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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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防空識別圏 中国側の主張

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日本からみると完全な挑発行為。

戦前のシナ事変前のような感じもします。

政府は断固たる態度で対応頂きたいが、

国民はあまり感情的にならず、

シナ側の思惑を考えたいところ。

韓国もシナもガンガンきますね。

東シナ海防空識別圏:高望みを防ぎ、安全を守る
「人民網日本語版」2013年11月25日 11:17

 中国政府は23日、東中国海防空識別圏の設定に関する声明を厳かに発表した。これは領海領空の管制を強化し、国家の領海領空の安全を維持し、飛行秩序を維持するための合法的措置であり、自衛権の実効性ある行使のために必要な措置でもある。(文:孟彦・国防部<国防省>国際伝播局副局長、周勇・同幹事。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 防空識別圏の設定は珍しいことではなく、とっくに国際慣例となっている。

 1950年代に米国とカナダが他国に先駆けて防空識別圏を設定すると、20数カ国・地域が後に続いた。相応の空中早期警戒体制を構築した国もある。防空識別圏は通常、海に面した国や地域が海空の防衛・安全保障上設定する特定区域で、実質的には国防の必要に基づき設定する早期警戒区域であり、国際空域の正常な航行と通過の自由への影響はなく、他国への脅威にはならない。

 識別圏には進入した不明な航空機を早期に見極めて、対処の時間を稼ぐ役割がある。考えてみるといい。もし国は海の上空の脅威と不明な航空機が領空に接近して初めて航空管制を実施できるのだとしたら、突発的事態を速やかに見極め、効果的な対応措置を講じることは困難であり、国家の防空・安全保障にとって深刻な脅威となる。

 中国の東シナ海上空は国際線の密集する重要な区域だ。中国の東シナ海防空識別圏設定は領空範囲の拡大ではなく、領空主権の勝手な拡大でもなく、いかなる特定の国や目標も念頭に置いておらず、各国の航空機に対して平等に適用される。このような「他国の領空に関係せず」「他国の安全の脅威にならず」「通過の自由に影響しない」防空識別圏に対して、極めて敏感になり、過度に反応している国がある。彼らは自国がとっくに防空識別圏を設定している事実を無視し、中国の防空識別圏設定に対してむやみに非難し、公然と煽り立て、「東シナ海地域の緊張を招く」と、わざとセンセーショナルな指摘をしている。

 中国の東シナ海防空識別圏設定に対して、周辺諸国を含む国際社会の大部分が同意と理解を示す中、ごく一部の国がどうしても跳び出してきてわめくのはなぜか?東シナ海防空識別圏の設定後、防空識別圏に進入し、識別に協力しない、または指示に従わない航空機に対して、中国が武力による防御的な積極的措置を講じるからだ。これが彼らの敏感な神経を逆なでし、中国の領土を高望みする彼らの心にとって手痛い打撃となったことは間違いない。

 防空識別圏内では通常、速やかな識別、監視・制御、対処のために航空機に対して国籍、方位、飛行計画などの情報の届け出を求めるだけであり、国際法に基づく通過の自由は制限しない。中国の設定した東シナ海防空識別圏もこの原則と要求に従い、防空識別圏に進入する航空機の飛行活動を誘導し、判断の過ちを減らし、摩擦を回避し、飛行の秩序と安全をより良く守る。

 つまり、およそ正常な通過であれば、この識別圏があろうとなかろうと影響はない。だが中国の領土を高望みする挑発的飛行、偵察活動、危険な動きに対しては、防空識別圏を設定した以上別の話で、法にのっとり対処する。

 中国は一貫して防御的国防政策を遂行し、平和的発展の道を断固として揺るがず歩んでいるが、正当な権益は断じて放棄しない。いかなる国もわれわれが国家の主権、安全、発展上の利益が損なわれることを受け入れると期待してはならない。中国の核心的利益に関わる問題で戦略上誤った判断をしてはならない。最後に言っておかねばならないのは、東中国海防空識別圏が防ぐのは高望みであり、守るのは国家の安全であるこということだ。われわれが防ぐのは、中国の領土を高望みする者だ。(編集NA)

外交部、防空識別圏に日本がとやかく言うのは全く筋が通らず
 「人民網日本語版」2013年11月25日10:04

 外交部(外務省)の秦剛報道官は24日、中国の東シナ海防空識別圏設定を受けて日本側が申し入れを行ったことについて「中国側の措置は国連憲章など国際法と国際慣例に完全に合致しており、完全に正当でもある。中国側の東シナ海防空識別圏設定に対して日本側がとやかく言うのは全く筋が通らない。中国側は断固反対する」と表明した。

 –中国政府が23日に東シナ海防空識別圏の設定を発表した後、日本の外務省などは防空識別圏が釣魚島(日本名・尖閣諸島)をカバーしていることは受け入れられないとして、中国側に申し入れを行った。

 すでに中国政府の主管部門が東シナ海防空識別圏の設定に関する根拠と考慮について、全面的な説明を行った。中国側の措置は国連憲章など国際法と国際慣例に完全に合致しており、完全に正当でもある。中国側は断固反対する。すでに中国外交部と在日本中国大使館が日本側の不当な申し入れを理詰めで退け、過ちを正すよう日本側に要求した。

 釣魚島及びその附属島嶼は中国固有の領土であり、釣魚島の主権を守る中国側の決意と意志は断固として揺るがぬものだ。中国の領土主権を損なうあらゆる行動を停止して、対話と交渉による問題の適切な処理と解決に向けて努力を払うよう日本側に要求する。(編集NA)

中国空軍が東中国海防空識別圏を初パトロール
「人民網日本語版」2013年11月24日11:06

 中国空軍の申進科報道官によると、中国空軍の大型偵察機2機が中華人民共和国東中国海防空識別圏の設定発表後初のパトロールを行った。支援のため早期警戒機と戦闘機も出動した。

 申報道官は「中国空軍による東中国海防空識別圏のパトロールは国際的慣行に沿ったものだ。国際便の東中国海防空識別圏内での正常な飛行には、いかなる影響もない」と表明。「中国軍には東中国海防空識別圏に対して実効性ある管理・コントロールを行う能力があり、各種空の脅威に対して相応の措置を講じ、防空上の安全を守る」と指摘した。(編集NA)

中国が防空識別圏を設定 航空機識別規則公告を発表
 「人民網日本語版」2013年11月24日09:54

東シナ海防空識別圏設定図(資料:中華人民共和国国防部<国防省>)

 中国政府は23日、東シナ海に防空識別圏を設定したと発表するとともに、航空機識別規則公告と識
別圏図を発表した。

 「中国による東シナ海防空識別圏の設定は、国際的慣行に沿ったものだ」。軍事専門家の孟祥青氏は「国際法の基本原則に違反せず、他国の領土主権を侵害せず、国際的に一致して認められた飛行通過の自由に影響しさえしなければ、主権国家は防空識別圏を設定するか否か、いつ設定するか、どの範囲で設定するかを一方的に決定する権利を完全に有し、事前に他国の同意を得る必要はない。東シナ海防空識別圏の範囲は、国家の防空上の要請と飛行秩序の維持の必要に基づき決定されたものだ」と述べた。

軍事専門家の尹卓氏は「現在および今後一定期間、中国の安全保障環境は複雑だ。東シナ海の防空識別圏の設定は、まさにこの状況の推移上の要請に基づく、領土・領空主権と安全を維持するための正当で合法的な措置だ」との認識を示した。

 防空識別圏は海に面した国または地域が海空防衛・安全保障上の必要に基づき海洋の上空に設定する特定の空域で、実質的に国防の必要に基づき設定する早期警戒区域だ。防空識別圏は米国が1950年に初めて設定して以来、現在までに20以上の国や地域が設定している。

 専門家は、中国が防空識別圏設定の詳細を発表したのは、軍事的透明性を高める重要なステップだと指摘。軍事専門家の張軍社氏は「東シナ海防空識別圏の設定により、中国の防空・早期警戒能力が高まるだけでなく、外国の航空機との軍事的ミスジャッジを回避することもできる。外国の航空機がこの空域に進入する場合、通告またはその他規範的措置を講じる必要がある。これは双方が海空の状況を速やかに把握するうえで重要な役割を果たす」と表明した。(編集NA)

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