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隣国の現実

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一旦傘下に入れられると、独立を主張するだけで死刑になります。

これは70年前の話ではなく、今おきていることです。

リアリズムを感じられますか?

だから自立や国防が大切だと訴えています。

頭がお花畑にならないように。


中国・新疆で55人に公開判決 7千人の前で死刑など言い渡す


2014.5.28 00:14  産経

テロ容疑者として逮捕されたウィグル人男性たち。 男性を皆殺しするつもり

 中国新疆ウイグル自治区イリカザフ自治州の裁判所は27日、同自治州伊寧市の競技場で「公開判決・逮捕大会」を開催し、殺人や国家分裂、テロ組織参加などの罪で55人に死刑などを言い渡した。また65人を逮捕するなどした。新華社(電子版)などが伝えた。

 各民族の代表ら約7千人が参加。「見せしめ」は習近平国家主席による強圧的なテロ封じ込めの指示を受けた措置とみられる。

 州共産党の治安部門の幹部は、大会開催について「テロ犯罪の取り締まりを断固として進める決意を表明するためだ」と述べた。

 新華社の記事には、黄色のジャケットを着せられた被告とみられる人々がトラックの荷台に並ばされ、兵士らに頭を押さえ付けられている写真が掲載された。(共同)

三大仏教遺跡のある町とミャンマーの発展

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私も今回初めて知りましたが、世界には三大仏教遺跡というのがあるみたいです。
一つがカンボジアのアンコールワット、もう一つはインドネシアのボルブドール、そしてもう一つがミャンマーのバガンだそうです。
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バガンの寺院や仏塔は、だいたい11世紀から13世紀にかけて、バガン王朝の王や王族が立てたようで、数にしてなんと3122基あります。
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今日はそのうちの10ほどを回りましたが、世界遺産級のものがいくつかありました。
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私、最近世界遺産の基準がなんとなくわかるようになりました(笑)
ただ、バガンの寺院などは1975年の大地震でかなり被害を受けており、最近立て直しているものも多いので、全てが世界遺産登録される流れにはならなさそうです。
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バガンはミャンマー1の観光地になっているようですが、観光客が増えるに連れて、ホテル開発がすすみ、農民などは土地を安く買い叩かれるケースもあるそうです。
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国内の大資本や中国資本がどんどん出てくるが、地元の住民に落ちてくるお金は少ないと嘆く声もききました。
日本でも同じような話を聞いたことがあります。
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今、まさに開かれようとするミャンマーが、グローバル化の波の中でどんな変化をしていくのでしょうか?
軍事政府は、国際社会から長く経済制裁を受けていたせいで、中国やロシアとの関係は深いようですが、
国民は両国とも好きではないようです。
また、隣国タイとも歴史的にもめていますし、韓国もだめだとのこと。
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そこで、過去に関係もあり、信頼もおける日本にはかなりの期待があるみたいですね。
このテーマが、今回の視察課題の一つなわけです。
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バガンでの学びと感動

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今日は視察の予定を変更し、知人の勧めで、ヤンゴンから飛行機に乗ってバガンへ。
ミャンマーのカントリーサイドも見れて、寺院なども観光できるオススメの場所とのこと。
バガンは今でこそ人口1万人程度の農村ですが、かつては王朝の都があったところで、8世紀からの仏教遺跡が集中して建つ、世界三大仏教遺跡の一つの町です。
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毎年30万人の観光客がくるミャンマーの代表的名所の一つです。
まず最初に連れて行ってもらったのは、地元のマーケット。
近隣の村から農家の方が野菜などを売りにこられています。
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売り子さんは女性が多く、だいたい一日の売り上げが500円くらいだそうです。
地方ではお父さんの月の稼ぎが8000円程度で、それでは家族が食べらないから家族総出で働くそうです。
ドラマおしんの世界ですね。
40年ほど前までは、お父さんの稼ぎが月300円でも、物価が安く、1人の収入で家族が養えたとか。
しかし今は、教育費もバカにならないそうです。
学校の先生の給料が月1万くらいしかなく、先生は学校ではちゃんと教えないで、家に子供たちを集めて塾を開くそうです。
その月謝がなんと3000円。
同じ話はカンボジアでも聞きました。
日本の公教育のレベルが下がったといっても、ここまでではありません。お金がないと勉強もできないんです。
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1989年の軍事政権誕生以来、庶民の生活は厳しくなったと嘆いておられました。
近年市場を解放したといっても、大企業やホテル、航空会社、建築会社のオーナーはすべて軍関係者とそれに賄賂を渡してのさばる中国資本だとか。
ホテルの宿泊費は倍以上に上がっても従業員の給料はほとんど変わらないそうです。
また中国と言えば、ミャンマーと中国の国境には、ミャンマーの一部族を自称する中国人が住んでいるそうで、むかしから中国の支援を受けて反政府運動をしているようです。
日本にも同じように、反政府運動をする日本人がいるので、同じやんか!とちょっと笑えました。
また、中国は内通するミャンマー人を使いミャンマーとの国境あたりに水力発電のダムをつくる計画を立ち上げ、そこでできた電気を中国側に送ろうという狙いがあるそうです。
一度はミャンマーの軍関係者が買収され、計画が政府にとおったらしいですが、今の大統領がストップをかけ今はすすんでいません。
しかし、来年の選挙で政権が変わるとそれもどうなるか不安だそうです。
こうしたニュースは全国紙には流れません。なぜなら全国紙は政府が監督しているからで、皆さんは地域のミニコミ紙などで、政府の批判記事などを目にするそうです。
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こうした話はガイドのケンさんらから聞くわけですが、このケンさんにも歴史があります。
ケンさんのおじいさんは大東亜戦争末期に日本軍に食料などを供給する仕事をしてましたが、日本軍の敗戦をもって大損をしてしまいました。
時が流れて1980年代、当時の日本軍の隊長さんがケンさんのおじいさんを訪ね、ミャンマーにやってきます。
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しかし、おじいさんはもう亡くなっていて、隊長さんはおじいさんに償いができない代わりに、ケンさんを日本に招いて自分の会社で働かせてあげました。
だからケンさんは日本語も英語も話せるようになり、今はガイドで生計を立てているそうです。
おそらくミャンマーではそこそこ稼げる方なのだと思います。
ゲンさんに『ビルマに責めて来た日本軍を恨む人はいないのか?』と聞いてみました。
すると『日本人は軍規も正しく、優しかったからそんなに恨んでない。大変だったのは日本軍が連れてきた中国南方系の兵隊で、彼らは略奪やレイプなど酷いことをたくさんした。ミャンマー人はそうしたことはわかっている』と回答がありました。
私は日本軍が南方戦線に中国人を連れてきていたのを知らなかったので、また戻って調べたいと思います。
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この他にも、寺院を回りながらミャンマーの歴史や小数民族の話、ミャンマーの外交関係、バガンの開発事情などいろいろなことを教わりました。
寺院見学よりそちらの話が有意義だったかもしれません。
明日から始まるJCの研修でもいろいろ学んでいきたいと思います。
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中国のあり様が

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海保も強気に海を守るとこうなる?

ベトナムには申し訳ないですが、中国のあり様がどんどん国際社会に知れる機会になりそうです。
国際的な包囲網を。

ロシアと同じケースにしてはいけません。

中国漁船が体当たりし、ベトナム漁船沈没 乗組員10人は別の僚船が救助

2014.5.26 23:37 共同通信

「中国漁船が体当たり、ベトナム漁船が沈没」 News i – TBSの動画ニュースサイト
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2210776.html

 ベトナム紙トイチェ(電子版)によると、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島近海で26日、ベトナムの漁船が中国の漁船から体当たりされ、沈没した。
 ベトナム漁船は中部ダナンから出漁していた。乗っていた漁民10人は別のベトナム船に救助され無事だった。
 現場は中国が設置した石油掘削設備の南南西約31キロ。中国の漁船約40隻がベトナム漁船の活動を妨害した。
 ベトナム漁業監視部隊によると、中国の漁船は普段から隊列を組んで、ベトナム漁船が石油掘削設備に接近するのを防ごうとしているという。
 南シナ海の領有権争いを抱える中国とベトナムの艦船は最近、中国の石油掘削作業をめぐり衝突。5月に入りベトナムで中国に抗議するデモが相次ぎ、中国外務省は18日、観光など「両国間の交流計画を部分的に中止する」との声明を発表していた。(共同)
 
平成26年5月27日(火)産經新聞

 

初めてのミャンマー

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いろいろ計画やミッションがあり、今年はアジアの国々を回っています。


今回は青年会議所のGTSの研修に合わせてミャンマーへ。

軍事政権が続き、今までくることも難しいとされていたミャンマーですが、2011年に民主化が進み、今急激に外資が流入しています。

安倍総理も昨年、36年ぶりにミャンマーを訪問し、両国の関係強化に努められています。

今日は打ち合わせの合間にミャンマーの様子を知るため、夕方から町を探索してきました。
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ダウンタウンを歩いていても、ほとんど店らしい店はあまりありません。ローカルショップがあるだけで、マクドもスタバもファーストフードらしきものは皆無です。


ヤンゴンの中心部を走る電車もまだまだ古く、町のいたる所で大型工事をしています。

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町を走る車は、バスが少し韓国車ですが、乗用車はほぼ日本車です。


ベトナムなどと違い、まだまだスクーターも普及していません。

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食べ物はだいたい一食100~200円でお腹いっぱいになります。

タクシーは基本料金が100円で一日貸し切っても5000~6000円くらいです。
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町にはお坊さんもたくさんいて、寺院も各所にあります。

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ただ寺院は完全に裸足で入らないといけないので、日中にいって足の裏が軽い火傷みたいになりましたf^_^;



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夜はメインストリートでもまだまた明かりが少なく、飲食店はすくないのに、やたらと携帯ショップが目立ちます。


若い子たちは結構スマホなんか持ってますね!かなり歪な感じを受けます。

夜のレジャーと言えば飲み屋さんと映画館、最近オープンしたショッピングセンターがあるくらいでしょうか。


初日の印象ですが、ミャンマーは私が訪れたアジアの国の中で一番途上国のような気がします。

そのせいなのか、仏教が盛んだからか、
ミャンマー人は非常に親切で誠実な感じもします。

買い物でもぼってもきませんし、チップをことわられることもありました。
すれて無いといった感じです。

これから外国人がたくさん入ってくると変わりそうですね。悲しいかな。

今のミャンマーをしっかり覚えておきたいと思います。


また、英語もかなり通じますし、日本語を喋る人にも結構会いました。

やはり中国人や韓国人と比べられますが、日本人は高評価ですね。

これは万国共通ですがf^_^;

ただ、ここでも韓流ドラマは人気になっています。海賊版DVDも欧米ものと韓国ものがほとんどでした。


今日は知人のセッティングでバガンに日帰りで行ってきます。