4月15日、
武雄市役所を訪れて、①市民病院の民間移譲、
②議会YOUTUBE配信、③ドラマロケ誘致、
④庁舎内キッズステーションについて合計4時間のレクチャーを受けた。
最初に樋渡武雄市長自ら一時間、
市政運営に対する思いと政策推進の苦労を説明してくださいました。市長のレクチャーをお聞きしながら、
この市長がおられてはじめて様々な事業が進んでいるのだということを改めて実感し、やはり政治は人である、
ということを再認識した一時間となりました。
市長選挙直後の時期、
しかも当日は夕方から上京を控える忙しい時間帯に無理にお願いしてレクチャーいただいた樋渡市長。
かつては高槻市でも働いておられたやり手の行政マンで、新潟県三条市の国定市長の友人でもいらっしゃいます。
昨年、
国定市長の紹介でお会いして以来、一度しっかりお話が聞いてみたかったので、今回は大変嬉しい視察となりました。
市民病院の民間移譲については、
受け皿となる民間病院が地域に存在していたことが成功のポイントであったことがよく分かった。
地元の医師会ともなかなか揉めたといった裏話もお聞きしたが、改革には摩擦がつきものであり、
それを避けて玉虫色の落としどころを見つけるのではなく、リーダー自らがそれを乗り越えようと取り組んだことに、強い共感を覚えた。
吹田市でもそういった勇気ある改革を進めていくことが肝要ではないかと感じる。
議会YouTube配信については、
コストをかけずにアイデアで市民への情報発信に取り組んでおられる点が参考になった。
なんでも予算ありきで考える行政の体質をしっかり見直していきたい。
ドラマロケ誘致政策については、市長自らのトップセールスで実現したとお聞きし、驚きを隠せなかった。
リーダーが変われば町が変わるという典型的なモデルがこの武雄市ではないかと感じる。また、ただドラマを誘致しただけでなく、
地元の素人のおばちゃんたちを集めて「BACHAN」というグループを作り、市のPRにも協力してもらうなど、
ここでもお金を使わずアイデアで勝負するという手法をとっていらっしゃることがわかった。
庁舎内キッズステーションは、市民の便宜性に配慮した政策であると感じた。市民の目線で政策を考えることの大切さを教えていただいた。
4月16日は、福岡市にて学校規模適正化のため4つの小学校を統合し新しい一つの学校を作るという事業を視察させていただいた。
予想していたとおり、学校の統合には地域の反対が一番のネックであったということである。しかし、
新しい学校を設けることで子供達にどれだけメリットがあるかをしっかりと説明し、
統合をなしとげた市の実行力は見習うべきべきであると感じた。
実際に新しく建てた学校を視察させていただいたが、あまりに近代的で驚いた。
また、やはり綺麗な学校で学んでいる子供たちの表情は明るく感じる。
吹田市の学校施設の改善を早く進めるべきであると強く感じる視察であった。
開放教室に、屋上緑化、新しい校舎、幼稚園と公民館の合同建設などなど
あまりに吹田の学校と違いすぎて、、、、、。
16日の視察は、関東、関西、九州、3地域の超党派議員団で行わせていただきました。
同世代の議員で、積極的に行う視察は質問などが飛び交い、大変活気があり勉強になります。