日々の活動やニュースに対する考え、視察の報告などをブログにまとめています。

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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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台湾関連ニュースいろいろ

ブログ |

いよいよ今夜再び台湾入りします。

明日は台湾に住む方々からヒアリング。

ニューヨークタイムズへの広告掲載も上手いですね。

『民主主義』というアメリカ人が好きなキーワードでプロパガンダしています。

日本はどうしても内向きな思考で政治を考えますが、やはり政治はもっと大きな枠でとらえなければなりませんね。

二週間の海外滞在で、また気付きが深まりました。

*以下すべてフォーカス台湾より

馬総統、学生抗議デモを理性的と評価 国会占拠の解除を呼びかけ/台湾
【政治】 2014/03/31 12:08

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(台北 31日 中央社)中国大陸との「サービス貿易取り決め」の撤回を求める学生団体によって30日午後、総統府前で行われた参加者11万6000人(主催者側発表で50万人)の抗議活動を受け、総統府の李佳霏報道官は同日夜、事態が平和的で理性的に収束したことを馬英九総統は評価しており、人々の要求についてもしっかり耳を傾けたと述べた。

李報道官は学生らに対して憲政体制を尊重し、国会の正常な運営を回復するため一日も早く立法院の占拠を解いて退出するよう呼びかけるとともに、馬総統は学生らが代表を総統府に派遣し、前提条件抜きでサービス貿易取り決めの問題について対話を行うことを受け入れ、話し合いの全行程を公開する用意があるとした。

この日の抗議活動は午後7時40分過ぎに終了したが、最後に壇上でスピーチを行った学生団体の林飛帆代表は、台湾の代議制民主主義が党紀や個人の意思に縛られ機能しなくなり民意を反映していないとし、サービス貿易取り決めの撤回や取り決め監督条例の立法の後で審査を行うなどの要求に対し、馬総統が具体的な約束を何もしていない以上、立法院の占拠を終わらせるわけにはいかないと強調した。

「サービス貿易取り決め」撤回要求デモ 参加者11万人突破/台湾
【政治】 2014/03/30 20:17

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(台北 30日 中央社)警政署は30日、中国大陸との「サービス貿易取り決め」の撤回を求める学生団体の呼びかけに応じた一般市民らが総統府前などで行った抗議デモの参加者は同日午後4時の時点で最大11万6000人に上った模様だと発表した。

警政署によると、午後1時から始まったデモの参加者は同2時の時点で総統府前の凱達格蘭(ケタガラン)大道、中山南路、立法院内外などを合わせて8万人を突破し、同4時にはこの日最高の11万6000人を超えたと発表した。

その後人数は減少したものの、予定終了時刻を過ぎた19時半過ぎにも会場周辺には依然多くの人が残り、サービス貿易取り決めの撤回を訴えた。

一方で主催者側はデモ参加者が50万人と公表。これに対して警政署はカルフォルニア州大学バークレー分校のハーバート・ジェイコブス教授が提唱した国際的に採用されている方式に基づいて推計したとしている。

また、台北メトロ(MRT)は、会場への最寄り駅となった台大医院駅で混雑のため午後2時過ぎから同3時半ごろまで電車の通過措置を行ったほか、台大医院と中正紀念堂両駅の乗降客数が12万3千人を超え、先週日曜日と比較して7万人以上増加したと発表した。

米NYタイムズ、台湾“ひまわり学生運動”支持の意見広告掲載
【政治】 2014/03/29 17:41

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(台北 29日 中央社)中国大陸との「サービス貿易取り決め」に反対する学生らの立法院占拠が続く中、台湾の有志がインターネット上で募金活動を行い、販売部数24万の米紙ニューヨークタイムズ国際版に台湾の学生運動に関する意見広告を29日付で掲載した。この広告は米国国内版にも掲載されることになっている。

広告は一面、運動のシンボルカラーの黒で、右下に座り込みの学生らが警察の放水に耐えている写真を配している。冒頭では「私たちは台湾の学生です。中華民国立法院を平和的で理性的な方法で占拠しました。苦労して手に入れた民主主義を守るためです」、「私たちと共に黎明の到来を見守っていてください」で始まり、今台湾で何が起こっているかを説明している。

説明ではまず3月19日午前4時に中国大陸とのサービス貿易取り決め(協定)に抗議するため、学生400人が台湾立法院の占拠を開始したと述べ、台湾の安全保障に関わり経済にリスクをもたらす協定の取り扱いや政府の秘密交渉に対する強い反発から、1万人を超える学生たちが座り込みによる抗議活動に加わったと述べている。

また、馬英九総統の回答に対する不満から抗議行動が拡大されたが、3月24日午前4時に当局は機動隊を動員、警棒や盾、放水車による強制排除で多くの無防備な学生たちがケガを負い、メディアもこの場から遮断され、「たったひとつの協定が台湾の民主主義を再び夜の闇に陥れたのです」とする。

“Democracy at 4am”(午前4時の民主主義)と題されたこの広告は副題として19世紀のアメリカの詩人、エミリー・ディキンソンの詩の一節、“Morning without YOU is a dwindled dawn”(貴方のいない朝は暗闇の夜明け)が添えられ、市民不在で民主主義のない社会にあすはないと訴えている。

「午前4時は非常に暗い時間のように感じるかもしれません」、「しかし、民主の夜明けはそう遠くないはずです」と広告は締めくくっている。

李登輝元総統、涙ぐんで“ひまわり学生運動”の学生ら「忍びない」
【政治】 2014/03/27 19:00

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(台北 27日 中央社)台湾と中国大陸の「サービス貿易取り決め」に反対する大学生らが今月18日から立法院(国会)の議場を占拠しており、23日夜には一部の学生が行政院(内閣)の建物に突入、警察と衝突してけが人が出たことを受け、元中華民国総統の李登輝氏(=写真)は27日、国家の指導者は庶民や学生の考えを聞くべきだと語った。

李氏は同日台中を訪問した際、ラジオ局の取材に対し、「学生は知識分子で国の将来にとって大切な人たち。彼らの言うことには耳を傾けるべき」、「警察で追い払うなどダメだ。まず彼らに会いに行ってやらずに何のための指導者だ」と自論を述べた。また、「学生らは可哀そうに、国会に10日間も詰めたまま。しかも(内閣の強制排除では機動隊に)あんなふうに叩かれるのを見て本当に忍び

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