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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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中島塾現代学講座「憲法をどうするか」  文責:福良碧(神谷インターン10期生)

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中島塾現代学講座「憲法をどうするか」  文責:福良碧(神谷インターン10期生)

中島英迪先生に、日本国憲法の概要と今後について教えていただきました。

日本国憲法は終戦後の占領下時代に、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)草案を

もとにして作られた憲法です。

そういった経緯から、戦前の大日本帝国憲法とは実質まったくの別物となっています。

天皇は国の象徴であるとする第1条や、戦争反対と平和をうたった第9条が有名ですが、

日本を軍事面で弱体化させようというアメリカの意図が隠されている、という指摘もあれば、

革新的だと評価する意見もあります。

どちらにせよ、現在の憲法を変えるには、国会議員の3分の2と、国民の半数以上の賛成が

なければなりません。これは硬性憲法といって、改正が非常に難しい仕組みとなっています。

・憲法改正への視座

現憲法に対しては以下のように様々な立場があります。

1.護憲論

現行のまま変えないとする。<共産党、社民党、九条の会>

あるいは憲法そのものは変えず、文章の解釈を変える。(解釈改憲)<自民党>

2.改正論

時代に合わない点など、現行のものを部分改正したり、必要な条項を加えるべきとする。<民主党、公明党>

3.自主憲法論

一から全面的に作り直すべきとする。<鳩山由紀夫氏など>

4.復元・改正論

占領下で作られた憲法は無効であると考え、日本国憲法を廃棄し大日本帝国憲法を改正すべきだとする。

5.不文憲法論

成文憲法は不要とし、現憲法を破棄すべきとする。

・問題点

先に述べたように、日本国憲法は実質GHQ(アメリカ)によって作られたものであり、

日本人が自主的に作成したものではありません。

内容の良し悪しに関わらず、他国によって強いられたままの憲法でよいのか、という問題があります。

また、解釈改憲のようなあいまいな形で憲法をとらえることについても異議が多数あります。

自衛隊の存在意義やあり方について議論が繰り返されるのも、第9条の解釈の仕方に端を発しています。

・講義を受けて

「憲法の話は最近されていない。流行らないからだ」と中島先生はおっしゃいました。

思えば私自身、義務教育で習って以来、まともに考える機会はなかったと振り返りました。

しかし憲法は国家の枠組みを定めるものであり、あらゆる法律の土台となるものです。

目先のことにとらわれ枝葉末節の法律に焦点を絞るよりも、まず根本的なところから

考えることをおろそかにしてしまっているように感じます。

今の憲法には、日本人の伝統的な理念や文化は含まれていません。憲法の前文を読むと、

国際協調を重んじる姿勢が貫かれている一方、家族や地域の中での助け合いの精神や愛国心に

ついては全く触れられていないのです。その点で中島先生は「復元・改正論」を推奨されていました。

大日本帝国憲法は少なくとも、昔から継承されてきた日本人の精神に根付いているからです。

私も今の日本人は自国への誇りを取り戻すべきだと考えます。

今は欧米風の個人主義があまりにも蔓延していて、社会やコミュニティーの中で生きている、

他者によって生かされているという気持ちが薄らいでしまっています。

もともとの日本人の精神を取り戻すことが、モラルや倫理観を取り戻すことにもつながるのでは

ないでしょうか。その第一歩として日本国憲法を変えることは大切だと私は思います。

文責:福良碧(神谷インターン10期生)

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プロフィール写真

神谷宗幣 (かみや そうへい)イシキカイカク株式会社 代表取締役
参政党 事務局長
龍馬プロジェクト全国会 会長
予備自衛官 三等陸曹

昭和52年福井県生まれ。関西大学文学部・関西大学法科大学院卒業。
 21歳の時、1年間海外で生活し、外国の若者と交流する中で「日本人に生まれたことの感謝」と「思考停止している日本の若者への問題意識」に目覚める。20代は高校で「英語と世界史」を教え、実家の食品スーパーの倒産を経験することで、教育の課題と地方経済の疲弊を実感する。
政治からのアプローチで「日本の若者の意識を変える」ことを目指し、2007年に29歳で吹田市議会議員に初当選。市議は2期6年、吹田市議会の副議長まで務め、2012年議員辞職して衆議院議員選挙に自民党から挑戦するも落選。
 2013年に株式会社を設立。インターネットチャンネル「CGS」を開設し、政治や歴史、経済をテーマに毎日番組を配信し、若者の意識改革に努める。また、日本人の意識改革のための海外研修及びセミナーや、「CGS」とリンクした「歴史」「主権者教育」「キャリアデザイン」「政治のしくみ」などをテーマにした講演は、若い世代を中心に多くの支持を得ている。令和2年、「参政党」を結党し、世の中の仕組みやあり方を伝えながら、国民の政治参加を促している。

執筆活動も行い、主な著書として「大和魂に火をつけよう」(青林堂)「坂本龍馬に学ぶ「仲間をつくる力」(きずな出版)「子供たちに伝えたい「本当の日本」」(青林堂)などがある。