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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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続・多くのご参加と応援に感謝 ~風になったボク 公演~

最近の動向, 最近の動向 |

12月20日に吹田のメイシアターで、吹田の子供たち(吹田夢☆志団)の音楽劇の上演をし、2回公演で約800名の皆さんに観劇していただけました。

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「風になったボク」 二人のシンノスケ 〜泣かずにほめてください〜

今回の舞台は”もう一つの特攻”である人間魚雷「回天」。

死を受け入れざるを得ない「回天」の乗組員”慎之助”と自ら死を選んだ現代の中学生”慎之介”は、三途の川で死神”タヒ”と出会い、どちらか一方は死に、どちらか一方は生きながらえると告げられるが、ひょんなことから二人のシンノスケは入れ替わることになる。

時空を越えた二人がそれぞれの時代で目にし、気づき、感じたこと、そして行き着く先でそれぞれが出した人生の答えとは?

「生きる」ということ、この世に生を受けた意味、命のつながりへの感謝、自分を取り囲む全てのものが当たり前ではないのだということをこの物語は問いかけています。

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今回は
子供たちの頑張り
脚本演出の望月さん、柴田さん、八田さんの協力
役員、保護者、舞台スタッフの皆さんの協力
協賛を頂いた皆さんの協力
皆さんのご参加

これらすべてのおかげで本当によい舞台ができました。

皆さんに本当に感謝です。

次回は27年の8月19~20日あたりで、
メンバーを変えて同じ脚本で行っていくので、皆さん是非ご参加ください。
以下で今回の舞台にいたる私の主観的なお話をします。
実は、この舞台をつくるのには、7年の歳月がかかっています。

きっかけは7年前、私が吹田の市議会議員の時代に、全国の先進的な教育活動を調べていて沖縄の舞台に出会ったことでした。
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  http://www.amawari.com/

それがこの現代版組踊り「肝高の阿麻和利」です。

これは平田大一さんが演出されている舞台で、私が見に行った時点ですでに10年の活動を積み上げられていました。

一般の中高生が集まり、沖縄の偉人の人生を描く舞台は、子供たちに人生の意義や郷土の誇りを学ばせるものでした。

そこに集まる学生たちの礼儀正しさや凛々しさ、目の輝きを見て、

「これが私の目指す教育事業だ」と感動したのです。

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そこで、平田大一さんに無理をお願いして協力を取り付け、

6年前の吹田青年会議所の事業で、沖縄の子供たち70名を招いて吹田で舞台上演をしてもらいました。

数百万の事業費がかかり、青年会議所でも侃侃諤諤の議論をしたことは忘れられません。

この舞台の一部にダンサーとして吹田の子供たちに参加してもらったのが、

今回舞台を上演する「吹田夢☆志団」の原型です。

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沖縄の子供たちの素晴らしい舞台に感動した吹田の子供たちは自分たちも舞台づくりをやってみたいと言ってくれ、2011年に正式に「吹田夢☆志団」が発足しました。
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最初の2年間は吹田青年会議所がバックアップしてくれていましたが、いつまでも甘えるわけにはいかず、3年目の2013年から自主財源をつくって独立しました。

これまで多くの方々のご助力で運営を支えて頂きましたが、

目標とする沖縄の舞台とは内容にずいぶんと開きがあり、団体として存続させるかどうかをみんなで悩んだこともありました。

なぜなら我々の目指すのは、単なる舞台づくりではなく、「青少年の育成事業」だったからです。

この舞台に関わった子供たちが、自立し、社会性や郷土愛、歴史観を身に着けてくれなければ、やっている意味がないと私は言い続けてきました。

そんな悩みを抱えていた昨年、私はまた一つの舞台に出会いました。

それが元劇団四季の望月龍平さんが演出する「君よ生きて」です。

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http://rmcompany.co.jp/

こちらは、現代の若者がひいおじいちゃんになり代わり、「シベリア抑留」を経験することで、

今を生きる意味を見つめなおすというストーリーです。

私はこの舞台を見て、望月さんに是非吹田の子供たちの舞台脚本と演出をお願いしたいと思い、

またまた無理をお願いして、大阪に通っていただき、今回の舞台を創って頂いたのです。

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この7年間で、私自身の政治活動では選挙区が変わることもあり、吹田の仕事を「途中で投げ出すのか」と怒られたこともありました。

「国会議員は国の代表だから、選挙区が変わっても大丈夫」と言ってもなかなか皆さんには伝わらなかったのです。

どこにいたってやる事は同じで、私は吹田市だけがよくなればいいなんて思っていないのに、選ぶ側の意識はそうはいかない現実を知り凹みました。

また、演出家を望月さんに変えることには、内外から批判の声も上がり、辞めてしまったメンバーもいました。人間関係というのは難しいものです。

あげればきりがないほど、本当に7年間、いろいろなことがありました。

しかし、それでも一緒に運営をしてくださる皆さんがいて、参加してくれる子供たちがいる。

だから何が何でもよい舞台をつくって大々的に皆さんに観て頂こうという思いで、今年の講演に漕ぎつけました。
今回の舞台に向けては、

・なかなか脚本が出来上がらず、望月さんにはかなり話をして、(私の思いも反映したものにしてもらいましたが、)台本ができたのは10月の20日頃でした。よって実質の練習期間は2ヶ月でした。

・テーマが戦争なども含んだ難しいもので、子供たちも「これは大人の台本だ~」と最初は気後れしていました。しかし、私が日本の近現代史の話をしたり、スタッフが特攻に行かれた皆さんの遺書を子供たちに読ませてくださったり、子供に遺書を書かせてくださる中で少しずつ戦時中の時代背景や登場人物の気持ちを理解してくれるようになりました。

・舞台を上演するには数百万の予算がかかります。(今年だけでも300万以上)そのこともしっかり子供たちに話して、チケットを売ったり、物販をしたりと自分たちで自立した活動にできるように指導しました。

私としては舞台が上手く作れたことよりも、その過程で子供たちが成長してくれたことが嬉しいです。
7年前に、私が感動した沖縄の舞台には、正直言ってまだ少し及ばない部分もあります。

しかし、5年前にスタートした時を思えば、本当に子供たちは成長しました。

自分たちで考えて行動できるようになりました。

周りの人への感謝も学びました。

運営費のことなどもちゃんと理解し、自立する意識が芽生えました。

日本の歴史についても自分のことと結びつけて考えられるようになりました。
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20日は、そんな子供たちの成長を感じられた舞台でした。

観客の皆さんにも想いは伝わったとおもいます。

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本当に胸打たれました。子供劇団の域を越えて英霊からの命のメッセージが伝わる舞台。
今の世を生きにくいと感じている日本中の子供達に見せてあげたい…と思いました
ありがとうございましたm(__)m  (主婦)

この舞台を通して私はとても大切なものがわかった気がしました。
私の友人はもちろんですがこの作品に関わる全ての方々の
思いがあらわれたことだと思います。本当に今日見にきてよかったです。
私がみた作品で一番です!  (女子高生)

今日は、素晴らしい舞台を ご縁をありがとうございました。
このテーマに真剣に向き合う子供達の姿や演技に感激の涙があふれ、ティッシュを2袋使いきりました。
これからも たくさんの方に見てほしい舞台だと心から思いました。
歴史について 子供たちと共に学ばなければと痛感もしています。(主婦)

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とはいえ、子供たちの才能を考えると昨日の舞台は40点くらいです。

まだまだよいものが作れるでしょう。

この舞台を大きくし、大阪の吹田からより多くの方にメッセージを送れる舞台にしていきたいと思います。

改めて今回の舞台に協力いただきましたすべての皆様に御礼を申し上げます。

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次に私が舞台に関わるのは、こちら

2月21~22日 舞台「流れる雲よ」

流れる雲よ_A4チラシ_3版

また皆さん、一緒に涙を流しましょう!

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神谷宗幣 (かみや そうへい)龍馬プロジェクト全国会会長

1977年福井県生まれ。関西大学文学部・法科大学院卒業。予備自衛官三等陸曹。29歳で吹田市議会議員に当選(2期・副議長・2012年衆議院選挙のために辞職)。2010年「龍馬プロジェクト全国会」を発足し、現在250名の会員を束ねる。インターネットチャンネル「CGS」を開設し毎日番組を配信。大阪府吹田市を拠点に活動中。
著書「日本のスイッチを入れる」「政の哲学」など。