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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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硫黄島:栗林中将決別打電の無線機か…遺骨収容中に発見

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戦後67年経ってやっとみつかった。

それだけ遺骨収集が進んでいないということでしょうか。

小さな島なのに。

今年の日本JCの硫黄島ミッションで現地を訪れればとおもっています。

行ければご縁です。

成仏できない方々の御霊もあると聞きます。
国のために戦って下さった皆さんを我々はあまりに大切にしなさすぎる。

硫黄島:栗林中将決別打電の無線機か…遺骨収容中に発見
毎日新聞 2012年08月20日 02時05分

photo:02


硫黄島の地下壕で発見された、旧日本軍が最後の組織的な攻撃を前に大本営宛ての電報を打ったとみられる無線機=共同

太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)での政府の遺骨収容事業で、旧日本軍が最後の組織的な攻撃を前に大本営宛ての電報を打ったとみられる発信所と無線機を地下壕で発見したことが19日、分かった。

電報は総指揮官の栗林忠道中将が「国のため重きつとめを果し得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき」などとした決別の電文として知られ、重要な史料となりそうだ。

 壕の入り口近くでは日本兵とみられる遺骨1柱も見つかった。栗林中将の指示で打電をした無線班員の可能性もある。

 硫黄島の戦いでは旧日本兵約2万1900人が死亡したとされ、政府特命チームが遺骨収容を進めている。(共同)

photo:01


栗林忠道中将

硫黄島総指揮官栗林忠道中将の訣別電報

戰局最後ノ關頭ニ直面セリ敵來攻以來麾下將兵ノ敢闘ハ眞ニ鬼神ヲ哭シムルモノアリ特ニ想像ヲ越エタル物量的優勢ヲ以テスル陸海空ヨリノ攻撃ニ對シ宛然徒手空拳ヲ以テ克ク健闘ヲ續ケタルハ小職自ラ聊カ悦ビトスル所ナリ
然レドモ飽クナキ敵ノ猛攻ニ相次デ斃レ爲ニ御期待ニ反シ此ノ要地ヲ敵手ニ委ヌル外ナキニ至リシハ小職ノ誠ニ恐懼ニ堪ヘザル所ニシテ幾重ニモ御詫申上グ
今ヤ彈丸盡キ水涸レ全員反撃シ最後ノ敢闘ヲ行ハントスルニ方リ熟々皇恩ヲ思ヒ粉骨碎身モ亦悔イズ 
特ニ本島ヲ奪還セザル限リ皇土永遠ニ安カラザルニ思ヒ至リ縱ヒ魂魄トナルモ誓ツテ皇軍ノ捲土重來ノ魁タランコトヲ期ス 
茲ニ最後ノ關頭ニ立チ重ネテ衷情ヲ披歴スルト共ニ只管皇國ノ必勝ト安泰トヲ祈念シツツ永ヘニ御別レ申上グ
尚父島母島等ニ就テハ同地麾下將兵如何ナル敵ノ攻撃ヲモ斷乎破摧シ得ルヲ確信スルモ何卒宜シク御願申上グ
終リニ左記駄作御笑覧ニ供ス何卒玉斧ヲ乞フ

   左 記

國の爲重きつとめを果し得で 矢彈盡き果て散るぞ悲しき
仇討たで野邊には朽ちじ吾は又 七度生れて矛を執らむぞ
醜草の島に蔓るその時の 皇國の行手一途に思ふ

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