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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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副市長辞任「なぜ今」 吹田市随意契約問題

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いろいろ裏のあるやめ方です。

すべてはオープンにはできませんが、

この問題と今後の対応今から市役所で会議してきます。

副市長辞任「なぜ今」 吹田市随意契約問題

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詰めかけた報道陣を前に、記者会見で引責辞任を表明する冨田雄二副市長(右)(吹田市で)

詰めかけた報道陣を前に、記者会見で引責辞任を表明する冨田雄二副市長(右)(吹田市で)
 吹田市が、井上哲也市長の後援企業に対し、特定の1社を指名する「単独随意契約」で工事を複数発注していた問題は19日、冨田雄二副市長が辞任表明する事態となった。冨田副市長は、不透明な工事を調べるために市が設置した検証委員会のトップ。調査途中での突然の辞任表明に、市議や市民らは戸惑いと憤りを隠せない。(辻和洋)
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 「なぜ全容解明されていないこの時期に辞めるのか。ますます不信感が深まるだけ」。19日、冨田副市長の辞任表明を受け、ある女性市議は語気を強めた。

 一連の問題は10月末、市が国の補助金「グリーンニューディール基金」を活用して市庁舎に太陽光パネルを設置した工事について、入札を実施せずに井上市長の後援企業に約2250万円で発注したことが報道で発覚。国には「一般競争入札」と虚偽の報告をしていたことも明るみに出た。

 市は冨田副市長を委員長とする「ガバナンス推進委員会」を設け、11月2日に初会合を開催。冨田副市長は、市発注工事の全庁調査を提案するなど検証作業の陣頭指揮に当たったが、その後、別の工事でも問題の後援企業と単独随意契約を結んでいたことなどが次々と判明した。一連の事業の決裁にかかわった冨田副市長は「早期収束のため、私が取れる最大の措置」として、引責辞任を決めた。

 この流れに、男性市議は「今回の不適切な契約について次の議会で質問しようと思っていたのに、肝心のことが聞けない。突然の辞任は市政運営にも支障をきたす」と困惑する。同市の副市長は2人で、ガバナンス推進委の委員長はもう一人の山中久徳副市長が急きょ務めるが、冨田副市長は市の契約に関する事務手続きを掌握していたため、混乱も予想される。

 さらに、今回は井上市長の後援企業を巡る契約が問題となっているだけに、市長の責任を問う声も強い。

 井上市長は昨年4月、地域政党・大阪維新の会の公認候補として、市長選に初当選した。市職員の給料・ボーナスのカットや職員採用凍結などで人件費を削減し、積極的に行財政改革を推進してきた“改革派”として知られていた。

 井上市政に注目してきたという同市内本町の会社員男性(62)は「改革の期待が大きかっただけにがっかり。無駄を削るべき時代に、特定の企業だけぬくぬくと仕事を受けているなら許せない。みんな生活が苦しいのに」と憤った。

(2012年11月20日 読売新聞)

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