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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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【長文ですが必読】元ロシア外交官の世界の捉え方

視察・研修報告 |

2年ぶりに元ロシア外交官の方のお話をお聞きしました。
ちょうど昨日、私も国際情勢の講義をした後だったので、非常にタイムリーで、また情報のアップデートもできました。
全ての意見に賛同するわけではありませんが、ロシア人からみた世界だと理解し読んでみて下さい。
***********

    
ロシアについて

・経済はダメだが軍事力はここ最近ほんとに強くなった

・戦争しないため、国を守るために強い軍隊と強いリーダーが必要だとロシア人は考えている。自分たちの生活以上に国を維持することが大切だと考えている。よってプーチンの支持が高い。

・対IS戦は軍備を刷新したロシア軍の実験とPRの場なっている

・経済は石油からの利益頼みで弱い。国家予算の40%が石油の売り上げ、石油価格の下落でロシアの国家予算は縮小、国民の生活レベルもダウンしている

・今の経済制裁はロシアのチャンス。石油頼みの経済から抜け出さねばならない。5年間、戦争なく世の中が続けば、ロシア経済は力をつけて復活する

    
アメリカについて
・世界のお金をどうアメリカに集めるかを考えている

・再び世界の中心となるため、他国を弱めようとしている

    世界で外貨をもつ1〜2位の日中間で戦争をさせることはアメリカの国益にかなう。

・他国同士を戦争させて、アメリカは平和を享受。アメリカにお金が集まるように仕組みを作りたい

Ex. 戦争を続ける中東のお金はアメリカに流れている

  
中東について

・クルド人の国をつくる。→イラクは分裂

・ISは国になっており、イラクで統治経験がある人が統治しているからうまくいく。

・トルコはISからの石油を売ってり、ISを支持

・オスマン帝国復活を狙うトルコがシリアに攻め込めば、トルコvsイランの戦争

・トルコのクルド人はロシアに接近してきている

・イエメン内戦はサウジにも及び、内戦になるだろう

・イエメン内戦はイランとサウジの代理戦争

・中東で第三次大戦が始まる可能性は高い。イランにはアメリカや北朝鮮が、サウジにはイスラエルやパキスタンが応援に。

  
欧州について

・EUの分裂が見えてきた。

・移民問題で各国が混乱し右翼が台頭、ファシズムやナチズムが勢力をつけてきて、非常に危うい状況

   
極東について

・北朝鮮と尖閣の問題で戦争の可能性が高いと、ロシアではたくさん報道されているが、日本人にはまったく危機感がない

・日本人は北朝鮮みくびりすぎ。核保有国であり、極東最大の潜水艦を持つ

・ロシアは北方領土を返さない。クリミア以来領土意識が高まっている。かつて何度か北方領土問題は進展しかけたが、いつもアメリカが邪魔をする

・中国はロシアの最重要パートナーになった。最終的には軍事同盟までいくだろう。アメリカを牽制するために。

・日中が戦う時、ロシアは日本とは戦わないが、中国に肩入れするだろう。

神谷から質問

日中の武力衝突を回避するために国民にできることは??
→ない。多国籍大手企業のオーナーが世界の支配層。政治指導者は傀儡に過ぎないから選挙では戦争を回避できない。反戦運動も意味がない。歴史を見れば明らかだが、戦争は偶然ではなく、必ず誰かが仕掛けている。上がやると決めたら始まる。
多国籍大手企業のオーナーは戦争だけでなく、人工知能の開発や全人類にチップを入れて管理するような議論を最近している。

日本の軍事力強化と集団的自衛権の解釈変更は、平和の維持に繋がるか?
→軍事力強化は繋がる

→集団的自衛権はあまり繋がらない

さすが長年、世界の外交と歴史を学んでこられたエキスパート。

ポイントをまとめて話をして下さいました。
欧州、中東、極東は世界をおさめるポイントであることを前提に要点の詰まった講義でした。

今月中にはアメリカ人の方々の意見も聞いてきますので、また報告します。
ちなみにこちらのアメリカ高官の発言について、

ロシアの元外交官は口だけだ!と一蹴されてましたf^_^;

http://www.kamiyasohei.jp/2016/01/29/7137/
  また、ヨーロッパの移民問題については、モスクワから情報発信をされる北野よしのりさんのメルマガなどをチェックして下さい。
http://rpejournal.com/

以下引用
▼ドイツ、超大量痴漢事件とは?

欧州では、「難民問題」がどんどん深刻になっています。
ドイツだけで、去年100万人の難民を受け入れたのですね。
今年も同数入ってくる予想です。

この難民問題。

「世界益、人類益」を考えれば、もちろん救済すべきでしょう。
しかし、複雑な問題がからんでいます。

まず第1に、難民の中には、「ISメンバー」が入っている。
つまり、欧州は、「便衣兵」を入れていると同じ結果。
彼らは、自由を得たら、「テロ」をするでしょう。
そして、「どれがホントの難民で、誰がISメンバーなのか?」ほとんどみわけることができないのです。

第2に、難民を助ければ、後から後からやってくるという現実。
欧州にやってきた難民は、「衣食住」を得た。
働かなくても月々お金をもらえ、そこそこ幸せに暮らせる。
こういう情報が、シリア、イラク、リビア、アフガニスタンなどに

流れれば、

「俺も欧州に行きたい!」

となり、洪水のように難民がやってくることでしょう。
いずれその数は、数千万、数億人となり、欧州キリスト教文明を崩壊させるかもしれません。

こんなことは、中学生でも予想できそうなものですが、欧州のリーダー、特にドイツのメルケルさんは、「国益」より「人類益、世界益」を優先させました。

結果、大変なことが起こってしまいました。
ドイツで、「超大量痴漢、強盗事件」が起こったのです。
皆さん、「目を皿のようにして」熟読してください。

<独、15年大みそかの性犯罪は全国規模 16州中12州で発生
AFP=時事 1月24日(日)10時52分配信 
【AFP=時事】ドイツの警察は、2015年12月31日に同国西部の都市ケルン(Cologne)で大規模に発生した性犯罪や強盗事件と同様の事件が、ドイツの全16州のうち12州で発生していたと発表した。現地メディアが23日伝えた。

レイプ犯が外出先のビアホールから逃走、独ケルン
昨年の大みそかの夜、新年を迎えようと大勢の人々でにぎわっていたケルン中央駅付近で、数百人の女性が主に北アフリカ系の容疑者から痴漢や強盗などの被害を受けた。

独紙・南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeitung)などのドイツの報道機関がドイツ連邦刑事庁(BKA)の報告を引用して伝えたところによると、同様の事件は同国16州のうち12州で発生していたという。

南ドイツ新聞は同紙のウェブサイトに掲載した記事で、「一部で強盗事件も伴った性暴力は、われわれがこれまでに考えていたよりも大規模である」と述べ、各州が異なる度合いで事件の影響を受けたと付け加えた。

最大の影響を受けたのはケルンがあるノルトライン・ウェス

トファーレン(North Rhine Westphalia)州で、約1000件の被害届が提出され、次いでハンブルク(Hamburg)州の約200件が続いた。>

1日で「1000人」の女性が「痴漢」「強盗」にあった!
しかも、「1000件」という数字は、主に1都市ケルン。
その他にも「全ドイツ」で起こった。
この事件を受け、「難民受け入れ」を推進してきたメルケルさんの支持率が急落しています。

「国益」より「世界益、人類益」を重視した結果ですね。

「北野さん、あなたは残酷だ!
かわいそうな難民をどうしろというのだ!」

こんな反論が出るかもしれません。
これは、「難民が故郷に帰れるよう、(例えば)シリア内戦終結、復興支援を全力でやること」が解決策でしょう。

「国益と人類益、世界益」を調和させる方法は、これ以外にないと思います。

▼欧州の事件は、日本にとって「対岸の火事」ではない

欧州の「難民問題」。
日本人の私たちには、「関係ないよね~~~」と思いがち。
しかし、油断はできません。
こちらをごらんください。

<外国人労働者90万人=過去最高を更新─昨年10月末
時事通信 1月29日(金)19時15分配信 
厚生労働省は29日、2015年10月末の外国人雇用状況を公表した。
それによると、日本国内で働いている外国人労働者は前年同月末比15.3%増の90万7896人となり、07年に届け出が義務化されて以降で過去最高となった。>

90万人というと、「多くない」と思えますが、前年比、「15.3%増」(!)というのが、非常に気になります。

<国籍別では、中国が最多の32万2545人で、外国人労働者全体の35.5%を占めた。>(同上)

中国人が一番多いのですね。
私は、中国から来て仕事をしている人たちに、何の恨みもありません。

実際、マジメに一生懸命働いている人も多いことでしょう。
しかし、事実として、彼らが増えれば増えるほど、「平均賃金」は下がっていきます。(労働力の供給が増えれば、賃金は下がる。)

つまり、日本人労働者の生活は苦しくなる。

その他、「彼らは子供の頃から『超反日教育』を受け育っている」。

彼らの祖国は「日本に沖縄の領有権はない!」と宣言していることも考慮に入れる必要がありますね。

さらに、中国共産党政府が、日本国内の中国人を「操ることができる」ことも忘れてはならないでしょう。

これは、すでに08年の「北京オリンピック聖火リレー事件」で証明されています。

産経ニュース08年5月4日から。

<長野聖火リレー その裏で起きていた出来事 中国人による事件が多発

長野市で4月26日に行われた北京五輪聖火リレーで、沿道を埋め尽くした中国人による日本人らへの暴行事件が起きていたことが分かった。

中国の胡錦濤国家主席が6日に来日するが、ただでさえチベット騒乱やギョーザ中毒事件で中国への厳しい視線が注がれる中、暴行事件の発生で日本国内の対中感情はさらに悪化しかねず、主席歓迎ムードは高まりそうにない。

事件があった長野市の現場の証言を追った。

【東京都西東京市の自営業、中川章さん(57)の証言-中国国旗の旗で殴られ全治3週間】

私は知人の地方議員たちとともに日の丸とチベットの小旗を振りながら善光寺の境内から聖火リレーの沿道に向かっていたんです。

市役所近くの交差点で中国人の集団にいきなり、巨大な中国国旗で通せんぼされましてね。

若い中国人の男に旗ざおで左手の甲をたたかれ、小旗をもぎ取られ、後頭部に旗ざおでズコンですよ。

旗ざおといっても長さ2メートル以上、直径3センチ以上もあるアルミ製。

旗が付いていなければ間違いなく凶器準備集合罪ですよ!
70歳すぎの知人も若い女に腹をけられ、「フリーチベット」のプラカードはビリビリに破られました。

警察官が3人ほど駆けつけてくれましたが、彼らも旗ざおで殴られていました。

「あの男を逮捕してくれ!」と叫んだのですが、警察官は私たちと中国人グループを引き離して「あっちに行かないでくれ」と叫ぶばかり。

目の前に犯人がいるのに取り押さえようとしないんです。
結局、私は後頭部に大きなコブが残り、おまけに頸椎(けいつい)ねんざで全治3週間。

20人近くの仲間が暴行を受け、頭や背中にけがをしました。女性も老人もお構いなしです。一体ここはどこの国なんですか!>

文章だけだと、イメージわきませんね。
こちらの衝撃映像を是非ごらんください。

(●中国の人海戦術の前に、日本の警察は全く無力)

あの事件から8年。
08年時点でも、日本の警察は、中国人暴動を止めることができませんでした。

今、中国人の数はもっと増え、もっと強力に暴動を行える力をつけていることでしょう。

日本政府は、「移民じゃないよ。労働者だよ」などと気楽なことをいっています。

実をいうと、欧州政府も昔は、同じこといってたのです。

日本政府も、是非欧州の愚かな失敗から教訓を得て、中国人の流入を止めていただきたいと思います。

そうでなければ、日本は将来、中国の「小日本省」になってしまうことでしょう。

安倍総理よろしくお願いします。
そして読者の皆さん、是非上の衝撃動画、拡散してください。
日本の未来のため、よろしくお願いいたします

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