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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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 第二次世界大戦終結前後の北方領土 色丹島を舞台にしたアニメ映画

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これは是非みてみましょう!

私も北方領土の問題はまだまだ勉強がたりません。

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映画『ジョバンニの島』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/giovanni/

平成26年2月22日

北方領土問題伝える好機

 第二次世界大戦終結前後の北方領土.色丹島を舞台にしたアニメ映画「ジョバンニの島」が22日、全国で公開される。すでに海外から問い合わせが来ているといい、3月に米国で開催される映画祭にも出品が決まった。国際社会の映画への反応も注目される。

 映画の原作者はドラマ「北の国から」の演出を手がけた杉田成道さん(70)、日本映画衛星放送社長。戦前から色丹島に住む一家の生活を軸に、旧ソ連軍の侵攻や日本人の抑留などの歴史を描いている。その悲惨さを描く一方で、美しい島の姿や、島でソ連人と日本人が共に過ごす中で育まれる両国の子供たちの絆にも触れている。

 映画製作のきっかけは、米国人留学生が持ち込んだ研究資料で元島民の苦労や子供たちの交流の史実を知ったことだった。かつて流氷を撮影した際に北方領土を身近に感じていた杉田さんは、ドラマの製作も検肘したが、現地に行くこともできず、費用もかさむためいったんは断念。その後、「アニメならできるのでは」と思い立ったという。

 製作しようにも色丹島の資料はほとんど現存していないのが実態で、そのため元島民への徹底的な取材を行った。「当時の靴や衣服、水筒の形、魚のさばき方まで調べた。主人公のモデルとなった方には担当のスタッフが1日に4、5回は連絡して取材した1という。リアリティーに富んだ映画のシーンはアニメだからこそ可能になった。

 北方領土は「日本のものだ」と話す杉田さんは、「もう少ししたら元島民らは(高齢で)いなくなってしまう。このチャンスを逃してはいけない」とも感じていたという。「侵攻などいやな部分もあるかもしれないが、決してロシア人を悪く描いたわけではない。彼らにも見てほしい」と願っている。

 子供たちの交流を通じて描かれているのは、民族や言語を超え友情を通わせられる子供の可能性だ。杉田さんは、北方領土問題の解決には「人の交流が不可欠だ」と強調した。

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