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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
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アレフ:サークル通じ学生を勧誘

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吹田周辺でも勧誘があったと聞いています。
一つこんなニュースがあれば、全ての活動が警戒対象になります。ますます学生の内向き志向が強まる気も、、、。

しかし、今の日本の教育には精神や思想を磨く場がすくないから、学生は新興宗教にはまり易くなっているかもしれませんね。

家族も浮き草のようになっていれば、心に拠り所もないだろうし。

政治と宗教には関わるな!の傾向がますます深まるのでしょうか?

政治も宗教も大切なことなのだから、子供たちに教えて、自分で考えさせないと、不安定な心の隙間に入りこまれて思考停止してしまう人が増える気がします。

ネズミを追いかけるより、ネズミが生まれる環境を見直すべきかもしれません。

アレフ:サークル通じ学生を勧誘 オウム事件知らない世代

 オウム真理教から改称し松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(57)の教義を受け継ぐ団体「アレフ」が、今も信徒数を増やしている。一連の事件を知らない若い世代に大学の構内などで近付き、勧誘するやり方が目立つという。大学関係者や団体の拠点がある地域の住民は、特別手配されていた最後の1人、高橋克也容疑者(54)の逮捕にも、警戒を弱めていない。
 「勧誘を受けたサークルが何かおかしい」。昨年、関西の私立大学に通う一人の学生が、大学の事務所に相談に訪れた。サークルの名前は「オールジャンルサークル」。他大学の学生も入会し、幅広い交流ができることを売りにしていた。
 最初はバーベキューのような、どのサークルでも開催する行事が続いた。だが、やがて代表を務める学生から別の誘いを受けるようになる。「瞑想(めいそう)の会がある」「ヨガをやっているから来ないか」。「先生」と称する学外の人間も紹介された。
 相談を受けた大学は、代表の学生から事情を聴いた。代表はオウム真理教から改称した主流派のアレフの信徒と判明。サークルで教団の勧誘をしていた実態が明らかになった。大学は「本来の目的を隠したダミー団体は認められない」との理由で、活動をやめるよう通告した。
 公安調査庁は、アレフが現在も松本死刑囚への絶対的帰依を徹底しているとみる。現在の信徒は約1300人。今年に入ってからも約80人を新たに獲得した。大学構内での勧誘と並び、共通の趣味などを情報交換する会員制のインターネットサービス(SNS)上で、ヨガや癒やしなどに興味がある人に近づく手法が多い。勧誘時にアレフの名前を出すことはないという。
 全国の大学の2割に当たる約150校が加盟する「全国カルト対策大学ネットワーク」は、カルト集団の勧誘から学生を守るための情報交換をしている。発起人の一人、恵泉女学園大学の川島堅二学長(宗教学)は一昨年、首都圏の大学でカルト宗教について講演した後、男子学生から「アレフという団体は知っていましたが、もともとオウム真理教だったことは初めて知りました」と聞かされ、驚いた。「オウムの記憶が薄い大学生以下の世代がターゲットになっている」と警鐘を鳴らす。
 高橋容疑者が逮捕された15日の夜。約50人のアレフ信徒が暮らす東京都足立区の入谷施設近くで、住民約30人が会合を開いた。対策住民協議会の斎藤洋一会長(68)が「逮捕には安堵(あんど)しているが、恐怖を感じながらの毎日は続く」とあいさつすると、多くの人がうなずいた。
 施設周辺では、イヤホンを耳に当て、伏し目がちに歩く信者の姿が見られる。住民がつぶやいた。「教団が解散して信者がいなくなるまで、私たちの不安は消えない」【安高晋、伊藤一郎】

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