日々の活動やニュースに対する考え、視察の報告などをブログにまとめています。

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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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「永遠の0」への応援メッセージと新年の抱負

最近の動向 |

謹賀新年

1年の年男生活が終わりました。昨年は年男だったせいか、いろいろと仕事を任せて頂いた一年でした。

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今年は「馬」年。

私が会長を務める龍馬プロジェクトに縁起のいい年だと勝手に思っていますので、
馬のように駆け回る一年にしていきたいと思います。

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さて、昨年末に、映画の「永遠の0」が公開され興行成績で1位を取っています。実は私も既に2回映画館でみました。

原作の小説は2011年の8月に読んでいて、あまりにもよかったので、映画はひょっとすると、、、と心配していました。

しかし、その心配は外れ、かなり完成度の高い映画になっていて、私は大満足です。

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この映画をみて、私が政治活動を通してやりたいことを、原作者の百田さんや映画のスタッフはやってくださったなあ、という想いでいます。

この映画では、戦争の悲惨さ、大東亜戦争時の作戦のまずさ、軍隊の辛さ、当時の社会背景などを描くとともに、

当時の若者の優秀さ、決して洗脳されていたわけではなくやむなく戦わざるをえなかったこと、

今の我々と同じく平和に家族と暮らしたかったという想い、自分たちが命を懸けて戦った結果としての日本の繁栄への希望、

も描かれています。

 

私が政治を通して形にしたいことは、「日本の若者の意識改革」
です。

一人一人が、日本という国に誇りを持って、
世界の平和と発展の為に日本という国がどうなればいいのかという戦略をもち、その中で自分たちがどう生きるのかを考える。

そのきっかけをつくる活動がしたいと考えています。

ですから、ずっと教育が大切だと訴えてきているわけです。
しかし、政治家と言っても1人の市議会議員では、発信力も実現力もありません。

だから、2009年に当時の橋下知事と一緒にやろうとしました。

しかし、想いが違うことが分かってきたので、2010年から龍馬プロジェクトを始めました。

外の活動だけでなく、現場を持たねばダメだと考えて、2011年は仲間を候補に立てて吹田の市長選も戦いました。
その選挙で仲間を落選させてしまい、「自分も必ず行かねば」と思い、大風呂敷を広げた責任も感じて、2012年には国政選挙にも出ました。

どのみち厳しい選挙とわかっていたので、「安倍総裁の下の自民党なら私の目指す活動をやらせていただけるかもしれない」と考え、
選挙区まで変えて自民党から立候補しました。

 

これらすべての活動の根底に、「日本の若者の意識を変えたい」という想いがあります。

ですから、昨年は自分で会社を作り、ネット番組「CGS」をスタートし、

見識ある先生方の力をお借りし、若い世代向けの情報配信を始めました。
まず基本は、日本の近現代史を知ってもらうこと。

同世代の倉山満先生と親交があり、彼の歴史と国際情勢の捉え方を今の日本の若者に伝えたいと考えてメインの番組に。

それから、メディアの世論操作を読み解くという意味も含めて、経済や健康に関わる番組。

日本の成り立ちや為政者にによる歴史の改ざんについて柔軟に考えてもらうための古代史の番組。

有権者の政治意識を高めるための政治の哲学。

またさらに、学校で教えることを禁止された神道や修身についても取り上げました。

 

受け手にどこまでメッセージが伝わっているかはまだわかりません。

面白くないと見てもらえないので、笑いも含めて軽いタッチで番組をとっています。

しかし、そうやって動画で残していけば、必ずどこかで誰かが気付いてくれると信じてやっています。

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そうやってコツコツ私なりにやっている「若者の意識改革」ですが、

今回の「永遠の0」のヒットは、より大きな発信力で日本人の意識に語りかけてくださっていると感じています。

私が6年前に政治家になった時には、まだこの映画が公開されるような世の中ではありませんでした。

そういう意味では、中国が尖閣を取ろうとしていることも韓国が日本に論戦をしかけることも、
日本人の意識を変えるに良い作用があったのかと思います。

 

しかし、ここで偏狭なナショナリズムを盛り上げてイケイケドンドンになってはいけません。

戦場でも強くあることと、無謀に突っ込むことは全く違います。
まず、冷静に国際情勢を理解し、自国の力を分析し、手を組むところとは組んで、戦略をもって戦う。

そのファーストステップが人材の育成です。
日本は69年前に戦争に敗れ、情報操作をされ、教育や憲法まで変えられました。

世界は、国連という名の連合国軍がルールメーキングをし、
資本主義陣営と社会主義陣営が争い、資本主義陣営が勝ちました。

資本主義陣営は「グローバル化」という私に言わせれば、
資本植民地主義のような政策を推し進めています。

グローバル資本は、食料、エネルギー、軍事、情報(マスメディア)を握り、

都合の悪い存在は戦争やメディアを使って排除することができます。

こんな世界の中で、我々日本人がどう生きていくか。世界の為に何ができるかを考えるのが我々政治家の仕事なんですが、、、

教育が十分でなく、メディアも情報操作があるので、

まっとうなことを訴えていても選挙に勝てません。理解してもらえないからです。

ですから、時の風にのって勢いのあるグループに所属し、大衆の世論に迎合する政治家が増え、政治が劣化していくわけです。

 

この流れを止めるためにも「若者の意識改革」が必要です。
何度も言いますが、教育やメディアの情報発信は操作することができます。

今の流れは、69年前に戦争に負けて作られた流れです。
我々は、戦前を暗黒社会のように印象操作された世代ですが、「永遠の0」を見て、先人の書いた本を読んで、

自分の頭で考えれば、決してすべてが悪かったわけではなく、
むしろ今の我々より立派な方々が命を懸けて戦い守ろうとしたものが分かってきます。

 

我々はそれを引き継いでやっていくべくではないでしょうか。
私は、政治活動を通じてそれをやろうと思っています。

正直に言えば、昨年1年間議員のバッジを外して活動してみて、

「これ政治家じゃなくてもできるんちゃう。わざわざ選挙してやる必要あるか。」

なんてことを考えたりもしました。

例えば、百田さんや倉山さんのように言論活動でやる方法もあるわけですから。
しかし、やはり最後に政治の力は必要です。

いざというときに私が政治家であれば、仲間に「一緒にやろう」と言えますが、

政治家でなければ「皆さん、やってください」になってしまいます。
今の日本では政治家の人気はありませんが、政治家には政治家の苦労やプライドがあり皆さんそれを乗り越えてやっておられる。
ですから、私も政治家をまだやります。

周りの政治家の仲間から「神谷も政治家として一定のことはやったな。あいつが言うなら一緒にやってもいい。」

と言ってもらえるところまでは、頑張ります。

 

そして、私は「若者の意識改革、日本人の覚醒」を目指します。

それは決して日本を覇権国家にすることではなく、世界の共生文明のモデルを日本が示すことに繋がることだと私は考えています。

 

これこそが、命をかけてこの国の為に戦ってくださった皆さんの想いに報いることだと思いますし、

私自身の両親やご先祖様に対する恩返しであり、自分の命の使い方だと考えています。

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以上、「永遠の0」への応援メッセージと私の新年の抱負とさせていただきます。

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