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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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カンボジア、ラオスを周って

視察・研修報告 |

8日かけて、カンボジアとラオスを周ってきました。
前半のカンボジアは毎年会社で主催している海外研修です。台湾、インドネシアに続いて3回目になります。

なるべく若い世代の人に対象を絞ってこうした研修を組むのは、外から日本を見て日本のことをもっと真剣に見つめて欲しいという思いがあるからです。

 

私自身も21歳で世界を周るまで、日本の国や日本の未来なんて考えたことがありませんでした。

日本の中にいたら考えなくても生きていけたからです。
しかし海外に出て、「このままじゃまずいぞ」と危機感をもち、政治の世界に足を突っ込んでしまいましたf^_^;
ですから、若者が海外に遊びにいくだけでなく、何か刺激を受けて欲しいと願い、7年前から龍馬プロジェクトの海外研修をスタートし、3年前から一般向けの研修を始めました。

 行く度に私自身の見識もつきますし、一緒に行ったメンバーとの友情は深まります。また、毎回良い方々との出会いもあります。
今回のカンボジア研修は、学校の先生と大学生を対象に企画してみました。


メインの訪問先は、カンボジアの織物技術を守ろうと技術伝承の村を作られた森本さんと日本とカンボジアの問題を合わせて解決しようとカンボジアのリゾート地に工科大学をつくられた猪塚さん。


そこに、観光としてアンコールワットと、社会見学の孤児院、キリングフィールド、カンボジア経済セミナーを加えました。


詳しいスケジュールなどはこちら

GSカンボジア研修 その1

http://s.ameblo.jp/jinkamiya/entry-12184585854.html

GSカンボジア研修 その2

http://s.ameblo.jp/jinkamiya/entry-12184838689.html

GSカンボジア研修 その3

http://s.ameblo.jp/jinkamiya/entry-12185215896.html

GSカンボジア研修 その4

http://s.ameblo.jp/jinkamiya/entry-12185588910.html

GSカンボジア研修 その5

http://s.ameblo.jp/jinkamiya/entry-12185640305.html


先生方には、カンボジアの厳しい教育環境を知って頂くと共に、そこで奮闘する日本人がいることを知ってもらい、日本の子供たちに教育を受けられる有り難さを伝え、また世界を視野に入れた人材育成を考えてもらいたいと考えました。


さらに、皆さんには、カンボジアのポルポト派の虐殺の歴史なども体感し、日本から比べると貧しいけれど、心豊かに生きる人々の姿から生きることの意味も見つめて貰えればという思いがありました。

政治家の仲間も参加してくれ、皆さんの感想もまた頂きたいですが、私がカンボジアに何度か通って出来上がったコースなので、私としては満足いく研修になったと感じています。

また、参加頂いた先生方で仲間を連れて研修してもらえたら嬉しいです。

後半のラオスは、昨年のインドネシア研修で知り合い、友人になった方のご縁で、ラオス政府も力を入れる【ラオジャパンアグリゾーン】の視察を目的に行ってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、

私はこちらの自著の中で、日本人の気持ちにスイッチをいれて、日本を自立したより良い国にしようと訴えています。

www.amazon.co.jp/dp/4792605148

具体的な4つのアクションとして

1.精神の自立

2.経済の自立、通貨発行権の維持

3.国防の自立

4.食料、水、エネルギーの確保

を訴えていて、
私ができることとして、1と2に関しては、会社の事業として、インターネットTVの運営や研修、セミナー、講演を通じた教育啓発活動をし、

3に関しては、予備自衛官をつとめ、皆さんに情報発信し、

4に関しては、水や農業、エネルギーのベストプラクティスを調査し、ネットワークをつなげています。


こんな自然農法を実践するグループを応援するのもその一環です。
http://www.gstrategy.jp/kumagawa/
その延長で、今回はラオスで農業のモデルを作ろうとする日本人がいると聞いて、現地見学とお話をお聞きしてきました。

ラオスは発展途上国で、科学肥料などを買うお金もなかったので、土地は肥沃で、オーガニックな食料が作れます。

そのメリットを生かし、無農薬で薬を使わない、農協畜産業のモデルを作ろうという計画だそうです。

今のままの拝金主義のような農業じゃ日本の農業は駄目になる、そうしたことも考えて、手間はかかるが本当の土の力でやる農業、動物たちの命も大切にした畜産のモデルを作りたいとおっしゃっていました。

食べ物に関しても、ラオスでたくさんの野菜や果物を頂いてきました。

私は日本の農産物は質がいいと考えてきましたが、今回で認識を改めました。

ラオスの野菜と果物は本当に美味しかった。
野菜は私が熊本から取り寄せている自然農法の野菜と同じく、甘くて噛むとどんどん味がします。

パイナップルなどは芯までたべれますし、バナナも昔食べた懐かしい味がしました。
日本の高級果物などは確かに美味しい。

しかし、その何十分の1の金額であれだけ美味しい果物が食べれるんです。
野菜などは比べたらキツイですね。

日本では農薬などを使わないと農家はやっていけないと皆さんおっしゃいますが、

本当にそうでしょうか。
お米などは農薬を使う前より収量が落ちていると聞いています。

子供たちのアトピーやアレルギーはなんでこんなに増えたんでしょう。
カンボジアやラオスに移住して、そうしたものが治った方の話も聞きました。
何かがおかしくないですか。

日本だけ見ていると当たり前だと思わされていることが、一歩外に出ると、おかしくないかと気づくことがたくさんあります。
その一番は【生きる】人生観かも知れません。

ラオスなどは経済的には貧しいですが、みんな明るくて元気です。

日本の朝の満員電車のようなグルーミーな感じの雰囲気はありません。
毎回海外で感じることですが、日本人は疲れ過ぎていませんか。若者は生命力が落ちてはいませんか。

大人が疲れていて、子供たちに伝播している気がします。
ちょっと目の前のことに疲れた人は、

まとまった時間をとって今回の私たちのように少し海外を周ってみてはどうでしょう。


いろいろな生き方をしている日本人がいます。我々よりも厳しい環境で活き活きしている現地の方がいます。

そうした世界を感じ、自分の人生や日本を俯瞰して見てみると目の前の行き詰まりは溶けていくかもしれませんよ。
お金や時間がないと言っている人はいつまで経ってもチャンスを得ることはできません。

お金も時間も絞り出すしかない。
私もそうやって50ヶ国ほど周ってきました。


最後に私が海外を周る時に大切にしている視点を2つ。

1つはやはりグローバルな視点を磨き、国際人の感覚を身につけること。
世界にはいろんな国があり、それぞれの価値観があります。それに上下をつけたり差別をしてはいけない、ましてや殺し合いは愚の骨頂です。

偏狭なナショナリズムで差別や無用な争いを作りあげるのは、無知で弱い人のすることだと思います。
一方で、もう1つは愛国心をしっかりと持つこと。

人類みな兄弟と手放しでやっていると、悪い連中のいいようにされます。

歴史を見ても明らかですし、リアルな世界は日本人のような人ばかりではありません。

まず日本人同士助けあって八紘一宇の精神で良い国、チームを作り、それを世界に広げていくことが大切だと感じるのもまた海外です。
この2つのことは時に矛盾します。

前者が行き過ぎると人類皆兄弟となり、憲法9条万歳となってしまう。国を売って外国のスパイになるのはこの流れですね。
また後者が行き過ぎると、自国が絶対、愛国無罪みたいなことになり、全体主義に陥って世界を相手に争うハメになります。
両方のバランスの取れた感覚が必要で、これがまさに先人が大切にしてきた【中庸】の状態ではないかと私は考えています。
そしてそこに絶対の答えはないので、私は定期的に海外にいき、考えるようにしています。
国内だけにいるとどうしても後者に偏りがちになりますから。
今回はいろんな目的を詰め込んで海外に行ったので、話が広がりましたが、

私はたくさんのことを学び考えて、皆さんにより良い発信をしたいと考えて活動しています。
皆さんの意識が変わらないと、政治も日本も変わらない。

逆に皆さんの意識が変われば、日本は世界を変える力ももっていると思います。
これからも私が時間を作れる限り、活動の提案をしていきますので、ご一緒できる方は是非ご一緒してください。

まずはあなた一人の意識から。
次は10月に北欧デンマークにいきます。

http://www.gstrategy.jp/event.php?itemid=1373

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プロフィール写真

神谷宗幣 (かみや そうへい)龍馬プロジェクト全国会会長

昭和52年福井県生まれ。関西大学文学部・関西大学法科大学院卒業。
21歳の時、1年間海外で生活し、外国の若者と交流する中で「日本人に生まれたことの感謝」と「思考停止している日本の若者への問題意識」に目覚める。
2013年に株式会社グランドストラテジーを設立し、インターネットチャンネル「CGS」を開設し毎日番組を配信。大阪府吹田市を拠点に活動中で、日本人の意識改革のための海外研修及びセミナーや、「CGS」とリンクした「歴史」「主権者教育」「キャリアデザイン」「政治のしくみ」などをテーマにした講演は、若い世代を中心に多くの支持を得ている。
執筆活動も行い、主な著書として「大和魂に火をつけよう」「坂本龍馬に学ぶ仲間をつくる力」などがある。