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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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中国の環境汚染

ブログ |

近年、一年に一度は中国に行っているが、大気汚染などはいけばすぐわかります。

空の色がおかしい。

日本で原発事故があった時も、

吹田の市民の方が学校給食のすべての食材の検査をして欲しい、

と言われたので、

そんなに過度に放射性物資に反応されるなら、

中国から飛んでくる化学物質を調べた方がいいとアドバイスしたことを思い出します。

(当時は理解されず、怒られましたけど、、汗)

環境の汚染の問題は、世界的な課題です。
発展途上だから許されるとか、やったもの勝ちでは済まされません。

厳しい制裁を含めたルールづくりと技術提供をすべきです。

日本の出番かもしれませんね。

中国、地下水44%が汚染 華北平原で調査

2013.2.27 14:36 [公害・汚染] 共同

 27日付の中国紙、新京報によると、中国地質科学院の研究所は北京、天津両市と華北、山東、河南、安徽、江蘇の5省に広がる華北平原で行った地下水調査の結果、水質検査をした地点の約44%が汚染されていたと発表した。

 調査は2006年から5年間かけて実施された。処理を施さずに飲用水として使える地下水源は少数だった。(共同)

中国、今度は地下水汚染 大気汚染に続き政府の無策ぶり露呈か
2013.2.18 19:48 [中国]

 【上海=河崎真澄】調査報道で知られる中国広東省の日刊紙が中国内の64%の都市で「深刻な地下水汚染」が発生しているとのデータを伝え、他の中国メディアもこの問題を相次いで報じたことから、政府の水質汚染への無策ぶりに批判が集まっている。工場などからの廃水たれ流しが主な原因とみられる。総延長14万キロに上る河川の約40%の水域が重度の水質汚染に見舞われているとの報道もあり、大気汚染に続く環境問題として浮上してきた。

 同データは中国国土資源省が沿岸部を中心とした国内の118都市で行った水質調査の結果で、広東省の南方都市報が17日付で報じた。同紙は「社説すり替え事件」で共産党側の責任を追及した週刊紙、南方週末の姉妹紙。国土資源省ではこのデータを昨年まとめていたが、微小粒子状物質の「PM2.5」による大気汚染問題の深刻化で、同紙が改めて取り上げた。

 実際にどの都市で、どのような有害物質が環境保全基準をいかに上回って地下水を汚染したかなど、具体的な数値は明示されていないが、主に重金属汚染の恐れが指摘されている。同紙は64%の都市に加え33%の都市も「軽度な汚染」があったとして、合わせて97%の都市で地下水汚染があると警鐘を鳴らしている。

さらに、同紙は「水質汚染が深刻化する根源は国内総生産(GDP)をひたすら追求する地方政府の業績評価制度にあり、こうした考えを捨てなければ水質汚染は民族全体の災難に変わるだろう」と指摘。地下水汚染の問題を知りながら対策を取ってこなかった政府を厳しく批判している。

 中国は上水道の水源に地下水への依存度が高く、健康被害への懸念もある。

 政府系ニュースサイトの中国網では、南方都市報の記事を引用した上で、山東省濰坊市で一部の工場が有害物質を含む廃水を地下に高圧で注水したことが発覚し、地元当局が調査に乗り出したと伝えた。問題の工場では廃水をめぐる環境規制を逃れようと故意に行った可能性があるという。

 中国青年報は河川の水質汚染源として、工場廃水、農薬など有害物質を含む農村の排水、都市の生活排水を合わせて「3大元凶だ」と指摘している。

 広東省深セン市では1月、水質汚染を理由に電子機器工場の建設に反対する数万人の署名が行われ、住民デモも各地で起きるなど、環境意識は高まる一方だ。

中国、汚染深刻 水・空気…不安だらけ 「PM2・5」止まらぬ進行
 
2013.02.25 夕刊フジ

 中国でがん患者激増の実態が明らかになった。各地で地下水の汚染が広がり、発症者の集中する「がん村」は全国200以上にのぼるという。微小粒子状物質「PM2・5」による大気汚染も進行。人間の生命維持に欠かせない空気、水をめぐる不安が中国全土を覆っている。

 24日付の中国紙「新京報」によると、2011年に実施した全国200都市の地下水調査の結果、工場の廃水などによる汚染で水質が「比較的悪い」「極めて悪い」とされた都市が55%に上った。飲用水の65%を地下水に頼る中国北部は「生存の危機」にひんしていると報じている。

 工業廃水や都市の生活排水が垂れ流しになっていることに加え、農村部での化学肥料や農薬の使い過ぎが原因という。飲用水の汚染が原因で、がん患者が多発する「癌症村(がん村)」は200以上あるとした。

 遼寧省海城市のある村では、汚染された地下水により住民160人が死亡。北京の地下水からは発がん物質が常に検出されているという。同国の環境保護省も公表した通知で「一部地域で『癌症村』など深刻な健康・社会問題が出現している」と認めた。

 水だけでなく大気の汚染も深刻化。春節(旧正月)から15日目の元宵節を迎えた24日、中国各地は有毒物質を含んだ濃霧に包まれた。元宵節で春節期間は終了。25日から経済活動が本格的に再開するため、汚染が拡大する可能性が高い。

 北京中心部では24日、数百メートル先のビルがかすんだ。新華社電によると、北京の観測地点では6段階の大気汚染指数で最悪の「深刻な汚染」と、2番目に悪い「重度の汚染」を記録した。夜になると、次々と花火が打ち上げられたこともあり、「PM2・5」が1立方メートル当たり300マイクログラムを超えた。江蘇、山西、河南、浙江などの各省も濃霧に包まれたという。中国が足元に抱えた大気、水の汚染問題は根深い。

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