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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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ホーチミンで日本企業に学ぶ

ブログ |

オフショア開発に取り組むインディビジュアル システムさんに訪問させて頂きました。

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•ベトナム人の特徴
勤勉、真面目、手先が器用、チームプレーが得意、向上心が高い。

•ベトナムの情勢
人口は9000万人位だか、若い世代が多く、20年もすれば、日本と人口規模か入れ代わる。
経済成長率はアジアの中でも高い。

•社会風土
三種の神器を買い始めている。
バイクが主な交通手段。
マイホーム志向。
携帯電話、インターネットが爆発的に普及。

•日本との関係
国際問題がない。
日本が最大の投資国。
親日意識が高い。

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•インフラ
高速道路、地下鉄、新幹線の整備
水力、原子力発電に注力。

•日系企業の進出
ハノイ 600社
ホーチミン 850社
WTOの加盟でさらに進出が加速。

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•開発の効率
日本人を基準にして、0.8を目指しているが、既に0.82のレベルに。

•人材について
社員の平均年齢は26歳から27歳。
条件は大卒で初任給は二万円程度。
平均給与で五万円程度。
ベトナム工科大学の人が多い。
一般のプログラマーの募集をかければ十倍くらいの応募がある。
ベトナム人の良さは、真面目さと素直さ。日本人と比較すると創造性や先見性にかける部分がある気がする。

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我々が何気なく使っているITインフラの一部はこうして作られるんですね。

初任給は日本人の十分の一、、、。
それでもIT関連企業はこちらではエリートだそうです。

これでは日本人の仕事がなくなってくるはずです。
日本でしか、日本人にしかできない仕事をできる日本人を育成しないといけませんね。

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用語説明
オフショア開発

システムインテグレータが、システム開発・運用管理などを海外の事業者や海外子会社に委託すること。

オフショア開発の主な受注先としてはインドや中国の企業が挙げられるが、近年ではロシア、カナダ等にもオフショア開発を請け負う企業が設立されている。また、日本や欧米の企業が現地に進出して本国の案件を受託する場合もある。

オフショア開発の最大のメリットは安価な労働力を大量に得られることである。日本での高い人件費を嫌ってオフショア開発を推進する企業が増えているが、現地採用のスタッフに十分な技術が身についていなかったり、主に言葉や習慣の違いから来るコミュニケーション不足などが原因で発生する納期や品質に関するトラブルも増えている。

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