日々の活動やニュースに対する考え、視察の報告などをブログにまとめています。

メイン画像
神谷宗幣 (かみやソウヘイ)
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

空港問題

ブログ |

関西の空港問題。

最近移動が多いので、空港の重要性が良くわかってきました。

確かに吹田市民からすれば、伊丹は最高に便利です。

しかし、いくつも分散して非効率というのもよくわかります。

いっそのこと、ユニバーサルスタジオの横あたりに、

新空港を作ったらどうでしょう。

伊丹も関空も神戸も一本化して。

その代わり、二十四時間で滑走路は四本以上ある、アジア最大の空港にしてもらいたいです。

大型の公共事業で景気を刺激。

そんな冒険はもう日本にはできないのかな?

むちゃでも夢のある話をする政治家が出てきて欲しい。

伊丹空港の役割巡り議論 新関空会社の協議会発足

2012/4/27 6:05 日経新聞

 「新関西国際空港会社」の基本方針をまとめる協議会が26日発足した。7月から関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の一体運営を担うが、その“手綱さばき”を巡り関係自治体の意見は割れている。焦点は伊丹の発着枠などの規制を緩和するかどうか。会社の株主である国は5月にたたき台を示す予定だが、ギリギリの調整が続きそうだ。

 26日の協議会で議論が白熱したのは、やはり伊丹の取り扱いだった。大阪府の松井一郎知事は「将来の廃港時期を基本方針に明記してほしい。当面は現状の運用制限を続けるべきだ」と発言。これに対して兵庫県の井戸敏三知事は「関空だけでは需要を賄いきれない。伊丹の活用を前面に押し出すべきだ」と反論し、改めて対立が浮き彫りになった。
■兵庫と大阪対立

 兵庫県は今回、1日200回に制限されているジェット機の枠では不十分として、プロペラ機に割り当てている170回分を低騒音のジェット機に回してもらうよう訴えた。国内長距離便の制限撤廃も求めている。「伊丹の機能強化で新会社の収益が上がれば運営権を民間に売却できる可能性が高まり、1兆円超に膨らんだ関空の負債返済に役立つ」という論理だ。
 一体運営の主な目的は関空を国際拠点空港に育てること。この点については兵庫県も異論はないが、伊丹の役割拡張の主張には大阪府や和歌山県が首を縦に振らない。「伊丹の規制緩和は関空への便の集中を遅らせる」
 そもそも1987年の関空着工は騒音問題を抱える伊丹の廃港が前提だった。ただ90年に伊丹の存続が決まり、94年の関空開港以来、両空港は需要を奪い合う。
ピーチで変化も

 伊丹空港の周辺自治体でつくる「大阪国際空港周辺都市対策協議会」(11市協、会長・藤原保幸伊丹市長)は2005年、環境重視から活用重視に転じ、兵庫県も足並みをそろえた。一方、大阪府や和歌山県、関空周辺自治体でつくる「泉州市・町関西国際空港対策協議会」(関空協、会長・福山敏博阪南市長)は伊丹の規制緩和に強く反対してきた。
 過去から繰り返されてきた意見対立だが、ここにきて関空に大きな変化があった。格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの就航などで今夏ダイヤ(3~10月)の国際線便数は週862便と開港以来最高を更新する見通し。このため、関空の地元自治体の関係者からは「以前ほど伊丹の規制緩和に神経質ではなくなっている」との声も聞かれる。
 このまま意見がまとまらず曖昧さの残る基本方針になれば、新関空会社が7月以降に地元自治体との調整に追われるかもしれない。5月下旬に予定されている第2回協議会までに、どこまで擦り合わせできるかがカギとなりそうだ。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加