日々の活動やニュースに対する考え、視察の報告などをブログにまとめています。

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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

ブログの記事一覧

カンボジアでの学び

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昨日からカンボジアのプノンペンに入りました。

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夕方まで時間があったので、寺院や国立博物館、王宮を周りました。

内戦もあったからでしょうか?

プノンペンの観光資源はかなり乏しいと感じました。

観光客がアンコールワットに集中するのもわかります。

今はダイヤモンドアイランドという地域の開発を進めていて、シンガポールのマリーナベイサンズと同じ形のホテルが建築されていました。

日本からもイオンモールや東横インが進出するようです。

まさに街ができる様子を目の当たりにしました。

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ポルポト時代の刑務所跡の見学もしました。

収容されていた方があまりにも幼いので、みんな衝撃を受けました。

人間は神にも悪魔にもなることを再確認。資料を買ったのでまた勉強します。

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夕方からは、日本人の経営する日本語学校を視察。

ベトナムの学校と合わせて、これから関わっていくことになりそうです。

視察の目的や意図は、また帰国後にホームページにまとめます。

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夜は、いろんなネットワークを駆使して、カンボジア、ベトナム、シンガポールで活躍される同世代日本人経営者に集まって頂きました。

移民や少子化、起業、グローバル化について、現場をもつ方々の生の声を聞くことができ、

私も認識を少し改めました。

こちらもまた、帰国後に詳しくまとめます。

やはり海外は学びがでかい。

今日もカンボジアでたくさん学んできます。

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台湾の歴史教科書

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情報提供遅れましたが、

台湾でも歴史教科書が問題になっています。

日本統治時代の記述を変えようという動きがあるんです。

日本統治を
『日帝支配』とか『植民地』と変えようという活動をしている学者がいると。

皆さん、お察しのとおり、
そうした学者にロビー活動をしているのは、

中国と韓国。

行政がお金を出して、歴史を考えるシンポジウムをしてるようです。

台湾人も中国人は警戒しても韓国人にはあまいようですね。

なんといっても台湾は韓流ブームで、
若い人は日本より韓国のアイドルが好きですから^_^;

そのうち、あれっ?ってなると思いますが、、
日本もやられてましたからね。

教科書を変えられると、親日の国が、、、

チェックしておきましょう。

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ベトナム ホーチミンにて

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台湾のデモを気にしながらも、今日はベトナムのホーチミンへ移動。

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今回は沖縄に来るのに合わせて、せっかく南へ来たんだから、台湾、ベトナム、カンボジアを周ります。

目的は、実はいくつもあります。

まず一つ目は、五月からスタートする私の塾に来てくれる皆さんの海外研修先を見つけることです。

この塾は少人数でかなりがっつりメンバーと向き合う趣旨ですが、その過程で是非海外、特にアジアを見てきてもらいたい。

その成長活力と、若者のバイタリティ、日本の長所短所をしっかり見つめ、自身のグランドストラテジーを考えてもらうために。

ちなみに今回の訪問には友人のカズヤくん(25)にも来てもらいました!
彼にはグローバルな新しいメッセンジャーになってもらいたいという願いがあります。

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二つ目の目的は、私は日本人の教育のプロセスに、アジアの若者と日本の若者を交流させる事業を入れたいので、そのネットワークづくりです。

私の目は、インド、台湾、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、スリランカ、ロシアに向いています。

次にバッジをつけるまでに、世界を周り、私の考えに賛同してくれる日本人とのネットワークをつくりたい。

日本の若者を世界に出したいですし、世界の優秀で日本を大切にしてくれる若者を日本に招き、日本の若者の目を覚まさせたい!

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そんな思いで、今日は日本人の経営する日本語学校を訪問してきました。

ただのビジネスではない人材教育を見せてもらいましたし、外国人を労働者としてみずに、将来の日本のパートナーとしてみる姿勢に共感し、視察を申し込みました。

私は、労働力確保のための移民には断固反対しますが、世界の優秀な若者に日本に来てもらうことは多いに賛成します。

似ているようで全然違うことです。

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そんな趣旨でできるビジネスをまた新たに構築しようて考えているので、三つ目の目的はビジネスの打ち合わせです。

これは龍馬プロジェクトにも繋がる話で、もはや龍馬プロジェクトは政治活動の域をこえ、グローバルなビジネスの話に広がりつつあります。

政治とビジネスを結びつけるな、という方がたまにいますが、

私はそれでは【龍馬】ではないと考えます。

不当な癒着はダメですが、
経済を回さねば、税収も増えず政治も回りません。

政治にかかわり7年。
政治とは国家経営であり、地域経営だと考えるようになりました。

私は、日本の教育を変えたいですし、
日本の政治活動のあり方も、有権者の意識も変えたい。

今のままでは嫌なんです。
なぜなら今のままでは日本の明るい未来が描けないからです。

昨日台湾の学生の涙をみて、その想いを再確認しました。

私の行動はいつも奇抜に映るかもしれませんが、

龍馬プロジェクト、CGS、塾運営、海外視察、政治活動、

全て繋がっているんです。

その先に目指すものは、
直接私と関わる皆さんには少しずつ伝え始めています。

また具体的に形ができてくれば、皆さんにもわかるように説明します。

今、言葉にしても恐らくほとんどの人にはわかってもらえない。

しかし自ら行動し、形ができれば、

なるほど、と思って頂けるはず。

私は日本が好きで、日本を良い国として次の世代に残したいですし、

日本をもっと、世界の人々に役立てる国にしたい。

そのために皇室を大切にし、英霊と向き合い、教育を考え、世界に出ています。

この繋がりを理解頂けるでしょうか?

私は命を削って行動で想いを示します。

また、行動する人を信じ、仲間になって頂きます。

そんな想いで海外を周りますので、日々のレポートをまたご覧下さい。

明日はカンボジアのプノンペンに行ってきます!

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台湾の報道

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報道でみると他人事に聞こえますね。

ニュースってそんなものです。

今後に注目します。

立法院占拠の学生団体代表、「馬総統の誠意を感じられない」/台湾
【政治】 2014/03/23 16:57

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(台北 23日 中央社)馬英九総統は23日午前、記者会見を行い、中国大陸との「サービス貿易取り決め」の撤回を否定した。取り決めに抗議し立法院(国会)の議場占拠を続けている学生団体の代表は、我々の要求に答えておらず、「誠意を感じられない」と反発している。

馬総統は総統府で行った記者会見の中で、国民党内でサービス貿易取り決めの審査が決定されたと述べ、学生らに対して議場占拠を止めるよう呼びかけた。議場内の学生らはパソコンなどを使って記者会見の模様を視聴、何らかの譲歩があることを期待していたが、その顔には次第に落胆の表情が浮かんだ。

その後複数の抗議団体などは連名で、有識者などが参加する公民会議の実施、台湾海峡両岸間の取り決めに関する監督制度の法制化、法制化までのサービス貿易取り決めの撤回、中国大陸との取り決めに関する話し合いや調印の一時中止を要求したほか、野党立法委員(国会議員)に対しても今期国会で「両岸取り決め締結条例」を成立させることを求めた。

立法院周辺の道路上で抗議活動をしていた参加者は、馬総統は学生の議場占拠を非難したが、そもそも「密室協定」が正しいかどうかを考えてもらいたいと怒りをあらわにし、馬総統の説明は受け入れられず、失望したと語った。一部の抗議者は取り決めの撤回と監督制度の法制化まで、立法院の取り囲みを続けたいとしている。

馬総統、サービス貿易取り決めの通過は「台湾の未来のため」
【政治】 2014/03/23 14:16

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(台北 23日 中央社)馬英九総統は23日午前、総統府(台北市)で記者会見を行い、中国大陸との「サービス貿易取り決め」が通過できなければ、国際的な信用を失うばかりか貿易自由化の努力を無にし、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や東アジア包括的経済連携(RCEP)への参加に大きな影響を与えると述べた。

馬総統は学生時代に自身も社会運動に参加したことがあるとし、若者が政策に関心を持ち、積極的に関わる国家は前途があると、抗議の学生らに一定の理解を示したものの、違法的手段で立法院議場を占拠し、国会運営を長期間にわたってマヒさせ、立法院や行政院などの国家機関に多大な影響を与えたと批判、議場からの退出を呼びかけた。

また、台湾は経済成長の7割を対外貿易に頼っているが、自由貿易協定(FTA)を結んでいるのは現在7カ国に過ぎず、シンガポールや韓国、日本、中国大陸に遅れをとっていると指摘。協定の調印を急ぐことが周辺化を避ける方法だとした上で、地域の経済統合は世界的な潮流になっているとの見解を示し、「国家の発展のために他の選択はない。もう待つことはできない」と強調した。

サービス貿易取り決めは「台湾を中心に、人民に有利に」の原則の下で締結したと語り、台湾の利益は損失よりも大きいと説明。今後進められる審議の過程でさらなる詳細がわかるだろうと語ったほか、取り決めやFTAは「人民の商業活動に寄与し、台湾の競争力を向上させるため」と理解を求めた。

馬総統は中国大陸からの圧力があったかとの質問に対して「全くなかった」と否定し、サービス貿易取り決めで中国大陸からの投資に対して開放される64項目のうち、27項目は2~5年前からすでに開放されており、台湾市場への影響は限定的だったと語った。

台湾行政院長がサービス協定反対派と初の直接対話、双方譲らず
2014年03月23日 13:04:台北/台湾

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立法院(国会に相当)議場占拠中の学生らと対話するため台北(Taipei)市内の立法院を訪れ、群衆に手を振る江宜樺(Jiang Yi-huah)行政院長(中央、2014年3月22日撮影)。(c)AFP/Sam Yeh
【3月23日 AFP】中国と台湾間の「サービス貿易協定」の批准に反対する台湾の学生らが立法院(国会に相当)を占拠している問題で、江宜樺(Jiang Yi-huah)行政院長(首相)は22日、協定を取り下げない方針を示し、学生らの協定撤回要求に応じない姿勢を強調した。

 台湾政府当局者と学生らが直接対話したのはこの日が初めて。地元テレビの中継映像によると、護衛に囲まれて徒歩で立法院に向かった江行政院長は協定反対派の一部ともみ合いになり、「辞任しろ」などの罵声を浴びせられた。

 江行政院長は立法院周辺に集結した群衆に対し、「行政院(内閣)が協定を立法院に送ったのは、台湾の(社会経済政策の)自由化と国際化に有用と判断しているためだ。撤回するつもりはない」と明言。その一方、立法院の審議で協定を精査することには賛成すると付け加えた。こうした中、反対派の間からは協定取り下げを求めるシュプレヒコールが上がった。
 協定は国共内戦以来65年間分断されていた中国と台湾の間でサービス分野の市場開放を進めるのが狙い。反対派は、協定は台湾経済に打撃を与える上、台湾が中国からの政治的圧力にさらされやすくなるとの主張を展開している。ただ馬英九(Ma Ying-jeou)総統率いる与党・国民党(Kuomintang)はこれを否定し、協定を批准できなければ締結する自由貿易協定(FTA)を増やそうとしている台湾にとって重大な障害になると警告している。
 反対派は、昨年締結された協定を中国に「突き返す」よう馬総統に要求し、立法院での批准を推進する国民党政権の動きを受け入れない姿勢を表明。反対派の学生200人余りは18日から台湾史上初の立法院議場占拠という手法に出ており、この日も江行政院長の発言に対し立ち退き拒否を明言した。
 協定は17日に立法院の委員会で承認され、批准に向けた最初のハードルを越えた。ただ反対派は、委員会の採決は違法だと主張している。(c)AFP

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【拡散自由】リアルタイム 台湾レポート

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3月23日。
サービス貿易協定をめぐる台湾のデモを見てきました。

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3月18日に25歳の学生を中心に立法院が占拠されて始まったデモは、23日現在4万人を越える規模に膨らんでいます。

学生達が恐れているのは、経済進出を皮切りに中国共産党が政治的に台湾を飲み込んでいき、

台湾が香港と同じ状態、つまり、言論の自由や経済活動の自立性がなくなることや、

大量の中国人が移民として台湾になだれこんでくることです。

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中国大陸では、台湾への移民を募集するポスターなどが既につくられているそうです。

18日に事件が起こった当初、台湾のマスメディアは事件を報道しませんでした。

しかし、事件が長引くにつれ、メディアも無視できなくなり、最初彼らは、学生を悪者として報じ、テレビをみる大人たちは学生らを非難していたそうです。

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しかし、学生らは動画やフェイスブックを使い、自分たちの主張を広め、心あるメディアもそれを取り上げました。

すると、全国から学生を中心に人が集まり、座り込み支援の救援物資やボランティア医師団があつまりました。

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それでも学生らを非難する世論操作が行われるので、
学生らはデモに秩序をもたせるため、交通整理や清掃を始め、警官隊と衝突しないように訴えました。

また、大学の先生の中にもデモを支援する人が現れました。

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ここで、台湾の世論を整理すると、
キーワードは、黒箱反対と協定反対です。

黒箱とは、政府が秘密裏に中国と協定を打ち合わせたプロセスそのものであり、やり方がいかんというものです。

よって世論は、
プロセス賛成 協定賛成
プロセス反対 協定賛成
プロセス反対 協定反対

と別れ、協定反対の理由は、
中小企業が駄目になる
不公平な内容がだめ
中国の政治関与が強まる

など様々です。

バリケードをはる学生の政府への要求は、

協定の再審査
両岸協議監督条例という厳しいルールの設定
総統の誠実な国民との対話

の3つでしたが、

23日テレビに出てきた馬総統は、学生の要求には答えず、民進党批判だけしたようです。

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学生たちは、これまで秩序あるデモにつとめ、便乗して政治活動をしようとした民進党の政治家もボコボコに非難し、謝罪させるなどし、

かなりバランスをとって対応してきましたが、

今日の馬総統の態度に業を煮やし、穏健派と急進派に別れてしまい、

急進派は夜の8時ごろ行政院にも突入をしました。

そこで政府は憲兵なども送り出し、学生とのにらみ合いが激化しました。

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これは12時ごろの行政院と立法院の様子。

学生らは座り込み、演説を聞いたり、歌を聞いたりしていました。

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今後の展開はわかりませんが、
かつて日本であった安保闘争よりも非常に穏健なものだと感じました。

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私がインタビューした学生は、
台湾の独立も中国に統一されるのも望まないと言っていました。

独立しても台湾だけでは、経済がはやっていけずいずれ中国に飲み込まれる。
しかし、今統一されたら明日から民主主義がなくなるという考えでした。

決して全ての学生が真剣に考えているわけではないが、多くの学生が危機感をもっていることは確かだと。

日本の学生の話もすると、
日本の学生が政治に関心がないのはまだ政府がしっかりしているからだと彼らはいいます。

日本の学生は幸せだと。

一つの『国』に生まれる幸せを日本人は知るべきだ、

国として認めらない台湾にいるからこそ強くそう思う、

ずっしりくるインタビューでした。

一月に四年ぶりに台湾にきて、
その変化に驚きました。

中国人が凄く増えたからです。

私見ですが、台湾はかなり中国に飲み込まれています。

恐らくそうしてたまった国民のフラストレーションが今回のデモの根底にあると私は考えます。

経済のために中国との貿易を広げ、東南アジアの移民を受け入れた台湾の様子、若者声を今日は肌で感じました。

ぼけっとしていたら、日本も明日はわが身です。

私の経験や考えを皆さんにシェアしたい、

強くそう思った一日でした。

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