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神谷宗幣 (かみやソウヘイ)

龍馬プロジェクト漫画

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龍馬プロジェクト
RYOMA PROJECT
~全国の仲間が集結。「ワンピース」のような政治をしよう!~

龍馬プロジェクト
RYOMA PROJECT
~全国の仲間が集結。「ワンピース」のような政治をしよう!~

もくじ
第1章 すべては危機感から始まる
第2章 志を立て仲間を集める
第3章 想いをかたちにする
第4章 日本のビジョン~国是十則~

1章 すべては危機感から始まる

8月15日

老人「兄さん…今や日本には侍なんかいなくなっちまったよ 相変わらずアメリカさんにペコペコして、今じゃ中国や韓国にも気を遣っちまってなぁ
兄さんが命がけで守ったあの頃の日本は、どこに行っちまったのかねぇ… 龍馬ねぇ…龍馬が今の日本を見たらあきれ果てちまうね… …ん?」

老人「100人の龍馬?…なにをたわけた…

なになに… 神谷 宗幣(かみや そうへい)?」

日本の若者はこのままでいいのか!?

1998年

神谷「うーん」

神谷宗幣(20歳)「今日の講義もつまらなかったなあ。
大学に期待してきたけれど…将来の目標が見つからない

このままでいいのか?」

神谷「ふう…ハリウッドか華やかだなぁ
海外か…日本以外を見に行くのはいいかもしれないな…うん よし!悩むよりこの目で見てこよう!
海外で勉強だ!」

「海外に出て見識を広めたい」最初はそんな軽い気持ちでの留学だった。

神谷「おおー空が広い!」

まずは英語力をつけるためにカナダの学校で語学研修

友人(中国人)「ソウヘイの留学の目的はなんだい?」

神谷「見識を広め人生目標を見つけようと思って。君たちは?」

友人(中国人)「俺は農業技術を学びたくて」

友人(韓国人)「俺は科学技術を学びに来たんだ」

友人(中国人)「中国の貧しい地域で大型の農業を展開しようと思うんだ」

友人(韓国人)「俺は徴兵期間に国の将来を考えて、ものづくりで日本を抜きたいと考えている」

神谷(心の声)「地域や国のため…俺も周りの日本人も、自分のことだけで、そんなこと考えてないよ…」

神谷「やっぱり君たちの周りの人も、国の将来とか考えてるの?」

友人(韓国人)「? 何言ってるんだソウヘイ 当たり前だろ!」

友人(中国人)「国の発展があるから国民に幸せがあるんだろ!」

神谷「…!!」

夢とバイタリティーに溢れる海外の若者との出会いは、神谷にとって大きなショックだった。
今の自分の意識では将来彼等と肩を並べて働けないと強い危機感を抱いた。

神谷「机の上だけの勉強ではわからないことがある。もっとリアルな世界を見てこよう」

そうして神谷は学校を辞め、世界中を旅した
アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ―

帰国後―

神谷「それで― 思ったんだ
俺たちは日本という国に生まれて本当に恵まれている。
そのことに感謝して、俺たち若い世代がしっかり国の将来を考えていかなければいけないって」

友人A,B「… ふーん」

友人A「やっぱ神谷 お前変わってるわ」

友人B「ハハハッ 熱いな~」

友人A「日本は豊かだし平和だし、いいじゃん それで?」

友人B「海外で変な宗教にでも入ったの(笑)」

神谷「変…なんで? 国を思う海外の友人 発展途上国の貧しい子供達 現在でも戦争をしている国の若者 リアルな世界 この温度差はなんだろう

悔しい…!

しかし、学生のままこんなことを言い続けても就職すらできないけれども「気づいたこと」は一生胸から消えないだろう
少なくとも我々世代は意識を変えていかなくては日本が駄目になる。

どうすれば若者の意識が変えられるのだろう??

政治家… そうか!よしっ!政治家になって若者にメッセージを送ろう!」

2章 志を立て仲間を集める

目標はできても人生はそんなにうまくはいかない
弁護士から政治家というルートを想定し勉強を始めた矢先
実家の食品スーパーの経営難を告げられ、父の手伝いでスーパーの店長に。地方経済の疲弊を痛感

同時に故郷の高校での講師の依頼もあり、教育現場の荒廃も目の当たりに。

その後26才の時に実家が倒産。一度は志を失った時期もある。
それでも友人の援助があり、ロースクールに進学させてもらえた。

ロースクール在学中に地方議員の元でインターンをさせてもらい、政治家への偏見がなくなり、地方政治に興味をもつ。

家族とわずかな友人だけでつくったチームで二ヶ月間だけの政治活動と選挙。
29歳。当選ラインギリギリで吹田市議会議員に初当選。

やっとの思いで政治家になったものの

議員「理想だけで政治はできんのよ」

神谷「しかし、信念のない政治では有権者の信は得られません」

議員「フッ 青いな~」

何のバックも持たない無所属の議員1人では、数の論理が大切な議会を動かすことはできず
政治のしがらみや利権を知って、自分の無力さを痛感する

神谷「やっぱり想いだけでは政治はできず、若者の意識を変えるなんて無理なのか…」

そうして政治活動を諦めかけたとき、同僚の石川議員との会派結成をきっかけに周囲の見方が一変することに―

石川勝(40)吹田市議会議員「俺はいいと思うよ!神谷みたいな真っ直ぐなやり方。一緒に仲間を集めていこうか」

2009年 夏 若手議員の勉強会

石川「自民党はこのままでは、民主党に政権を奪われるな」

議員A「でも民主党では日本の舵取りは無理だろう」

議員B「政治は益々混沌として国民の信頼を失う…」

石川「そうなると国民の支持を得ようと竹の子でも生えるように新党が乱立するな
でも志を持たない者同士の集まりでは国民の信頼など得ることはできず
政治は益々混迷を極めるだろうな…」

神谷「…」

議員「あーあ 日本の未来は暗いなっ…」

神谷「何言ってるんですかっ!!できない理由を並べるために俺は政治家になったんじゃない
国会議員が駄目だというなら俺たちが地方から日本を変えるうねりを起こしましょうよ!」

中山義隆(41)石垣市議会議員「そうは言っても我々は地方議員ですよ、地方議員になにができるんです?」

神谷「俺たちは国民に一番近いところにいる政治家です。
だからこそ国会議員にはわからない国民の不安や悩みを知っているでしょう。」

神谷「俺は確信しているんです。
全国には我々と同じ想いの若い政治家がたくさんいるってことを。
党派や地域を越えてそういった仲間を集めましょう。
将来ビジョンや信念を共有する「ワンピース」みたいな政治チームができれば…
若い世代の共感も得てきっと大きなうねりになる…!」

南出賢一(30)泉大津市議会議員「わかりました
そこまで言うなら僕は神谷さんに騙されたつもりでついていきますよ。」

こうした流れを経て、最初はたった5人から龍馬プロジェクトはスタートした!
全国キャラバンで同志を集め、党派を超えたチームをつくり、
希望のもてる日本のビジョンを掲げるために!

龍馬プロジェクト

全国行脚で知恵と仲間を集め、日本のために薩長同盟を結ばせ、
船中八策で日本の未来を示した坂本龍馬にあやかって命名された。

3章 想いをかたちにする

「第一回龍馬プロジェクト 高知キャラバン 2010年1月」

女性A「龍馬プロジェクトって福山雅治?」

女性B「やだー雅治!?お化粧直さなくちゃ」

神谷「私たちは日本人が日本に誇りを持ち若者が希望を持ち、高齢者は安心して暮らせる、そんな世の中を実現したいと立ちあがった地方議員の集団です
神谷「国会では自民、民主とまるでコップの中の争いのような権力闘争を繰り広げ、本当に国民が望む政治が行われていません
神谷「私たちは先人が命を懸けて残してくれたこの国を、次の時代にも世界に誇れる国として残して行きたいのです」

その後キャラバンは北海道から沖縄まで全国で行われた
キャラバン開始から2年がたった頃、回数も50回を越え、メンバーは150人を越えた

「何をやりたいんだ」「そんなことは国会議員の仕事で地方議員の仕事じゃない」など全く理解されないこともあったが、そんな時―

2010年2月 石垣市長選挙 2010年11月 金沢市長選挙 2011年4月 三重県知事選挙

龍馬プロジェクトの立ち上げに関わった中山義隆(42)が先陣を切って現職市長と正面対決。

さまざまな妨害もあったが…

中山「石垣島は日本の防衛の最前線です!」

若い世代の投票を喚起し、見事当選!

金沢市長選挙は六選を目指す現役市長(78)に対し市議四期目の山野之義(48)が挑むという実質一騎打ちの選挙戦
選挙の争点は世代交代による『市政刷新』だった

現職陣営は、ほとんどの市議県議に加え、経済界や各種団体を巻き込んだオール金沢という体制

山野陣営はごく僅かな、それも一期生議員数名と山野本人の後援会の人たちのみといった一見勝負にならない状況だった

誰もが現職勝利を疑っていない中
ナレーター「山野之義を担ぎ支えた金沢の龍馬プロジェクトのメンバーはこの無謀とも思える戦いになぜ挑んだのか

金沢キャラバンから2週間後

小林 誠(33)金沢市議会議員(民主党1期)「高岩さん、龍馬プロジェクトは日本を変えようという活動ですが
金沢も変えなければならないことがあるんじゃないですか?」

高岩「…市長ですね」

川 裕一郎(39)金沢市議会議員(民主党1期)「現職市長は名市長とも言われていますが6期はあまりに長い。78歳と高齢だ」

高岩 勝人(43)金沢市議会議員(自民党1期)「確かに目の前の問題から目を背けて日本を変えようと言っても説得力はないね
とはいっても相手が相手だけに負けたら俺たちにも明日がない
理想や想いだけでは選挙は勝てない」

高岩「みなさん政治生命を賭けれますか?」

金沢市議会議員・不破 大仁(34)自民党1期「神谷会長の想いに共感し龍馬プロジェクトに参加しました
神谷会長が龍馬プロジェクトに賭ける覚悟に比べたら私の覚悟なんて!」

高岩「やるからには勝ちに行きましょう
若者でも時代を変えられる、選挙は参加することでなく勝って理想を現実にすることが重要です!」

神谷も市長選の応援に駆けつけた

神谷「ここ金沢から日本の政治を変えるうねりの一つを起こしてください!」

そして―

激戦を極め僅差で山野之義氏が当選!

平成23年 統一地方選挙での三重県知事選挙
政権交代間もない民主党の勢いがある中で龍馬プロジェクト副会長 鈴木英敬が、当時の民主党 岡田幹事長のお膝元、三重県で挑んだ

鈴木英敬(37)「応援弁士は龍馬プロジェクトメンバーを中心にお願いします」

龍馬メンバーは自身の選挙があるにもかかわらず時間を割き
続々と日本全国から鈴木英敬の当選のため、進んで応援弁士に駆けつけ若い世代に政治を任せてほしいと訴えた!

鈴木英敬当選!全国最年少知事が三重に誕生した。

こうして党派を超えた若い世代の政治家の連携が、選挙を通して形になり、地域を変える原動力になった。
もうこの頃には「龍馬プロジェクトは何がしたいのかわからない」といった声は聞こえなくなっていた。

4章 日本のビジョン~国是十則~

龍馬プロジェクトメンバーは、地方議員としての地元の活動をする合間に、海外研修や憲法や経済政策といった幅広いテーマを学ぶ合宿 研修、また継続的な全国キャラバンを続けた。
その目的は、全国に散らばる仲間が時間を共有する中で、信頼関係や友情を深めることと、仲間と情報を集め、日本の進むべき政治の方向性を国民に提案することであった。
そして200名を越えるメンバーから意見を集め、役員を中心に連日の会議を重ね、プロジェクトに賛同する有識者の協力を経て―
ついに完成したのが龍馬プロジェクト国是十則である

国是十則
一、皇 室 元首である天皇と、祭祀を司る皇室を敬い、世界最古の皇統を守り続ける。
一、憲 法 日本の歴史・伝統・文化を重んじた新しい憲法を制定する。
一、教 育 先人が紡いだ歴史に感謝し、個人の独立自尊の精神を育む国民 教育を行う。
一、国 防 国家戦略府・国防軍・情報局 を創設し、国の主権と国民の生命・財産を守る。
一、資 源 原子力発電の軟着陸と食の安全保障を実現する。
一、政 治 政党を近代化し、憲政の常道を守り、民意を受けた強い政治家を輩出する仕組みをつくる。
一、経 済 国民が仕事と希望を掴める 公益経済の仕組みを確立する。
一、国 土 自然への畏敬の念を持ちつつ、国土を強靭化し、地方を活性化する。
一、安 心 努力したものが報われる公正な社会保障制度を確立する。
一、暮らし 子の誕生を喜び、長寿を楽しめる、感謝と絆でつながる社会をつくる。

2012年4月28日 第3回龍馬プロジェクト全国会総会

神谷「これからの龍馬プロジェクトの役割は大変重要になります
あれもやります、これもやります、の政治はもう終わりにし、我々地方の実態を知る地域議員から、国民に真実を伝えて決断をお願いしなければなりません。
それをやるために我々は信頼できる仲間を集め、想いやビジョンを共有できる「ワンピース」のようなチームを作ってきました。
自分が選挙に通ることを目的にするのではなくチームで夢を語り、国民を巻き込んで日本を変えていきましょう。
希望ある日本を作るために政策の方向性を国是十則で示しました!次は国民を巻き込んで一緒に政策を決め、進めて行きましょう。
あまりのんびりしている時間はないように思います。龍馬プロジェクトの真価はこれから問われるのです!」

老人「兄さん、日本に侍はまだおったよ
日本を今一度せんたくいたし申候
現代の龍馬さん 頼んだよ」

龍馬プロジェクト
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