日々の活動やニュースに対する考え、視察の報告などをブログにまとめています。

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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

ブログの記事一覧

中国に国際社会の批判

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国際社会を見方につけて物事をうまく進めて頂きたい。

まとまった記事をご紹介します。

中国の防空識別圏に国際社会から批判続出「中国の行動は愚かだ」

2013.12.03

 中国が、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したことに国際社会から批判が噴出した。日米安保条約で尖閣を防衛義務の対象としている米国は、B52爆撃機を飛行させるなど、中国との対立も辞さない姿勢を表明。英国などからも「愚かな行動」との声が上がる中、中国の防空圏に同国と管轄権を争う海中岩礁、離於島(イオド)(中国名・蘇岩礁)が含まれた韓国も危機感を強めている。

                   ◇

 □ニューヨーク・タイムズ(米国)

 ■米国は立ち上がる必要

 米紙ニューヨーク・タイムズは11月25日付の社説で、中国による防空識別圏の設定について、米国は空や海での航行の自由を守るために日本などを支援する必要性があるとした。ただし尖閣諸島周辺での不測の事態を避けるためには、日本に大胆な行動をとらせないようにすることが重要だとの考えも示している。

 社説は冒頭で、中国の防空圏の設定は、領土争いの平和的な解決を主張する姿勢と食い違っていると主張。「極めて挑発的で、緊張を高め、日本との直接的な衝突の可能性を高めた」と批判した。

 また中国は尖閣諸島周辺に公船や航空機を送り込むなどして「不安定化を作り出した」と強調。防空圏設定は日本による施政に対するさらなる挑戦だとし、米国による中国の習近平政権との関係強化を目指す取り組みを大きく複雑化させると論じた。

 また中国の一方的な行動を踏まえ、「米国は日本や他のアジア諸国のために立ち上がる必要がある」とした。

 社説は中国が将来的な防空圏の拡大の可能性に含みをもたせていることを踏まえ、「現段階では中国の行動が最も気がかりだ」と牽制(けんせい)。中国が日本などの航空機に軍事的な対応をとる意思があるかどうかは不明だとしつつ、不測の事態の可能性が高まっているとしている。

 さらにバイデン副大統領の中国などへの訪問にふれ、米国との間で「新型の大国関係」を目指すとした習近平政権の意図に「新たな疑問が出ている」と、改めて米中関係への影響に懸念を示した。

 ただし社説はこれまでの経緯について、「極めて国家主義的な」安倍晋三政権がしばしば混乱を作る要因となってきたとも指摘する。さらに安倍首相の外交方針について「中国に対する過激な言葉や攻撃的な態度に偏っている」との見方も示し、オバマ政権は安倍政権に中国との緊張を高める「愚かなリスク」をとらせないようにしながら、日本の国益を守る道を探らねばならないとしている。(ワシントン 小雲規生)

□フィナンシャル・タイムズ(英国)
 ■中国の無責任なゲーム
 英紙フィナンシャル・タイムズは「危険なゲーム」と題する11月26日付の社説で、中国の防空識別圏設定により、「偶発、故意による(日中)衝突の可能性が高まっている」と懸念を表明、日本への圧力を強める中国に挑発行為をやめるよう求めた。

 社説はまず、尖閣諸島をめぐる論争が19世紀末にさかのぼり、「戦争で日本に盗まれた」とする中国側に対し、日本側は、無人島であることを確認し、1895年に合法的に日本領に組み込んだとしていることを紹介。中国は「古代から自国の固有領土」と譲らず、「領土問題が存在する」ことを日本に認めさせたがっているが、日本はこれを受け入れていないと解説した。

 そのうえで、「尖閣諸島は100年以上にわたり日本の実効支配下にある。中国は威嚇行為でその現状を打破しようとしている」として、「中国の行動は愚かだ」と切り捨てた。

 さらに、中国の狙いが「潜水艦の重要航路に位置する尖閣諸島を支配下に置いて、その行動範囲を広げるという海軍の野心実現と、(日本への)歴史的報復にある」と指摘。だが、「尖閣諸島は日米安全保障条約で米国の防衛義務の対象となるため、事態がエスカレートすれば危険は倍増する」と警告した。

 今後については、「中国政府が国際法に照らしても自らの主張は正しいと確信できるのなら、国際仲裁機関への提訴を目指すべきだ」と提案。一方で「日中両国は問題の解決を将来の世代の知恵に任せて棚上げし、以前の状態に戻すよう努めて漁業権や石油探査権など天然資源の共同管理を目指すべきだ」との見解も披露した。

 社説は中国には別の狙いもあるのではないかとの疑念も示す。中国が、日米同盟に亀裂を生じさせる手段として尖閣諸島をとらえているのなら、「それは無責任なゲームだ」と断じた。(ロンドン 内藤泰朗)

□朝鮮日報、中央日報(韓国)

 ■2大国間でジレンマ

 11月29日付の朝鮮日報は、「苦悶(くもん)深まる安保問題」とする分析記事で、中国の防空識別圏設定を受け、韓国が「安保同盟関係にある米国と最大の貿易市場である中国という2大国間でジレンマに陥っている」との見方を提示。防空圏をめぐって激しく対立する米中が、いずれ韓国に対し「(米中の)どちら側につくのか選択を迫る要求も高まるかもしれない」との危惧を示した。

 中韓間では、東シナ海の排他的経済水域(EEZ)をめぐる海洋境界線が未画定だ。韓国は離於島の近くに将来の資源開発をにらんだ海洋研究基地を置いているだけに、韓国側にとっては今回の中国の行為はナショナリズムを刺激する挑発行為と映り、メディアも「関係国と事前協議なく一方的に識別圏を宣言したのは中国の明白な誤りだ」(29日付、中央日報社説)として強く非難している。

 しかし、韓国にとっての最大の懸念は、不測の事態が起き、韓国が米中間の軍事衝突などに巻き込まれることだ。

 中央日報社説もこの点について、離於島管轄権では断固とした立場を維持しつつも「偶発的事故の発生と判断のミスによって衝突する可能性は最大限に避けなければならない」と、朴槿恵(パククネ)政権に慎重な対応を促している。

 防空圏設定は、重大な安全保障危機との考えが支配的となる中で、危機に共同対処する立場にあり、米国の同盟国である日本に背を向け続ける朴政権の外交政策への風当たりも強くなってきた。

 28日付の中央日報社説はこの点について「朴政権の対応には失望を受ける」と手厳しい。ただ、朴政権が対日接近に転じる可能性は未知数だ。(ソウル 加藤達也)

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77年会 堀氏の講話

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今日は龍馬プロジェクトメンバーと来年の活動計画をたて、

会社の相談役にいろいろアドバイスを受け、

カズヤくんとCGSの打ち合わせをしたのち、

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原宿のレストランIにて、77年会。

この会は1977年生まれのメンバーが集まる異業種交流会。

毎回ゲストが素晴らしいんですが、

今日のゲストはグロービスの堀義人氏。

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お話は何度も聞いていますが、

今日の話は我々世代へのアドバイスが入っていてすごくよかったです。

この人数で聞けるのは贅沢ですね。

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堀氏の政治家との付き合い方の話などは、全ての経営者に聞いてもらいたいf^_^;)

『政治家はうまく使わなあかん』

なんて平気でいう経営者がたまにいますが、

聞くたびに『あんたに使われるくらいなら政治家やめるわ』と思って聞いています。

上手く働かせて頂きたいものです。

今日の話の内容は、また堀氏の著書や今彼が制作配信放送中のBS番組を見て頂きたいと思います。

新しい世論をつくるという姿勢に大変共感します。

いろいろな方の指導を頂き、学ぶ毎日です。

今日も会の主催者に感謝。

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中国の防空識別圏、日本を後押しする東南アジア

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日本の怯まない態度が大切です。

今後も安倍総理のアジアへの外遊がきいてくると思います。

あとは、中国を圧倒する日本製の戦闘機がほしいところf^_^;)

中国の防空識別圏、日本を後押しする東南アジア

2013/11/29 7:00
(2013年11月28日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 筆者はてっきり、それは遺憾な行為だと外相が答えると思っていた。

再軍備は中国を激しく刺激するだけでなく、北京やソウルと同様、マニラでも、レイプや市民の虐殺がよく起きた日本のフィリピン侵略の記憶が生々しいからだ。

■「再軍備を大いに歓迎する」

 ところが、そんなことは全くないと外相は言った。「我々は再軍備を大いに歓迎する。我々は地域で均衡を保つ要因を探しており、日本は重要な均衡要因になり得る」

 今週、中国と日本が東シナ海に浮かぶ島々を巡り危険なにらみ合いを繰り広げるなかで、インドネシア外相が同意を示す、この発言が筆者の頭をよぎった。中国は先週末、日本で尖閣諸島、中国で釣魚島として知られる島々を含む防空識別圏(ADIZ)の設定を発表し、多くの人を驚かせた。こうした防空識別圏の設定は珍しいことではない。日本と米国も含め、多くの国が設定している。

 だが、中国の動きは挑発的だ。中国の防空圏は日本のそれと重なっているからだ。今後、この空域に入る航空機は中国政府当局に通告しなければならず、さもなければ詳細不明の「防御的緊急措置」に直面すると中国政府はいう。

 安倍首相はこの動きを非難し、中国の防空圏設定には正当性がないと述べた。米国政府も強く抗議し、米国の不満を強調するために中国政府に事前通告せずにB52爆撃機2機を送り込み、防空圏内を飛行させた。日本の大手民間航空会社2社は当初、中国の要請に従ったが、日本政府からの圧力を受け、27日から再び、中国当局に通告せずに防空圏内の飛行を開始した。

 中国の狙いは、地上の現実(この場合は空の現実か)を変えることのようだ。中国が新たに設定した防空圏は、昔から続く、日本による尖閣諸島の実効支配に挑戦するものだ。日本はこれらの島々を1895年に領土に組み込んだが、中国はそれが違法だとしている。

短期的には、中国政府は島しょの主権が係争中だということを日本に認めさせたい(日本は領土問題があると認めるのを拒んでいる)。より長期的には、中国は日本と米国の間にくさびを打ち込もうとするかもしれない。米国政府は島々の主権については立場を取らないが、尖閣諸島は日米安保条約の適用対象だと述べる。これは、尖閣諸島が攻撃された場合、米国が日本の救助に出動することを意味する。

 だが、米国政府が本当に、いくつかの不毛の岩礁を守るために米国人の命を危険にさらすかどうか疑うのは中国だけではないはずだ。

■米のピボットを望むアジア諸国

 表面的には、中国にとって売りがいのあるケンカだ。日本に対する圧力を強め、地域的な野心を宣伝する方法として、まさに同じことをするよう中国に助言する人もいるだろう。結局、日本は地域で好かれておらず、日本の戦時中の残虐行為の多くについてへ理屈をこねる修正主義者と見なされている安倍首相の下では特にそうだと言うこともできるかもしれない。

 米国政府は、日本と韓国がうまく付き合うことを切に望んでいる。ところが両国はほとんど口も利かない仲だ。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、安倍首相が日本の歴史について「より誠実」な態度を示すようになるまで会談を拒んでいる。そして盛大な中国訪問を行った。
 しかし、その他のアジア諸国は、日本の帝国陸軍に苦しめられた国でさえ、同じ恨みを抱いていない。領有権の主張について中国が強引さを増すなか、フィリピン、ベトナム、インドを含む多くのアジア諸国は、台頭する中国への警戒心を強めている。これらの国は米国に働きかけ、アジアに戻る「ピボット」を促した。

 さらに、多くの国は外交的にも、自国経済に対する重要な(場合によっては最も重要な)投資家である日本に近づいた。安倍首相は前例のない微笑攻勢で、就任1年目に東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国すべてを訪問した。

 日本企業は政府の支援を受け、インドネシア、フィリピン、ミャンマーでの存在感を一気に高めている。最近まで中国の勢力圏にしっかりと入っていたミャンマーは、西側諸国に国を開放し、中国の外交的支配から抜け出した。

■地域的足跡の増大は当然

 中国に対するヘッジは、商業的なものだけではない。フィリピン、ベトナムを含む多くのアジア諸国は米国との軍事協力を拡大している。日本はフィリピン政府に、中国と領有権を争う海域を警備するための巡視船を提供しており、同じことをするためベトナム政府と協議中だ。韓国でさえ、中国の新たな防空識別圏に強く抗議した。

 台風30号「ハイエン(海燕)」がフィリピンを襲った後の数日間では、中国のソフトパワーの欠如が目立った。米国は空母ジョージ・ワシントンを派遣し、日本は1000人の自衛隊員と多額のお金を送り込んだ。たった10万ドルという中国の当初の支援金は、ケチで狭量だと広く非難された。

 中国経済が成長するに従い、常に近隣諸国が気に入るとは限らない形で中国の地域的足跡も大きくなるのは至極当然だと言えるかもしれない。何しろ古くは1823年の「モンロー・ドクトリン」で、米国は中南米に対する欧州諸国の干渉を許さないと宣言したのだ。中国の行動は、安倍首相が日本が自らに課した集団的自衛の禁止を解除したり、いずれ平和憲法を捨てたりすることを容易にするかもしれない。
 安倍首相の国家主義的な心情を好きかどうかにかかわらず、地域の指導者たちの多くは首相がひるまないことを願うだろう。

By David Pilling
(翻訳協力 JBpress)
(c) The Financial Times Limited 2013. All Rights Reserved. The Nikkei Inc. is solely responsible for providing this translated content and The Financial Times Limited does not accept any liability for the accuracy or quality of the translation.

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東海一人キャラバン

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昨日は名古屋を拠点に伊勢や岡崎市を回りました。

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朝は五時おきで念願のお伊勢参り。
11月は出雲大社と二つ回れて、大変有難い。

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天気も最高で紅葉が美しかったです。

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午後は岡崎市で講演。
日本のスイッチを入れるをタイトルに、龍馬プロジェクトやCGSにかける想いを語りました。

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夜は名古屋に戻り、私学の先生方を中心にした会で、もう一つ講演。

教育もテーマでしたから、一時間では語りつくせませんでしたf^_^;)

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最後は懇親会にもよせて頂き、いろんな先生方からお話しを聞きました。

現場をもつ先生方を少し羨ましく感じながら、私は私のやることを再認識できた気がします。

さあ、今日明日は舞台を東京に。

CGSの公開収録など頑張ってきます。

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