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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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安倍総理のモンゴル訪問

ブログ |

首相にはどんどんと海外に行って、

日本の価値観やビジョンを伝えてきて頂きたいですね。

考えを伝えることが日本にとって一番の外交になると思います。

平成25年3月31日(日)産經新聞東京版

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モンゴル紙への安倍総理寄稿文

 明日から、私はモンゴルを訪問する機会を得て、エルベグドルジ大統領及びアルタンホヤグ首相、エンフボルド議長と意見交換をいたします。まだ寒さが残るモンゴルを訪れ、桜の花咲く日本の息吹を両国関係にもたらしたいと考えました。

 日本とモンゴルは、2010年に「戦略的パートナーシップ」の構築を共通の外交目標として掲げました。以来、両国は着実に協力と交流を積み重ね、「戦略的パートナーシップ」を推進してきました。そのような両国関係を支えるものは何でしょうか?私は、自由と民主、平和、助け合いの「3つの精神」ではないかと思います。そして、そのような精神に支えられた両国関係を飛躍的に発展させたいと思い、今回、私は訪問を決意しました。以下、日・モンゴル関係を支える精神と「戦略的パートナーシップ」の発展について考えを申し上げたいと思います。

「3つの精神」

(1)自由と民主の精神

 「自由と民主の精神」は日本とモンゴルとの良好な関係と国民間の親近感の基礎です。モンゴルは、1990年以降、自由と民主を国家の基本理念とし、民主化と市場経済化を同時並行して行うという高い理想を掲げ取り組んできました。日本は、19世紀末、明治維新により政治体制を変革し、自由と民主という価値を取り入れ、試行錯誤を重ねてきました。日本が自らの経験を踏まえ、モンゴルの民主化を国際社会の先頭に立って支援してきた歴史は皆さんご承知のとおりです。

(2)平和の精神
 日本とモンゴルは、共に「平和の精神」に支えられています。平和こそが今日の国際社会の発展と繁栄の基礎になるものです。また、我々は、国際社会におけるすべての問題は「力」ではなく、平和的手段により解決されるべきだと考えます。両国は、国際社会において、力の一方的な行使による現状変更ではなく、「法の支配」を望んでいます。

(3)助け合いの精神
 日本とモンゴルとの関係は「助け合いの精神」に貫かれています。日本は世界有数の経済大国であり、世界に誇る先端技術を有しています。モンゴルは、世界にも類い希な若い人口と豊富な資源を有し、限りない成長の可能性を秘めています。日本とモンゴルとの協力は、相互補完的で、お互いにとってプラスになりうるものです。

 また、両国国民は、困難に見舞われたときに手をさしのべる「助け合い」の関係にあります。日本は、モンゴルの民主化の努力に対して、最大のODA供与国として一貫して物心からの支援を行ってきました。モンゴルからは、1995年の阪神大震災や2011年の東日本大震災といった我が国の自然災害に際し、温かい支援を頂きました。

 東日本大震災の際には、これまで国外に派遣されたことのないモンゴルの緊急援助隊が初めて海外派遣され、震災直後のまだ交通も混乱した状況の中で宮城県名取市、岩沼市等の被災地に赴き、緊急援助活動で活躍していただきました。また、モンゴルの全国家公務員がそれぞれ1日分の給与を寄付していただく等、官民を問わず、各界から温かい義援金を頂きました。モンゴル政府から外国における災害に対して提供した義援金としては、過去最大の額であったと聞いています。その他、毛布やセーター、靴下といった防寒具などの緊急支援物資も頂きました。モンゴル政府と民間の方々のご招待により、2011年4月から9月にかけて計4回にわたり多くの被災者がモンゴルを訪れることができました。日本のすべての国民に代わり、改めて感謝申し上げるとともに、これら支援をめぐる話の中には、自由と民主、平和、助け合いという「3つの精神」が溶け込んでいるかと思い、特にここで紹介申し上げます。

 今回、私は日本の総理大臣として7年ぶりにモンゴルを訪問します。このような機会に、私は、政治・安全保障、経済、人的・文化交流の3つの分野で協力を推し進め、「戦略的パートナーシップ」を加速的に推進していきたいと思います。

(1)政治・安全保障分野の協力

 まず、「戦略的パートナー」であるモンゴルとの間では、政治・安全保障分野の協力を進めたいと思います。昨年の外交関係樹立40周年に際し、日本とモンゴルとの間では2度の首脳会談が行われました。近年、両国間のハイレベルの対話は活発化しており、今後ともハイレベルでの交流を様々な形で積極的に推進していきたいと思います。

 また、関係部門間でも、様々なレベルで戦略的な対話を進めていきたいと考えます。 また、モンゴルは二国間関係のみならず、地域・グローバルな課題において、価値観を共有するパートナーです。これまでも北朝鮮情勢、国連改革、気候変動、アジア太平洋地域における多国間の協力といった諸問題について協力をしてきました。更に多くの分野で協力、意見交換を行い、ますます緊密な関係を築いていきたいと思います。]

(2)経済関係の更なる促進

 戦略的パートナーであるモンゴルとは、経済分野での協力も重要です。現在、日本では、経済の活力を取り戻そうと懸命な努力をしています。元気な日本、再挑戦のできる活力ある日本を目指しています。モンゴル語で「活力」は「エルチ(Erch)」、「エルチ・フチ(Erch khuch)」というようですが、経済や社会における活力が新しい未来を作っていきます。

 日本とモンゴルが貿易・投資を拡大することは、両国経済に活力を与えます。特に、モンゴルの強みともいえる豊富な鉱物資源において、協力を進めていきたいと思います。多くの日本企業が高い関心を有しており、日本からの投資が増加すれば、モンゴルの経済成長を力強く後押しすることになるでしょう。また、日本は、インフラ、エネルギー、環境、農牧業、防災、医療等の幅広い分野で、モンゴルの開発を支援しています。

 こうした支援は、モンゴルが資源のみに依存しない、多様な産業を育む国になることに貢献しています。そして、これは、モンゴルでの機会を拡大し、新しい投資の呼び水となり、モンゴルの更なる発展につながることでしょう。 こうし

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プロフィール写真

神谷宗幣 (かみや そうへい)龍馬プロジェクト全国会会長

昭和52年福井県生まれ。関西大学文学部・関西大学法科大学院卒業。
21歳の時、1年間海外で生活し、外国の若者と交流する中で「日本人に生まれたことの感謝」と「思考停止している日本の若者への問題意識」に目覚める。
2013年に株式会社グランドストラテジーを設立し、インターネットチャンネル「CGS」を開設し毎日番組を配信。大阪府吹田市を拠点に活動中で、日本人の意識改革のための海外研修及びセミナーや、「CGS」とリンクした「歴史」「主権者教育」「キャリアデザイン」「政治のしくみ」などをテーマにした講演は、若い世代を中心に多くの支持を得ている。
執筆活動も行い、主な著書として「大和魂に火をつけよう」「坂本龍馬に学ぶ仲間をつくる力」などがある。