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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

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城巡りのススメ 最終回

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5日間約1600キロの東北城巡りの旅が終わりました。

1日目 青森 根城 南部氏

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2日目 青森 弘前城 津軽氏

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3日目 秋田 久保田城 佐竹氏

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3日目 盛岡 盛岡城 南部氏

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5日目 山形 山形城 最上氏

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最上義光が一代でつくったといっても過言でない山形城。

伊達政宗、直江兼続、豊臣秀次、徳川家康といった知将や権利者と渡り合えた義光がいなければ、今の山形の基盤はなかったかもしれませんね。

いつか大河ドラマの主人公にしてもいいくらいの波乱の人生を送った人物の居城です。

5日目 福島 二本松城

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畠山、伊達、上杉、蒲生、丹羽と主人を変えた二本松城は、戊辰戦争の二本松少年隊でも有名です。

古来からの交通の要所をおさえる城には様々な物語があります。

5日目 宮城 多賀城

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1300年前から東北当地の要となった城。300年ほど歴史にのこる東北の拠点です。

松尾芭蕉が感動したのもわかります。
今は、ほとんどが農地になっていますが、一時間かけてぐるっと周り、当時の様子を想像してみました。

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今回のコンセプトは、政治を離れてあくまで趣味で、日本100名城をまわることでした。

もちろん、100名城以外にも城、神社、寺、世界遺産、博物館などをまわりました。

関西にいる私からすると東北は遠く、馴染みの薄い場所でしたが、

その気になれば5日でそこそこまわれます。歴史やロマンはもう無限にありますし、食べ物も最高!

青森では、八戸の藤川議員。
秋田では、中泉参議。
岩手では、盛岡の金沢議長。
山形では、酒田の佐藤前議員。
福島では、本宮の菅野議員。

皆さんに、いろいろご紹介頂きました。
突然の連絡に親切な対応、皆さんありがとうございました。

震災後 、東北には何度も来ていましたが、こうしてプライベートでまわるのは20歳以来でした。

じっくりまわるとその地域の光と影を観ることができます。

今回は書きませんでしたが、
やはり震災の影響も感じます。

いつも東北の方に言われたのは、一番の応援は、東北に来てお金を使ってもらうことだ、っていうこと。

今回は、がっつり使いましたよ!

今回の私の一連のブログをみて頂き、東北行きたいなと思って頂いた方は、是非東北へいって下さい。

私は城を切り口にしましたが、他にもいろんな切り口があると思います。

一週間もあれば、全県まわれますから。実証済みf^_^;

私はまた、100名城以外の城をピックアップして、周りたいと思います。

また、明日からは政治ネタに戻ります。

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城巡りのススメ その3

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今日は9世紀に坂上田村麻呂らが築いた志波城と胆沢城をまわり、

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12世紀まで奥州藤原氏が栄えた平泉に行ってきました。

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共通して言えるのは『兵どもが夢のあと』ということですね。

9世紀の城はほとんど農地になっていて、今発掘が進められています。

何もない田畑の中にポツンと石碑などが残されているのをみて、1200年前にこの地が栄え、人間ドラマがあったことに思いを馳せます。

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また平泉などは、京都に勝るとも劣らない仏教芸術。どれほどの財力があったのかと想像しますし、それも一度戦いに敗れたらやはり庇護があっても駄目なんですね。

今は東京が栄えていますが、東京も400年前には湿原や野原。

この先どうなるかはわかりません。栄枯盛衰なんです。

2600年の重みは半端ないですね。

今日感じたのは、
1200年前と800年前の物語です。

本やネットで読んでいても、やはり現地にいかねばイメージは広がりません。

逆に一度訪れておけば、本などを読む度に画像が頭に浮かびます。

百聞は一見に如かず。

吉田松陰も坂本龍馬も日本中をまわっていましたね^_^

20歳の時もバイクで日本を一周しましたが、あの時はまだまだ知識がなかった。

今は今の知識でものを見るので見え方が全然違います。頭に入るものも。

また何年後かに、もっとゆっくり東北も周り、もっとじっくりいろいろ学びたいですね。

日本は城だらけの国。
それぞれの城にロマンがあります。

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城巡りのススメ その2

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今日も城を巡りました。

まず最初は、久保田城。

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関ヶ原の戦いで石田三成に義理だてし、兵を出さなかった佐竹氏が茨城から転封されて開いた平城です。

私も勘違いしていましたが、天守閣はなかったんですね。
つまり、戦う備えではなかったわけです。

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佐竹氏が清和源氏の流れとは知っていましたが、家系図をみると武田信玄の武田家と近く、佐竹氏が本家筋になることは初めてしりました。

また、佐竹の家は戊辰戦争で最後は新政府方についたので、このへんは盛岡などと温度差がありました。

次の城は、角館にある古城山城。

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ここは佐竹氏がやって来るまで数百年戸沢氏の居城でした。

城下の町は佐竹氏一色になってますが、転封された戸沢氏や当時の領民の気持ちを想像しました。

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今の選挙区替えとはレベルが違います。政治家は昔の方が大変だったのかもf^_^;

三つ目のお城は、
今回4つ目の100名城の一つ南部氏の盛岡城。

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昨日ブログに書きましたが、
南部氏のルーツは14世紀に山梨からきたことから始まります。

最初は青森の三戸からスタート。
それが下北半島から遠野まで領地としたわけですから凄い手腕です。

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しかし、驚くことに盛岡藩の当初の石高はたった10万石。

加賀が100万石ですから、領地の割に少な過ぎます。
これかなり領民に還元していたのでは?なんて想像してしまいます。

その盛岡城は、本当に100名城?というくらい何もありません。

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お隣のもりおか歴史文化館はかなり立派ですから、もう少し城の整備をしては?と感じます。

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そのあたりを4年ぶりにお会いした盛岡市議会議長の金沢陽介氏に聞いてみました。

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すると、、、

盛岡は戊辰戦争で負けてから、かなり自分たちの主張を抑えてきた。
城の整備にもそれが、表れているのでは。

といった意見でした。

確かにそれはあるかもしれません。

しかし、今の時代にもう戊辰戦争を引きずることはありません。
盛岡は盛岡の正義を堂々と語るべきだと私は思います。

今日改めて気づきましたが、
金沢議長がおっしゃる『盛岡の配慮』は、
大東亜戦争で負けた『日本の配慮』に繋がるように感じます。

負けたんだから、、

というのは理解できますが、
いつまでも歴史の裏に押し込めらていると、次の世代がちゃんと育ちませんん。

もっと自分たちの地域や国の歴史や誇りはしっかり語り継ぐべきです。

外に押し付ける必要はありませんが、内うちではしっかり次の世代に伝えるべきです。

地域に歴史やドラマのたくさんある地は、羨ましいf^_^;

南部氏の歴史をドラマにしたら面白いでしょうね。

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城巡りのススメ

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一昨日からお休みをとり、

東北のお城を回っています。

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1591年。
秀吉の小田原攻めの翌年に東北で反乱を起こし、歴史に出てこない九戸政実の九戸城。

アテルイや奥州藤原氏、戊辰戦争などどうも東北の歴史は、中央の歴史にかき消される感じがしますね。

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南部氏の居城の三戸城。

14世紀以来東北で生き抜いた南部氏の歴史を学びました。

近くには、キリストの墓がある新郷村もあります。

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八戸にも、根城南部氏の根城があります。

この城をつくった南部師行は、南北朝の争乱で1338年、大阪の堺で戦死しています。

700年前のこの移動距離。
我々の動きなど軽いものですね。

当時の侍の生き様には感じるところ大。

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弘前城は関ヶ原の戦い後に、津軽氏が建築した城です。

これ以降の城にはあまりロマンを感じません。

関係あるのは、戊辰戦争くらいですかね。

皆さんも日本全国の城や城跡をめぐり、日本の歴史やその時代を生きた人の思いを見つめてみるというのはいかがでしょうか?

教科書で学ぶシンプルな歴史ではなく、血の通う歴史になりますよ。

2600年の歴史はすごい。

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龍馬プロジェクト 靖国参拝と研修

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昨日で龍馬プロジェクトの総会を終えて、今日は研修でした。

朝一番、大村益次郎像で集合して、靖国神社の昇殿参拝。

4月28日は毎年参拝します。
なぜならこの日は、サンフランシスコ講和条約で日本が主権を回復した日だからです。

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靖国神社の松本さんから、たくさんお土産を頂きました。
ありがとうございました。

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参拝の後は、会議室で龍馬プロジェクトの活動方針説明。

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たくさんの人と考えを共有するのは本当に難しいです。

お昼には靖国神社を後にして、
千葉県流山市の視察に伺いました。

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松野議員、加藤議員に議会改革やICTの実践について生のお話をお聞きしました。

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また、井崎義治市長にも面談頂き、市のマーケティングのお話をお聞きしました。

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さらに、職員の方からもマーケティングと送迎保育ステーションのお話をお聞きしました。

流山市はターゲットを決めたマーケティングで、毎年2000人、人口が増えています。

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しかも若い世代。

人を集めるコンセプトやキャッチコピーをブラさない姿勢。
大変参考になりました。

さらに、駅前の送迎保育ステーションの視察もさせて頂きました。

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流山市は人気の視察先で、なかなか視察もさせて頂けないと聞いています。いろんな方々のご協力で視察が実現したことに感謝します。

さあ、総会で一区切りつきましたが、ホッとはしていられません。

来年は統一選があります。
龍馬プロジェクトメンバーには全員当選してもらわねばなりません。

第五期も責任持って頑張ります。

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