんのところには、特攻を命じられた若者たちが集まっていたのですが、その若者たちは、トメさんに対して、特攻に対する恐怖や弱音を吐いていたそうです。また、当時の特攻隊員の写真には、演出がされていたということも知りました。これらを知ることができたのは、ずばり自分の足で現場に行ったからです。もし、教科書やネットでしか情報を得ていなければ、その真実に出会うことができませんでした。今回の研修に参加して、一つの真実に出会うことができて本当に良かったです。

 

文責:中山智貴


今回の、三日間の知覧・人吉の研修で一番感じたことは、今、自分がここにいるということが、いかにすごいことなのか、いかに重みのあることなのかということです。

知覧での特攻平和会館。一度だけ、5年前に行ったことがありました。そのとき感じたのは、特攻隊の人たちは日本のためまっすぐに突入なさったんだなという、勇ましさだけでした。だから全員が何も恐れずに特攻をなさったのだとばかり思っていました。しかし、鳥浜さんがお話しなさった、特攻隊の方々の本当のお気持ちについて聞いたときは、胸が痛くなりました。愛した家族、恋人を残し、先に逝く辛さ。辛くとも飛びだたれた方々のおかげで、その命があったからこそ、今の我々がいます。

次の日、西郷隆盛のひ孫の西郷隆夫さんからお話をお聞きしました。僕の西郷さんのイメージは怖い人でした。しかし、西郷隆夫さんが語った西郷隆盛は、非常に人思いで、人に愛される西郷さんの姿でした。西郷さんの言葉である、「道は天地自然のものにして、人は之を行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給う故、我を愛する心を以て人を愛するなり」この言葉ほど、西郷さんを象徴するものはないなと感じました。多くの人々に今も愛され続け、そして、西南戦争の際も、多くのラストサムライがともに戦ったのだと感じます。ここにも多くの命がありました。

二日目の夕方には、命の授業でした。ここでは、生きている鶏を目の前で、さばいてもらいました。もらいました、といえば一言ですが、さばかれそうになっても必死に生きようとする、その姿は見ていて心が痛く、しかし、それが命をいただくということなんだと改めて思いました。

三日間を通して、自分の中にあったキーワード。今、在る重み。多くの先人たち、そして動植物に支えられて生きている、この命を大切にしながら、これからも生きていこう。行動に移していこうと決意しました。

 

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プロフィール写真

神谷宗幣 (かみや そうへい)イシキカイカク株式会社 代表取締役
参政党 事務局長
龍馬プロジェクト全国会 会長
予備自衛官 三等陸曹

昭和52年福井県生まれ。関西大学文学部・関西大学法科大学院卒業。
 21歳の時、1年間海外で生活し、外国の若者と交流する中で「日本人に生まれたことの感謝」と「思考停止している日本の若者への問題意識」に目覚める。20代は高校で「英語と世界史」を教え、実家の食品スーパーの倒産を経験することで、教育の課題と地方経済の疲弊を実感する。
政治からのアプローチで「日本の若者の意識を変える」ことを目指し、2007年に29歳で吹田市議会議員に初当選。市議は2期6年、吹田市議会の副議長まで務め、2012年議員辞職して衆議院議員選挙に自民党から挑戦するも落選。
 2013年に株式会社を設立。インターネットチャンネル「CGS」を開設し、政治や歴史、経済をテーマに毎日番組を配信し、若者の意識改革に努める。また、日本人の意識改革のための海外研修及びセミナーや、「CGS」とリンクした「歴史」「主権者教育」「キャリアデザイン」「政治のしくみ」などをテーマにした講演は、若い世代を中心に多くの支持を得ている。令和2年、「参政党」を結党し、世の中の仕組みやあり方を伝えながら、国民の政治参加を促している。

執筆活動も行い、主な著書として「大和魂に火をつけよう」(青林堂)「坂本龍馬に学ぶ「仲間をつくる力」(きずな出版)「子供たちに伝えたい「本当の日本」」(青林堂)などがある。