日々いろいろな方のブログを拝読し、勉強させていただいている。
中でも私の主張に近く、
的を射て調べておられるのがこのサイト。
我が国のかたち
特に今回の「マスコミ減税が死亡確定の模様」は良かった。
新聞もテレビも営利企業であることを忘れてはならない。
その裏側にあるものもしっかりと理解したうえでの読解が必要である。
メディアが一斉に取り上げるものには必ず裏がある、と私は考えている。
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先日、橋下市長と松井知事を訴える人がいるという記事を書きました。
その方はもと吹田の職員さんです。
立場は違うと思いますが、この考察はなかなか的を射ている部分があるので、
記載しておきます。
西谷文和氏 tweet
橋下と松井に対して訴訟をすることが正式に決定した。それで今日はなぜ訴訟をするに至ったか、について、個人的な思いを書いてみる。
2012年1月7日 1:45:15
私は橋下徹という人物そのものには、ほとんど何の恐怖も感じない。怖いと思うのは、なぜ大阪府民がこの「しょーもない」人物を、あれほど支持したのか、ということだ。
2012年1月7日 1:46:39
おそらく、橋下的なもの、が求められている時代になった。それは何故か?を考えなければいけない。
彼はよく「敵を作って、それを叩く劇場型」と言われる。でもその指摘は「一部正しいが、全部ではない」と思う。彼は「敵を作って叩いている内に、本当に、その敵を憎くなってしまう
2012年1月7日 1:49:33
コントロールができない人なのだ。
だから彼の行動に裏があるのでは?と思う人がいるが、彼は「素でやっている」のだと思う。
例えば児童文学館。彼は児童文学館をつぶすために、全精力をそそいだ。周囲は「何であれほど、廃館にしたいのか?」といぶかしがった。
でも彼は「あの時点で
2012年1月7日 1:52:30
児童文学館と、学芸員が憎かった」のだ。ただそれだけ。単純な話。しかし周囲は、そうは思わない。何か背景にあるのでは?と考える。しかしそうではない。だから恐ろしい。背後に何か意図があれば、それが透けて見えることがある。彼は「素」でそれが行える。
WTCでもそうだ。
2012年1月7日 1:54:37
今日、弁護士から「何で彼はそんなにこだわって庁舎をWTCに移したかったのでしょうか?」と尋ねられた。わからない。ただ橋下のやっていることを総合的に判断すると、ただ、府議会議員の中で「WTCへの庁舎移転に反対するヤツら」に対して、「白か黒か」をつけたかった、のであろう。
2012年1月7日 1:56:55
つまり、彼は「勝つか負けるか」で、勝負してきた。彼に抵抗する人々は全て敵、なのだ。児童文学館も、教育基本条例も、WTCも、話し合いには一切応じない。イヤなら選挙で勝負しましょう。勝てば民意でしょう?
2012年1月7日 1:59:20
ところが、自分より強い人々(例えば石原)などにはコビを売る。スネ夫のように。石原に対しては絶対に「勝負しましょう」とは言わない。それは経験的に分かっている。おそらく関西財界とも決死の勝負はしない。ただ「囲われた安全範囲の中だけ」で勝負する。
メディアは、彼にとって、「安全な池」
2012年1月7日 2:01:57
池の中で泳ぎながら、強さを誇示する。外洋では泳げない。そんなスネ夫が橋下であるが、有権者の視野も狭くて、「池の中でバタフライする橋下」に拍手を送る。彼は決して外洋には出れないのに。
2012年1月7日 2:04:11
おそらく彼は今「怖くて仕方がない」のだと思う。次から次へと目立つことをしなければ飽きられてしまう。「飽きられるのが怖い」のだ、だから次々と敵を作る。今は大阪市役所の労組だ。おそらく大阪市役所の労組は根性なしなので、すぐに(すでに)撃沈する。撃沈したら、次の標的を探さないといけない
2012年1月7日 2:13:00
市役所と労組を撃沈すれば、生活保護者かもしれない。生活保護者の次は…。おそらく標的にするタマがなくなる。その時に、彼は国政に出るか、タイミングが悪ければ、大阪市役所の何かを的にして、アドバルーンを揚げるだろう。つまり「自転車操業」。結局は彼自身の野望のために、周囲の関係者が疲弊
2012年1月7日 2:16:48
問題は有権者の方にある、こんな彼の手法に、もっと早く気づかねばならない。もちろん既成政党には愛想が尽きているだろう、しかし彼のような人物に行政を任せれば、彼が去った後ぺんぺん草も生えないほどに共同体は破壊される。教育もそうだ。これを元に戻すだけで数年はかかる
2012年1月7日 2:19:35
だからここで止めないといけない。裁判を始めたのもそのためだ。まだまだ彼の催眠術にかかっている人は多い。でも覚めてみれば、怨嗟の声がわき上がる。間違いなく、彼は大阪府民の生活を踏み台にして、国政に駆け上がろうとしている。ナチスも「一度ヒットラーにまかせてみてもいいのでは」
2012年1月7日 2:21:51
ドイツ国民がそう思った。背景には第一次世界大戦の過重な賠償があった。しかしまかせてみたら、権力を持たれて、取り戻せないのだ。
彼はよく「これは権力闘争ですから」という。まかせてみたら、とことんまでいく。戻らないのだ。だから今止めないといけない。
2012年1月7日 2:23:22
最後に、有権者が「おまかせ主義」なのが一番の問題。アラブの春も、オキュパイ運動も外国では、自分が立ち上がる。日本では「誰かリーダーシップがある人」にまかせる。これが橋下をつけあがらせている。「この国を変えるのは俺だ」と。違う、一人ひとりの国民が変えなければならない。
2012年1月7日 2:28:56
自民党から共産党まで「私にまかせて」「入れて」とお願いしてきた。違う。「お前が考えろ!」と突き放すべきだった。だから既成政党に魅力を感じない。労働組合もそう。自分たちだけ、非正規労働者を守ってこなかったツケが出てきて、そこを橋下につかれている。
2012年1月7日 2:32:07
おそらく自民党から共産党、労組幹部は猛省しなければならない。しかし彼らは団塊の世代で、すでに退職しているか、現役を退いている。でも年金生活者になっても、地域で底上げ運動はできるはず。地域に帰れば何もしないのはダメ。団塊の世代のみなさん、あなたにも責任あるのです。
2012年1月7日 2:35:55
webから
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後段の
戦後に皇族の身分から離れた旧皇族の復帰案もあることを指摘。
「今の議論は女性宮家を創設するかしないか(のみ)になっているような気がして、そこには違和感がある」
に強く賛同します。
なぜ、今女性宮家だけが議論されているのか。
皇室の存在価値を国民に知らせないまま、なぜ先走って議論されるのか。
皇室とは何か、という本質的な議論がない。
女性宮家問題:政府、検討手順公表 識者意見を毎月聴取へ
政府は6日、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設など皇室典範改正問題について、今後の検討手順を公表した。担当の内閣官房参与には、皇室制度に詳しい園部逸夫・元最高裁判事(82)を起用。2月から有識者らへのヒアリングを始めるほか、国民からも意見を募る。
ヒアリングは内閣官房の皇室典範改正準備室が中心となり、月1~2回実施する。皇室制度や憲法、宗教、歴史、文化など各分野の専門家のほか、財界や労働組合関係者らが対象。結果を踏まえ、内閣官房が典範改正の素案を取りまとめ、与野党や国民の意見を募った上で正式決定する。
小泉政権の「皇室典範に関する有識者会議」は05年秋、女性・女系天皇容認と女性宮家創設を柱とする報告書を策定。園部氏はこの会議の座長代理を務めた。藤村修官房長官は6日の記者会見で、有識者会議を今回は設置せず、当時の報告書をベースに検討する考えを示唆した。一方で「皇位継承問題とは切り離す」と述べ、テーマを事実上、女性宮家問題に限定。政治的な摩擦を最小限にとどめる姿勢を鮮明にした。
政府高官は園部氏について「女性宮家と女系・女性天皇の議論は分けるべきだという見解の方だ」と説明し、今回の検討が女系天皇容認にはつながらないとの認識を示した。園部氏や準備室は主に、女性宮家になれる皇族の範囲を議論するほか、天皇陛下らの公務負担の軽減を図るため、女性宮家の夫に皇族の身分を与えることなども論点とする見通し。
ただ、民主・自民両党内には、男系天皇を維持すべきだとの意見が根強く、「女性宮家の子孫が将来、女系天皇になる可能性が残る」との反発が予想される。素案の取りまとめについて藤村氏は会見で「相当時間をかけてやっていく。後ろ(期限)を切ることではない」と慎重な口ぶりに終始した。【松尾良】
毎日新聞 2012年1月6日 22時26分
寛仁親王家長女・彬子さま:「女性宮家」早い決着を
2012年1月7日 2時30分 毎日
インタビューに答える彬子さま=大西岳彦撮影
政府が検討作業に入った「女性宮家問題」などに関し、寛仁親王家の長女彬子(あきこ)女王殿下(30)が毎日新聞の単独インタビューに応じ、「お国の決定に任せるしかないが、決めるのであれば早く決めていただきたい」などと思いを語った。彬子さまは未婚の女性皇族8人のうち最年長で、皇族がこの問題について考えを示したのは初めて。
彬子さまは、日本美術史を専攻し、英国オックスフォード大で女性皇族としては初めて博士号を取得。現在、立命館大衣笠総合研究機構でポストドクトラルフェロー(博士研究員)を務めている。
皇室典範は、女性皇族は皇族以外と結婚した場合、皇族の身分を離れると規定しており、このままでは皇族が極端に減ってしまうため、野田政権は年明けと共に、結婚後も皇族にとどまる女性宮家制度の本格的な検討を始めた。
彬子さまはインタビューで、国(政府・国会)に任せるしかないと政治的発言に関し控える姿勢を示しつつ、戦後に皇族の身分から離れた旧皇族の復帰案もあることを指摘。「今の議論は女性宮家を創設するかしないか(のみ)になっているような気がして、そこには違和感がある」と戸惑いを語った。
また、結婚して民間人になるという前提で教育されてきたことを挙げ、「その前提が大きく変わるかもしれないというので、私自身落ち着かない状態です」と心境を吐露した。そして、結婚適齢期の女性皇族が増えることに関し「お相手の方の将来にも関わってくる問題です」として女性宮家問題の早期決着を望んだ。
一方、皇室の将来については「国民のみなさまが皇室をどのように見ておられるか」「国民のみなさまが残したいと思われているか」にかかっているとし、自身が結婚後も皇族にとどまることについては「結婚後も公務をすることに抵抗はありません」と語った。【大久保和夫、川崎桂吾】
◇解説 将来設計を左右 十分な考慮を
政府が改正を検討する皇室典範は、対象を広く一般化した他の法律とは違い、天皇陛下と皇族の23人の立場などを規定したものだ。
女性宮家制度は、独身女性皇族の今後の生き方や将来設計を直接左右する。典範の改正時期によっては「姉が一般人なのに妹は結婚しても皇族」という差が出る恐れもある。宮家を作る女性皇族の範囲をどうするかという問題もある。
皇族は選挙権もなく、政治的言動は控えており、彬子さまも質問ごとに熟慮しながら、国の決定に任せるしかないと自らの立場を強調した。制度上は「意向の確認・反映」が必要事項ではないとしても、典範改正に際しては「若い女性たちの人生を変える」という事実を踏まえた十分な考慮が必要だ。
一方で、国民の理解も欠かせない。2月からの有識者ヒアリングについては、国民に皇室の課題について理解を深めてもらうためにもオープンにして判断の素材を提供すべきだろう。【大久保和夫】
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何度もお話を聞いている京大の藤井聡教授も、連鎖的な震災の危険性を指摘しておられた。
私は地域自立型道州制の推進を訴えていますが、この本意は首都機能の分散と地方の再生です。
(地方に権限は移しつつも、中央集権は部分的に強化しなければならないと考えています。)
関東に大きな震災が来たら日本の様々な機能はストップします。
関西に副首都を作るだけでも不十分です。機能と人材の分散が必要と考えます。
消費税の増税やTPPよりこちらが先ではないですか??
数年以内に関東に大きい地震が来たら、増税や貿易で入る収入の何十倍も損害が出るんですよ。
しかも人の命は取り返せないし。
本当に危機感がない。政治家も国民も自分の半径5メートルしか考えないからでしょう。
発信力のある人に、
今、そこにある危機を国民に訴えてほしいです!
“巨大地震”神奈川に危険な予兆…最大で“震度7”も
2012.01.04 ZAKZAK
元日の午後からやや強い地震に見舞われるなど、年が明けても列島の地下は不気味に動いている。前回の東日本大震災といわれる大地震が発生した9世紀は全国各地で強い地震が相次いだため、一連の活動はしばらく続きそうだ。そんななか、「3・11」後、発生リスクが急上昇したとみられる「ある断層」に専門家が注目している。場所は神奈川県で、過去にも最大震度7で首都圏に壊滅的な被害をもたらしただけに警戒心を強めているのだ。
のどかな寝正月に水を差された。1日午後2時28分ごろ伊豆諸島の鳥島近海を震源とする地震では、東京23区や宮城県岩沼市など東北から関東地方にかけての広い範囲で震度4を観測。規模はマグニチュード(M)7・0と大きかったが、370キロ(推定)という震源の深さに救われ、大きな被害はなかった。
いったい、日本列島周辺ではいつまで活発な動きが続くのか。1000年に一度といわれる東日本大震災は、“前回”の発生後にも大地震が相次いでいたそうだ。『地震の日本史』(中公新書)の著書がある地震考古学の第一人者、寒川旭氏は「869年、東北地方を中心に大津波をともなう巨大な貞観(じょうかん)地震が発生した。880年には中国地方で出雲地震、887年には津波で大被害を出した南海地震があった。現在は大地震が相次いだ9世紀と似ているのかもしれない」と指摘した。
なかでも寒川氏が注目するのが、貞観地震の約9年後に関東南部で発生した大地震だ。菅原道真らが編纂(へんさん)した『日本三代実録』にはこの地震の被害が記されている。現在の神奈川県や東京都にあたる相模国、武蔵国ではすべての建物が壊れ、地面は落ち込み、道路は不通、多数の圧死者が出たという。地震の規模はM7・4、最大震度7と推定される。寒川氏は「神奈川県伊勢原市を南北に走る伊勢原断層か、相模トラフ(海底盆地)周辺で発生したとの説がある」と解説する。
特に警戒すべきは直下型地震を起こす伊勢原断層だ=図。伊勢原断層は、相模原市の西部から厚木市、伊勢原市などを経て、平塚市北部に至る活断層。長さ約21キロで、ほぼ南北方向に延びている。政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は、伊勢原断層がM7・0の地震を起こした場合の予測を立てている。これによると、震源に最も近い伊勢原市、厚木市で震度7。相模原市、平塚市の一部で震度6強の激しい揺れ、横浜市や都心部など首都圏の広い範囲で震度5強-5弱の強い揺れに見舞われる。
神奈川県では伊勢原断層について、「次の活動まで千数百年以上の時間がある」と評価。地域防災計画に伊勢原断層での地震をもとにした被害想定は盛り込んでいない。
ただ、似たタイプとして県西部で発生するM7・5は想定している。人的被害は死者1500人、重傷者9770人。全壊の建物11万7600棟で、経済的な被害は約14・1兆円に達する。伊勢原断層の周辺には相模原市(71万人)、平塚市(26万人)、厚木市(22万人)と人口の多い自治体が分布するだけに、被害は県の想定より大きくなるとみられる。
「伊勢原断層を震源とする地震が必ず起きるかどうかは分からない。ただ、東日本大震災の影響を受け、首都圏直下のどこかで大きな地震が発生する危険性は高まっている」と寒川氏。9世紀の大震災では発生10年以内に神奈川直下の大地震が起こったが、今回はどうなるのか。
■さんがわ・あきら 独立行政法人「産業技術総合研究所」招聘研究員。1947年、香川県生まれ。地震考古学の第一人者として知られる。東北大大学院修了。理学博士。京都大防災研究所客員教授などを歴任した。『地震の日本史 増補版』(中公新書)、『秀吉を襲った大地震』(平凡社新書)など著書多数。