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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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靖国参拝者のブラックリスト

ブログ |

ああ、ブラックリストに載れないのが残念です(笑)

周恩来だけでなく、

終戦後、国民党と戦う武器を残してくれた日本軍に毛沢東も感謝し、

靖国に眠る人にお礼を言っているはず。

共産党の後輩の恩知らずな言動を先人は如何におもっているんだろう。

靖国参拝者ブラックリストに批判も 中国ネット「自国の烈士拝まないくせに!」
2013.11.03 夕刊フジ

靖国神社の参拝に訪れた「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーら。中国からは「ブラックリスト作成論」が飛び出した=10月18日、東京・九段北

 靖国神社の秋季例大祭に合わせて国会議員約160人が同神社を参拝したことに対して、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は23日、「参拝した政治家のブラックリストを作成すべきだ」とする学者の論評記事を掲載した。ビザ発給停止などで圧力をかけ、参拝をやめさせようという趣旨だ。中国のネット上では反日感情を背景に「強烈に支持する」との声が上がる一方、「中国人は自国の烈士を拝まないくせに、他人のことをあれこれ言う資格があるのか?」と冷めた声も少なくない。

 ■「拝鬼者を制裁せよ」

 論評を執筆したのは中国人民大学の陳先奎教授。まず陳氏は、靖国神社の参拝について「鬼を拝む(拝鬼)」と記述している。中国メディアでは一般化された表現で、鬼は亡霊という意味のほか、憎悪を込めて外国人を呼ぶ際に使われ、日本人の蔑称「日本鬼子(リーベン・グイズ)」を連想させる。

 陳氏は、「靖国神社を参拝した右翼の政治屋のブラックリストを作成し、各人の状況に応じて一定の制裁措置をとることを検討すべきだ」と主張。閣僚などの「代表的人物」に対する制裁として、長期間の入国禁止措置や中国における経済活動の制限、中国政府が日本国内で行う活動への参加拒否、国際機関の重要ポスト就任への反対など挙げている。

 陳氏は「日本の政治屋が靖国神社に参拝するのは、人類の良知と国際正義への挑戦であり、中国人民の傷に塩をすり込むものだ」と決めつけ、制裁は「『拝鬼者』に代償を支払わせ、参拝に反対する日本の友人の立場を固めさせる」と解説。また「近年わが国の指導者は、歴史と領土問題において中国に挑戦している日本の指導者と会談しない姿勢を堅持している。これは事実上、一種の制裁なのだ」とも言及している。

■「国内問題から目をそらすな」

 このブラックリスト作成論に対して、中国のネット上では賛否が分かれているが、支持派に共通しているのは「靖国参拝によって中国人が侮辱されている」という誤解に基づく感情論だ。

 「どんな人間にも自らの尊厳はある。譲れない最低ラインを示して、外国から侮蔑を受けないようにしよう」

 「いい考えだ。リストに載った日本人は一生涯、中国の地を踏ませるな」

 また「毎年毎年、中国側はいつも抗議ばかりで、実際の行動はどうした?」といういらだちの声もみられる。

 一方で冷静な声も少なからずある。

 「中国人は日本車に乗り、日本のテレビ番組を見て、日本製のエアコンを使い、大声で日本に反対する。恥知らずだ」

 「日本人が靖国神社で参拝しているのは彼らの英雄だ。われわれは何を根拠にとやかくいうのか?」

 日本との軋轢(あつれき)が、国内問題の目くらましに使われていると疑う向きもある。「まず、自分の家の問題をしっかり解決してから考えよう。視線を他にそらすな」

 国内社会の矛盾に対する不満から、自虐的なコメントも目立つ。「中国の汚職官僚はブラックリストに載ってもお構いなしで、酒食におぼれたぜいたくな暮らしをしているじゃないか」

 「そもそも日本人が中国に来て何をするんだ? 汚れた空気を吸って、有毒食品を食べて、共産党の賛歌を聞かされるだけじゃないか」

■靖国に感動した周恩来

 靖国神社は、祖先を祀(まつ)って祈りをささげる日本の精神文化に根ざした存在であり、「復讐(ふくしゅう)と侵略の誓いの場」などでは決してない。中国の冷静なネット世論を見る限り、日本側が丁寧に説明しさえすれば、そのことを理解してくれる中国人は多いはずだ。

 「拝鬼」という表現からも分かるように、中国当局は東京裁判によるA級戦犯の合祀(ごうし)を問題にしているというより、靖国神社そのものを「日本軍国主義」の象徴と位置付けて喧伝(けんでん)している。日本側は少なくとも一般の中国人に対して、こうした誤解を解くための情報発信を根気よく続けるべきだろう。

 日本の外務省は、韓国や中国がそれぞれ領有権を主張する竹島(島根県隠岐の島町)と尖閣諸島(沖縄県石垣市)について、日本固有の領土であることをアピールする動画の一部公開を始めた。

 今後は中国語を含む10言語に翻訳される予定だが、この動きに対してさっそく中国中央テレビが24日、特集を組んで反論するなど、官製メディアは日本側の情報発信に対し、過敏に反応している。ある種の危機感の表れといえる。

 新中国建国の立役者とされる周恩来元首相は、日本に留学していた1918(大正7)年5月1日の日記に、次のように書いている。

 「朝、読書。昼飯の後、半時間昼寝。夜、九段一帯をぶらぶらしていると、ちょうど靖国神社の大祭(春季例大祭)に出合い、それを見て深く感動した(看了深受感動)」

 周恩来は、日清、日露戦争の戦死者が祀られていることを知った上で、大祭に「感動した」と述べているのである。日本はこうした事実をどんどん発信しないといけない。(西見由章)

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