先々週に水戸で購入した藤田東湖の伝記を読みました。
その苦難の人生の中で培われた哲学に、西郷隆盛や橋本左内が感化されたのもよくわかりました。
また、水戸藩の精神が慶喜を通じて幕末の日本を支えたことも理解できました。
また、本の中にある、藤田東湖と佐久間象山のやりとりに非常に感銘を受けました。
このやりとりは、明治維新を超えて今の我々の生き様にも繋がると感じました。
国を開き技術や経済を高めることの大切さと、外国に隷属しない正気の大切さ。
どちらも国を想い、発せられる言葉だからこそ、
私には響きました。
単なるお金儲けや合理化の話ではないし、一方偏狭なナショナリズムでもない。
私は平成の世に彼らのような先生を求めたいと強く感じました。
最後に、東湖の想い。
大義を明らかにして人心を正す。
変えよう!若者の意識、です。
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