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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

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台湾 中国大陸との取り決め監視草案決定

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日本の報道も少なかったけど、海外はもっと少ないンですね。

驚きました。

それだけ中国には不都合な報道ということでしょうか?

*フォーカス台湾より

中国大陸との取り決め監視草案決定 議場占拠の学生「名ばかりだ」
【政治】 2014/04/04 15:32

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江宜樺行政院長(左)と林飛帆さん

(台北 4日 中央社)行政院(内閣)では3日、「台湾・中国大陸間取り決めに関する処理および監督条例」草案が閣議決定されたが、大陸との「サービス貿易取り決め」に反対して先月18日から立法院(国会)の議場を占拠している学生からは「名ばかりだ」、「要求に応えていない」などと批判の声が上がっている。

この草案は、学生らの求めに応じる形でまとめられたもので、今後の取り決め締結について「協議内容の策定」、「関係者との意思疎通」、「調印前」、「調印後」の4段階に分けて、政府に段階ごとの市民や立法院との意見交換を義務付ける。また、安全保障面への影響を見極めるためのチェック体制も強化される。

これを受け、学生代表の1人、林飛帆さんはこの草案は議場の内外で抗議の座り込みを続ける市民らが手にした「初歩的な勝利」だとしながらも、条文ごとの修正ができないなど、国会の監視機能が制限されている政府案は「形式ばかりで僕たちが真に求めているものではない」と訴えた。

台湾の“ひまわり学生運動”、海外での報道量 日本は最多
【政治】 2014/04/03 18:46

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(台北 3日 中央社)中国大陸との「サービス貿易取り決め」に反対する学生らが立法院(国会)の議場を占拠してから3日で17日目。外交部(外務省)の統計によると、占拠開始の先月18日(一部の国・地域で同月17日)から今月2日までで、海外メディアによる関連報道は628本に上った。これをメディアの国・地域別にみると、日本は100本近くと最も多かったという。

一方、馬英九総統を皮肉る英エコノミスト誌のコラム「鹿の角の上のジレンマ」など、立場が偏ったり事実と異なる内容が含まれた報道は約10本余り。これを受け、外交部では一部の在外公館に対し、事実説明の投書をするよう指示したほか、記者本人との意思疎通も図りたいとしている。

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台湾ニュース

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私はニュースを拡散することぐらいしかできませんが、

学生が自分たちで考えて動いた今回の行動は忘れません。

また結果をしっかり後追いします。

日本も絶対に他人事ではなくなると考えています。

台湾で議会占拠の学生らに「休講」認める動き
THE PAGE 4月3日(木)10時0分配信

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[画像]座り込み抗議をする学生たち。手前の看板には「社会に関心を持つのは大学生の使命だ」の文字

 台湾で繰り広げられている、台湾-中国間の「両岸サービス業協議反対運動」において、大学生らの間で「自主休講」の動きが広まっている。学生リーダーは抗議活動に参加している学生らに対し、大学側に「自主休講」の措置をとってもらうよう呼びかけた。

 大学側に授業の一時休講や、出席確認を行わないよう持ちかけ、学生らの抗議活動を支援してもらおうとの考えだ。ネットで行われている署名活動は現時点で、台湾全土の大学の約100の学部や学生団体がこの呼びかけを支持する署名をしており、個人でも4000近い署名が集まっている。

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[画像]座り込み抗議をしながら勉強を続ける学生たち

 学生団体は、「馬英九総統は江宜樺行政院長(日本の首相に相当)ともに協議撤回の要求を無視し、警察の暴力によって非武装のデモ隊を強制排除しようとした。自主休講は抗議活動を続けるための第一歩であり、大学側には休校措置をするなどして学生の抗議活動を支援してほしい」と、考えているようだ。

■学生らの「自主休講」を支持する大学教授も

 また、この「自主休講」の呼びかけに賛同し、署名を促す大学教授も少なくない。警察の暴力による鎮圧を批判し、学生団体の訴えにしっかり耳を傾けるべきだと考えているようだ。こうした動きが、学生らの議会占拠やデモ活動を後押ししているといえるだろう。

 一部、ネット上では、「台湾大学の学長らが学生支持を表明している」、という情報もあるが、表明はしておらず、事実上、黙認している状況だ。

 馬総統や江院長の母校である台湾大学では、学生自治体や新聞会を始めとした十数の団体で自主休講し、抗議活動に参加するよう呼びかけが行われている。新聞会代表の徐さんは、デモ隊が警察に放水されたことについて、これは「台湾大学のOBである馬英九総統」が下した命令であることを指摘し、「このままでは落ち着いて授業にも出られない」とコメントしている。

 また一方で、「自主休講」について、「大学には学費を払って来ている。自主休講していては何も学べないし、学費がもったいない」、「抗議運動については支持しているが、それと同じぐらい授業に出ることも大事」と批判的な意見も出ているようだ。

議場占拠「多数が支持」 台湾学生代表、継続の構え
2014.4.2 18:17

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占拠している台湾立法院の議場の外で集会に参加する林飛帆氏=2日、台北(AP)

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占拠した台湾立法院の議場で眠る学生=2日、台北(AP)

 中国との「サービス貿易協定」承認を阻止するため台湾立法院(国会)の議場を占拠している学生らの代表で、台湾大大学院生の林飛帆氏(25)が2日までに共同通信のインタビューに応じ、2週間を超える占拠について「多数の市民の支持を得ている」とし、馬英九政権が協定撤回などの要求に応じるまで継続すると強調した。

 林氏は「(2008年からの)馬政権下の政党政治が民意を代表しているか、多くの学生に疑問があった」と強調。占拠への支援や協定反対の声が広がったのは民意に反した政策を強行してきた馬政権への反発やそれを覆せない野党への不満が背景にあると主張した。馬政権は占拠が違法として退去を求めているが、林氏は「台湾の民主社会を守るために立ち上がった」と述べ、一歩も引かない構えを示した。(共同)

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国際マネーの動きと私たちの生活

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10日間の海外生活の間にかなりたくさんの本が読めました。

今回はグローバルな政治、経済、投資、教育をテーマに『神谷図書館』にたまった本をピックアップしてきました。

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実は市議会議員の時は、経済の本などほとんど読んでませんでしたし、読んでも意味がわかりませんでした。

しかし、衆議院選挙の際に、有権者の一番の関心は経済だと痛感し、経済の勉強をしてきました。

最近は、だいぶ通貨や経済の仕組みが理解でき、

国民が真面目にコツコツ働けば、豊さを維持できる時代ではないんだな、という考えに至りました。

本当に経済戦争です。

そして、2008年以降、アメリカも世界をまとめられなくなり、

グローバルな資本をもつ人々か国家すらうち倒す世界になっているのだと感じています。

日本もうアメリカだけを頼りにやっていられない。

各国のリーダーは、リーダーなきグローバルな世界をどう生き抜くかを必死で考えています。

今回のウクライナに関わる各国の動きは非常に教訓になりますね。

私は日本の若者が、もっと柔軟に物事をとらえ、視野を広くもち、世界の舞台で戦いつつ、国に貢献する気持ちを忘れずにいて欲しいと強く願います。

そんな若者に、政治を考え、政治に参加してもらいたい。

日々の生活も企業活動も、よって立つ『国』があってのもので、その方針を決めるのが、政治だからです。

個人がどれだけ頑張ってお金を稼いでも、国が競争に敗れたら、同胞を助けることはできず、祖国がガタガタになります。

リスクヘッジをかけ、自分と家族だけ守れたらいい、という方もいますが、祖国なき流浪の民では、結局幸せにはなれないと私は考えます。

経済=経世済民が日本の考え方。

経済とはただのお金儲けではないはずです。

世界経済の流れにのまれるのではなく、
その流れの中で、自分の足でたち、どんなコミュニティをつくっていくかを自分たちの頭で考える時期にきてますね。

グローバル化といって外国と足並みを揃えているだけでは、駄目なんだろうと感じるこの頃です。

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【拡散自由】台湾の続報

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台湾の立法院占拠などについて、現地のマスメディアの方からヒアリングをしてきました。

まず立法院占拠の概要はこちらをご覧下さい。

http://s.ameblo.jp/jinkamiya/entry-11803152065.html

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18日に学生による占拠が始まったのですが、最初に馬総統が鎮圧にかからなかったのは、同じ国民党内の政敵である立法院議長に責任をおしつけたいという政治的な狙いがあったようです。

しかし、だんだん自分への批判が強まるので、23日に活動家などを利用し、学生の一部を焚きつけて、行政院にも乱入させ、それを口実に一気に鎮圧しようと試みましたが、国民世論を見方につけた学生の前に鎮圧失敗。

事態は先が見えない状態になって、10万人規模のデモにまで膨れあがりました。

しかし、今はデモをする側も少し疲れてきているようです。

そんな中、政権側は、中国との統一を主張する忠中派とみられる『白狼』というマフィアのような団体を使い、

学生デモの不当性や、デモの裏には民進党のバックがいる、というカウンターデモをやらせているようです。

なぜかプラカードには『立法院長辞めろ』の文字が、、プンプン臭いますね。

学生団体は、政党との繋がりは一切排除しており、民進党の政治家も触れられない状態です。

学生はとにかく、経済的にも政治的にも中国のコントロール下に入るのを嫌がっています。

一つ例を挙げれば、
台湾の学生の初任給が約10万円程度であるのに対し、台北市内のマンションが中国の投機対象になり数億円まで値上がりしています。

これでは、いくら中国と貿易し、経済規模が膨らんでも、自分たちの明るい未来はない、というのが台湾の学生の主張です。

うなづけますね。

台湾のメディアの話も少しすると、台湾のTVはだいたい6つありそのうち5つが国民党の広告塔だそうです。

新聞も自由時報一社を除いてだいたい国民党の機関紙になっていると。

中国ビジネスで儲けた台湾人がメディアを買い取ったりしているようです。

しかし、そんな土壌にもかかわらず、馬総統の支持率は9%で瀕死の状態。

今年11月の6つの大きな首長選挙では、国民党大敗の見通しだそうです。

また今は、李登輝世代以上に、若者の台湾人アイデンティティがたかまっているようです。

しかし、政府は日本でいう学習指導要領をいじり、

台湾は中国の一部であるといった認識をすりこむ手はずを進めています。

例えば、世界史を学ぶ時間を減らし中国史の時間を増やす、

台湾の歴史は400年前から教科書に書かれていますが、それ以前の中国の歴史書に台湾の記述があると教える、

国民党が市民を虐殺した、228事件の記述を無くすなど、

様々な書き換えが準備されています。

時間が経つとどうなりますかね。

ちなみに台湾の公文書は、もはや日本統治をしめす『日治 』ではなく、日本に植民地にされたという『日占』に変えられたようです。

また、若者文化に目を向けると、
台湾の若者は10年くらい前から入ってきた韓流文化に親しんでいて、

5~6年前から、日本文化より韓流の方の人気が高い。

日本のアニメよりも、韓流ドラマの方が影響があり、若者はドラマやK-POPをみて、ファッション雑誌や商品をかうようです。

今は日本で、韓流が全くだめになりましたから、その分台湾に流れている部分もあるみたいです。

とにかく中国も韓国も戦略的に自分たちの側に近づけようと世界各地で活動しています。

その点は日本も見習うべきですね。

先人の功績に甘え、世界に親日国が多いと油断していると、

歴史のすり替えや経済の侵食でいずれ親日国は減っていくでしょう。

私は断言します。
台湾も例外ではありません!!

ODAをばら撒くやり方ではもう通じません。

国も企業も一丸となって世界に親日国を増やすことが、我々世代の一つの課題ですね。

まあ、その前に日本の中の反日勢力の駆除からやらないといけないのかな(>_<) 意図的に自国を嫌いにしたり、誇りを失わせようとする輩がまだまだ多く、盲目的愛国心を煽ることもそれに加担しているかも。 私はこれからもできるだけ世界に出て、バランスを保ちながら、視野を広くもち働いていきます。 iPhoneからの投稿

台湾にて『KANO』を見てきました。

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昨夜は午後11時前に台北のホテルについて、

直行したのが日本でいう渋谷のような町、西門町。

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映画館が集中しており、平日でも深夜一時くらいからスタートする作品が見れます^_^;

前回きた際にそれを知り、またどうしてもみたかった映画があったので、大好物のタピオカミルクティーを買って鑑賞してきました。

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作品の名前は『KANO』。

大阪で行われたアジアン映画祭のオープンニング作品にもなった映画で、日本には秋ごろやってくる予定です。

私は製作段階からブログにも書いて注目していました。

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ストーリーの元は実話です。

舞台は1930年代の日本統治下の台湾で、高校球児が甲子園を目指す物語です。

3時間という長い時間ですが、
人間の挫折、恋愛、友情、
戦争、差別など様々なドラマが描かれていてあきません。

ちゃんと八田與一さんも登場します。

日本主体でなく、台湾の視点でこんな映画を作ってもらったことが嬉しくて涙がでました。

今の中国や韓国には絶対作れない作品です。デモが起きて映画館が襲撃されるかも(>_<) 十年前ならできたのかな?
世の中変わりますね。

あまり書くとネタバレになりますから、

是非皆さん、
日本で封切りされたら見に行って下さい。

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