吹田第六小学校 (訪問日平成19年12月4日)
吹田第六小学校を視察しました。
*校長先生の学校紹介
本校は吹田第一小学校からの分離校で本年度で35年目を迎えます
と市内で2番目の小規模校です
学校教育目標は、「みんなの幸せを願い、自分で考え、表現し
本年度の研究課題は「国語科の基礎的な力を育む」とし
校長の学校経営方針は次の「三つのあふれる学校を創ろう」です。
1、子ども達の笑顔があふれる学校
2、One for all, all for one の精神にあふれる学校
3、地域・保護者の方々があふれる学校
安全安心コミュニティスポットやビオトープ池のある緑豊かな吹六
先日お邪魔した豊津第一小と並んで、毎日HPの更新をしておられる辻校長。お話を聞いていて、校長先生が、
明確な目指すべき学校像をお持ちであることが良く分かりました。その理想には私も大変共感いたしました。
また、地域との連携が非常に良く取れているとのお話も大変印象に残っています。
ここはその改装されたトイレでしたが、大変綺麗に使われていたので、感心しました。
トイレを綺麗に使えることー生徒児童の情緒を知る一つのバロメーターだと思っています。
校内は、廊下にも多くの掲示物があり、賑やかな感じがしました。
写真は「心が元気になる言葉」を集めた掲示物です。こうして先生方が手間暇をかけた取り組みが、
じわりじわり児童の心に反映されるように思います。
パソコンルームでは、5年生の子供達がオリジナルカレンダーを作っており、自分の頃と比べて、技術の進歩を感じました。
授業を見せていただきましたが、子供達がとても落ち着いており、素朴な印象を感じ取りました。地域によって全く様子が異なります。「本校の先生方は、子どもが好きで授業のプロです。先生の仕事の本本分である授業研究には特に熱心です」と自信満々の校長先生。
教室ごとに地域の地図が張ってあり、子供達がいろいろ書き込んでいました。
今後開発のある地域ですから、子供達の安全や市民の生活環境がしっかり保てるよう、私もしっかり話を聞いてきました。
正門にあるコミュニティースポット!ログハウスのような温かみのある建物でした。
地域の方が集いながら、子供の安全を見守ってもらおうとの試みで、保護者らの寄付を募って建てたれたそうです。
*神谷コメント
校舎自体は、
他の学校と同じように老朽化していたが、大変温かい雰囲気のある学校であった。要因は、地域性や地域のボランティアの活躍、
校長先生のリーダーシップなど、いろいろと考えられるが、これが答えだといえるものはないのかもしれない。
今まで訪問した学校にないものを感じ取ったので、今後学校訪問を続けていく中で、自分なりに分析していきたい。
また、当校のみから感じたことではないが、やはり校長、教頭のリーダーシップは、学校の雰囲気を大きく左右する。
訪問を繰り返す中で、学校の管理職の仕事の重大さを強く感じている。学校も「制度」ではなく、やはり「人」である。地域の方には、
重責を担って頑張っていらっしゃる学校の管理職としっかり意思疎通していただき、現場の教員の仕事を理解し、
温かいサポートをお願いしたいと思う。
今回訪問してみて、当校の地域ではそうした人を中心とした連携が上手く取れているのだろうと感じた。
*秘書ちかこのコメント
早いものでもう12月です。施設見学をするのも肌寒くなってきました。今回、印象深かったのは、
校長先生 の提案される学校の内装についてです。校長先生は実際に海外の学校で内装の重要性を実感されたそうですが、
実際に校舎内を回ってみて、廊下を二色に塗り分けたり、トイレのタイルの色を工夫したりすることで、
気分を和やかにする効果があることを実感しました。校舎内装の「色」自体を重要だと感じたことはありませんでしたが、
暖色系の色だと落ち着きますね。実際に見てみるとよくわかります(^_^)